ホーム > 観光・文化・スポーツ > ようこそ長野へ > 観光スポット・観光施設 > 茶臼山動物園など > 茶臼山動物園再整備事業 > これまでの取り組みその3(トライオン)
更新日:2026年9月4日
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「レッサーパンダの森」、「オランウータンの森」に続き、新たに整備が完了したのが「アムールトラの森」と「ライオンの丘」です。
「ライオンの丘」は令和5年4月に、「アムールトラの森」は令和8年7月にそれぞれ一般公開を開始しました。
これらの事業の実施に当たりましても、多くの方々から多大なご寄附を賜りました。皆様の温かいご支援に、心より感謝申し上げます。
アムールトラは、ロシア極東の沿海地方およびハバロフスク地方の、アムール川およびウスリー川流域で生息していますが、かつては中央アジアや西アジアまで、その生息範囲は伸びていました。
シベリアトラとも呼ばれ、体長はベンガルトラよりも大きく、ネコ科の中でも最大と言われています。
アムールトラ1頭あたり1,000㎢の森林が必要だとされていますが、森林伐採が進み生息地が脅かされています。また、トラの骨などが高級酒の原料や漢方薬として高値で取引されているため、密猟も多く、近年のアムールトラの個体数は500頭程度まで落ち込んでいると推測されています。
そのため、日本をはじめ世界各国の動物園では、アムールトラの生息域外保全に取り組んでいます。茶臼山動物園でも日本動物園水族館協会の繁殖計画に則り、その繁殖に取り組んでおり、今までに5頭の繁殖に成功しております。
しかし、以前の獣舎はライオンと共同利用であったため、繁殖に必要な寝室や運動場のスペースが十分確保できていない状況でした。


まず始めに老朽化が進んでいた以前の猛獣舎の西側へスペースを設け、新たにライオンの獣舎を整備しました。続いて既存の猛獣舎を取り壊し、アムールトラ専用の新しい獣舎を整備しました。



「アムールトラの森」展示イメージ図

「ライオンの丘」展示イメージ図
この「アムールトラの森」は、生息地である針葉樹林(タイガ)を再現した森林の中を歩き、池では水中を泳ぐといった本来の行動を引き出せる「生息環境展示」の手法を採り入れた屋外パドックを整備し、来園者からはその姿を間近で観察できるよう工夫を凝らしました。また絶滅危惧種であるアムールトラが、安心して繁殖・子育てができるよう、ゆとりのある屋内環境を整備しました。
そのほかに、生物の多様性について理解を深められる学習室や、動物園での楽しい思い出を持ち帰ることができる売店を併設しました。


各種動物園グッズを取り揃えた売店も新装オープンしました。

茶臼山の木々と一体化させた故郷「タイガの森」と「虎穴」

水浴びが好きなアムールトラが入ることができる『池』

絶滅危惧種であるアムールトラが、安心して繁殖・子育てのできる環境を整備しました。
百獣の王「ライオン」が好む丘の上からの眺めを再現するため、茶臼山の地形を活かし、動物園から望む雄大な菅平高原などの山々を借景にした、サバンナ風の見晴らしの良い丘を備えた屋外パドックを整備しました。
また、これまではアムールトラの繁殖を優先してライオンの繁殖が制限されていたため、ライオンのための獣舎も新設し、将来的に繁殖ができるようになりました。



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