平成30年度 収蔵資料展

【左】茶壷 【中央】千歯扱き 【右】千歯扱きに記されている文字 |
- 期間/平成31年1月26日(土)~3月31日(日)
- 休館日/1/28(月)、 2/4(月),12(火),18(月),25(月)、 3/4(月),11(月),18(月),22(金),25(月)
- 入館料/
一般300円、高校生150円、小・中学生100円
☆土曜日は子どもウェルカムデーにつき小・中学生無料
☆常設展示室と共通
<概要>
博物館には「海上安全」と大きく記された茶壷が収蔵されています。海の無い長野なのに、なぜ海上安全なのでしょうか?
博物館にはこの茶壷のほかにも、製作者の名前や、持ち主の名前、その他文字が記された道具があります。これら道具に記された文字情報は、近代の道具の流通や、道具とともに動いた人々の存在を私たちに教えてくれます。
交通網が現在ほど整備されていなかった頃、長野の地にどのような経路で物がもたらされ、人々が行き交っていたのか、道具に記された文字から探っていきます。
<展示構成>
はじめに この茶壷はどこから来たの?~茶壷に記された墨書からわかること~
1 道具に記された情報からわかる物の流れ
1-1 長野に広まった石見焼きの水がめ
1-2 収蔵庫に納められた島根産の千歯扱き
1-3 大鋸の技術改良と生産地の変化
2 道具に記された情報からわかる人の動き
2-1 唐箕の墨書からわかる農具職人の活動
2-2 製瓦道具からわかる三河と信濃の瓦職人の交流
2-3 漆搔き道具に記された輪島の漆搔き集団の存在
おわりに 道具からわかるのは使い方だけ?
【関連イベント】総合講座ほんものゼミナール
「道具が語る人の動き・物の流れ」【終了しました】
日時/平成31年1月27日(日) 14:00~
会場/長野市立博物館
講師/長野市立博物館 学芸員 細井雄次郎
ほんものゼミナールは当館が所蔵する膨大な資料からこだわりの逸品をご紹介する講座です。長野市立博物館本館、分館(戸隠地質化石博物館、信州新町美術館・化石博物館)が開催する企画展にあわせ、担当学芸員・研究員が展示の見所を楽しく、わかりやすく解説します。
ページの先頭へ