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更新日:2025年7月24日
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長野市戸隠伝統的建造物群保存地区内で、建造物やその周辺環境の現状を変更する際に必要となる手続きについてご案内します。
長野市伝統的建造物群保存地区の詳しい情報はこちら(長野市戸隠伝統的建造物群保存地区について)をご覧ください。
歴史的な街なみの維持・向上のため、伝建地区内で次に示す行為を実施する場合には、長野市伝統的建造物群保存地区保存条例第4条の規定(保存条例第11条により準用)より、事前に手続きが必要となります。
長野市伝統的建造物群保存地区保存条例第6条の規定により、次に示す事業者が上記の現状変更行為を実施する場合には、事前に市に協議をしてください。
長野市伝統的建造物群保存地区保存条例第7条の規定により、次に示す行為を実施する場合には、事前に市に通知をしてください。
現状変更行為の許可の基準は、「修理(復旧)基準」、「修景基準」、「許可基準」の3種類に分けられます。建造物等の種別、保存地区内のエリアによって、該当する基準が異なります。あらかじめ長野市伝統的建造物群保存地区保存計画に添付されている基準表(別表4)とエリア区分図(別図2)で確認をお願いいたします。
基準の種類 | 目的 | 該当する建造物等の種別 |
---|---|---|
修理(復旧)基準 | 現状を維持する、または旧状へ復旧することで物件の特性を維持し、将来にわたって保存するための基準 |
|
修景基準 |
外観を町並みと調和したものにすることで、歴史的な町並みの向上のために目指すべき基準 |
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許可基準 | 歴史的な町並みを維持するために最低限守るべき基準 |
|
修理(復旧)・修景・許可基準(保存計画より抜粋)(PDF:79KB)
保存地区内で現状変更行為をしようとする場合、まずは文化財課までご相談ください。手続きの流れや、許可の基準、必要となる申請書類などについて、ご案内いたします。
なお、市が許可申請書を受理してから、内容を審査し、許可をするまで、数週間の期間を要する場合があります。また、行為の内容によっては、保存審議会の審議を経る必要があり、この場合にはさらに期間を要することになります。
さらに、最終的な申請内容が許可基準と合致しない場合には、許可が出せないこともあります。
許可がでるまでは現状変更行為に着手することができませんので、十分にご注意ください。
申請から許可までの手続きをスムーズに進めるため、できるだけ計画の初期段階で文化財課までご相談ください。
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