陶山徹 (すやまとおる)

学芸員【天文学】

■専門分野

天文学、惑星科学、物理学

■どんな仕事をしている？

プラネタリウムの投影・映像番組制作、企画展の企画・実施、天体観察会の実施などをしています。天体写真の撮影や観測をしています。また、江戸時代の天文史に関する調査や光害調査もしています。

■長野市立博物館の魅力やオススメポイントなど

長野市が海だった時代の生き物の化石や川中島の戦いに関する古文書など様々な展示があります。また、プラネタリウムではきれいな星空と映像をご覧いただけます。

■担当した企画展（2012年～）

2022 地域の宝を救え！今も続くレスキュー活動　～陸前高田、そして、長野～
2021 長野の燃える水
2019 石ころものがたり～アンダーグラウンド長野～
2018 太陽系探検ツアー～探査機の見た美しい宇宙～
2017 星を伝え歩いた男　朝野北水～江戸時代の星への興味～
2016 からくり人形大解剖！
2015 ふしぎな松代群発地震～温泉の湧き出しと発光現象
2013 光のヒミツ～暮らしを支える光～

■主な論文など

陶山徹
　「分野を横断した展示～総合博物館のメリットを生かして～」
　『長野市立博物館紀要（人文系）』　23号　，2022

陶山徹，北澤朋美
　「大日方家文書の絵図の紹介～元禄国絵図の作成過程～」
　『長野市立博物館紀要（人文系）』　22号　，2021

陶山徹，
　「天文遊暦家朝野北水の松代藩における講義内容」
　『長野市立博物館紀要（自然系）』　21号　，2020

陶山徹，
　「長野市近隣における夜空の明るさの時間変化と空間分布
　『長野市立博物館紀要（自然系）』　19号　，2018

陶山徹，
　「第60回特別展示星を伝え歩いた男朝野北水～江戸時代の星への興味～」
　『長野市立博物館展示図録』　，2017

陶山徹，
　「信州における天文遊歴家朝野北水の足跡」
　『長野市立博物館紀要（自然系）』　18号　，2017

陶山徹，
　「カルバー望遠鏡について～100年以上前の望遠鏡～」
　『長野市立博物館紀要（自然系）』　17号　，2016

陶山徹，
　「天体中星儀の使い方」
　『長野市立博物館紀要（自然系）』　16号　，2015

陶山徹，
　「鬼無里ふるさと資料館収蔵の星図の調査」
　『長野市立博物館紀要（自然系）』　15号　，2014

陶山徹，
　「系外惑星の観測に挑戦～博物館天体観測システムの構築～」
　『長野市立博物館紀要（自然系）』　13号　，2013

Toru Suyama, Koji Wada, Hidekazu Tanaka, and Satoshi Okuzumi
"Geometrical Cross Sections of Dust Aggregates and Compression Model at Aggregate Collisions",
Astrophysical J., 753, 115 (July 10, 2012)

Toru Suyama, Koji Wada, and Hidekazu Tanaka
"Numerical simulation of density evolution of dust aggregates in protoplanetary disks. I. Head-on collisions.",
Astrophysical J., 684, 1310-1322 (September 10, 2008).

陶山 徹 (すやまとおる)

陶山徹 (すやまとおる)