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更新日:2024年9月10日
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少子化の原因の一つに、若者の未婚化・晩婚化が挙げられることから、長野市では、少子化対策の一環として、結婚、妊娠・出産、子育ての「切れ目ない支援」を行うため、平成26年度から結婚支援事業に取り組んでいます。
長野市が平成30年度に実施した「結婚などに関する市民意識アンケート」によると、独身者の結婚に対する気持ちとしては、「いずれは結婚したい」が42.2%と最も多く、「2・3年以内に結婚したい」(14.9%)、「すぐにでも結婚したい」(8.1%)、「すでに結婚する予定がある」(5.8%)と合わせると、独身者の約7割は結婚に前向きであるといえます。また、独身の理由として最も多いのは、「異性と知り合う機会がない」ということでした。
これらのアンケート結果を踏まえ、若い世代の皆さんの結婚の希望がかなうよう、出会いの場の創出支援などにより、結婚を希望する人を応援する取組を行っています。
結婚を希望する独身の人の「出会いの場」が広がるよう、団体等が行う婚活イベント等の取組に対する支援や、結婚を希望する人を対象とした「結婚セミナー」などを開催しています。
「夢先案内人」・「夢先ゴールドパートナー」の活動支援及び結婚新生活支援事業補助金などにより、結婚機運の醸成を図っています。
地域や職場等の身近な「世話焼きさん」として、結婚を希望する若者を応援する市民ボランティアを募集し、研修を行い、受講後に証明書を発行しています。活動内容は、市などが行う結婚支援事業やイベントのPR及び参加への後押し、日常の話題に「結婚」を取り上げて結婚の良さを伝えることなどです。
結婚を希望するカップルの経済的不安を解消するため、住宅取得費用、住宅リフォーム費用、引越費用などの結婚し伴う費用の一部に補助金を交付
若者の結婚観や生き方が多様化する中で、結婚や子育ての希望をかなえるためには、自分自身の人生設計について早い時期に考える機会を持つことが大切と考えます。家庭を築くために大切なことや妊娠・出産に関する知識など、人生設計の参考になる情報を伝える取組を行っています。
30歳から34歳の男性の未婚率をみると、昭和45年に9.8%(約10人に1人)でしたが、平成27年は44.2%(約2人に1人)となっています。
30歳から34歳の女性の未婚率は、昭和45年に7.8%(約13人に1人)でしたが、平成27年は32.1%(約3人に1人)となっています。
昭和45年以降、男女ともに未婚率は上昇傾向にあり、未婚化、晩婚化が進行していることがわかります。
合計特殊出生率…一人の女性が生涯に平均して何人の子どもを産むかを表す指標
(出典)全国・長野県人口動態統計(厚生労働省)、長野市(企画課)
長野市の合計特殊出生率は、平成17年に「1.35」となり、その後増加傾向に転じ、平成29年には「1.56」まで回復しましたが、平成30年には「1.51」と低下しています。現在の人口を維持するためには、概ね「2.07」まで引き上げる必要があるとされています。
第1位 | 第2位 | 第3位 | |
---|---|---|---|
異性と知り合う機会がない | 15.9 | 8.5 | 4.8 |
理想の相手にまだめぐり会わない | 9.9 | 12.9 | 7.6 |
今は仕事(または学業)に打ち込みたい | 8.5 | 3.9 | 2.5 |
経済的に余裕がない | 6.4 | 11.3 | 7.1 |
結婚する必要性を感じない | 9.0 | 5.7 | 5.1 |
結婚するにはまだ若すぎる | 3.9 | 4.1 | 4.1 |
今は、趣味や娯楽を楽しみたい | 3.9 | 5.1 | 6.9 |
異性とうまく付き合えない | 4.6 | 4.1 | 8.3 |
独身の自由さ、気楽さを失いたくない | 4.1 | 10.6 | 11.0 |
親や周囲を説得することが困難 | 0.9 | 0.9 | 0.9 |
同棲が良いと考えている | 0.7 | 1.4 | 0.9 |
結婚生活のための住居のめどがたたない | 0.7 | 0.2 | 0.2 |
特にない | 3.4 | 1.6 | 5.5 |
その他 | 6.2 | 2.5 | 2.1 |
無回答 | 21.8 | 27.1 | 32.9 |
(出典)平成30年度結婚などに関する市民意識アンケート
独身である最大の理由は、「異性と知り合う機会がない」が約2割(15.9%)と最も高くなっています。次に、「理想の相手にまだめぐり会わない」(9.9%)、「結婚する必要性を感じない」(9.0%)、「今は仕事(または学業)に打ち込みたい」(8.5%)と続いています。
性別でみると、男女とも、「異性と知り合う機会がない」が最も高く、男性では約2割(20.2%)、女性では約1割(12.9%)となっています。次に、男性では「今は仕事(または学業)に打ち込みたい」、「経済的に余裕がない」が11.2%と同じ割合で続いている一方、女性では「結婚する必要性を感じない」が10.6%と続いています。
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