ペットの熱中症に注意!!
犬、猫、うさぎ、モルモット、ハムスター、鳥などは汗をかいて体温を下げることができないため、体温調整が難しく、熱中症になりやすい傾向があります。特に気温が25℃を超えると、熱中症の危険性が高まります。屋外だけでなく、室内でも熱中症は発生します。しっかりと対策を取りましょう。
ペットの熱中症対策
- 駐車中の自動車内は温度が急上昇して大変危険です。自動車内での留守番はさせないようにしましょう。
- 犬や猫は地面やアスファルトからの輻射熱の影響を強く受けます。暑いときの散歩を控え、涼しい時間帯に行いましょう。
- 室内では、扇風機やエアコン等により温度・湿度管理をしましょう。
- 脱水予防のため、いつでも新鮮な水が飲めるように十分な水を用意しておきましょう。また、飲み水が高温にならないように気を付けましょう。
- ペットのいる場所は風通しを良くし、日陰など直射日光を避けられる場所を作りましょう。
熱中症のサイン
- パンティングと呼ばれる浅く速い呼吸をする
- 体が熱い
- よだれが出る
- 目が充血する
- 食欲が低下し、嘔吐、下痢をすることもある
- ひどくなると痙攣、意識喪失を起こすこともある
熱中症を疑ったら
- できるだけ早く動物病院に連絡して指示を仰ぐ
- すぐに涼しい場所に移動させる
- 首、内股、脇の下などを濡らし、風を当てて冷やす
- 飲めるようであれば、水を飲ませる