ホーム > 特別展・企画展

長野市立博物館 夏の特別展

展示概要

  望遠鏡などによる太陽観測は、ケプラーやガリレイの頃から400年を超える歴史があります。日本でも江戸時代には望遠鏡による太陽観測が行われています。さらに、近代になると、望遠鏡が多くの人の手に入るようになり、個人天文家による太陽観測がはじまります。
 本展では、現代天文学における太陽の姿と、長野県を中心とした個人観測者による太陽観測の意義を紹介します。





長野市立博物館 第68回特別展
「Sun!Sun!Sun! —市民がつないできた太陽観測— 」

 2025年7月19日(土) ~9月23日()

休館日7/22(火),28(月)、8/4(月),18(月),25(月)、9/1(月),8(月),16(火)

会場: 長野市立博物館特別展示室

入館料: 一般500円、高校生150円、小・中学生100円

☆土曜日は子どもウェルカムデーにつき小・中学生入館無料
☆敬老の日(9/15)と秋分の日(9/23)は入館無料
☆入館料で常設展示室と特別展示室、どちらも観覧可能です


特別展チラシ

関連イベント 

講演会 「太陽観測の歴史400年~歴史資料から読み解く太陽活動~ 」

とき/7月20日(日) 午後2時~3時30分
講師/早川尚志氏(名古屋大学)


ながはく総合講座 「太陽観測の楽しみ 」

とき/8月17日(日) 午後2時~3時30分
講師/陶山徹(当館学芸員・天文)


ギャラリートーク

①7月19日(土) 午後2時~ 陶山徹(当館学芸員)
②8月16日(土) 午後2時~ 大西浩次氏(国立長野高専)
③9月6日(土)  午後2時~ 陶山徹(当館学芸員)


太陽黒点観察会

とき/毎週日曜日の10時30分から十数分間(晴天時のみ)
場所/長野市立博物館 軒下

※開催日と時間は変更になる場合があります。
実施状況は当日お電話にてお問い合わせください。(026-284-9011)


主な展示品

体験コーナー


季節が変わるしくみや日食月食のしくみを体験できます。

日本各地のオーロラ記録

△星解(松阪市郷土資料室 蔵)
1770年に京都で見られたオーロラの記録
△明治殉教絵史(西尾市聖運寺 蔵)
1872年に愛知で見られたオーロラの記録
△低緯度オーロラ写真
(撮影:渡辺文健氏(なよろ市立天文台))
2024年に見られたオーロラの写真
△低緯度オーロラ写真
(撮影:尾崎光宏氏(木曽星の会))
2024年に見られたオーロラの写真

太陽観測400年の歴史

クリックで拡大画像が開きます
△国友藤兵衛作天体望遠鏡
重要文化財(国)
(上田市立博物館 蔵)

市民観測者による太陽観測とその黒点スケッチ


△小山ひさ子 太陽黒点スケッチ
(国立科学博物館 蔵)




△ASTRONOMICAL PHOTOGRAPHS
3rd Collecion(個人蔵)
伊達英太郎による
太陽観測の写真が載っている。




△正村一忠 太陽黒点スケッチ
(岐阜天文台 蔵)




△三澤勝衛 太陽観測スケッチ
(諏訪清陵高校 蔵)
△三澤勝衛が使用していた望遠鏡
(諏訪清陵高校 蔵)
△三澤勝衛の生徒の書いた地理のノート
(諏訪清陵高校 蔵)



△田中静人 太陽黒点スケッチ
(長野市立博物館 蔵)
△田中静人が使用していた望遠鏡
(長野市立博物館 蔵)
△田中静人  太陽黒点スケッチ(全体)
(長野市立博物館 蔵)



△藤森賢一 太陽黒点スケッチ
(個人蔵)

長野県の太陽観測所

△野辺山へリオグラフ模型 △乗鞍コロナ観測所で
使われていた直視分光器
(国立天文台 蔵)

ページの先頭へ