ホーム > 観光・文化・スポーツ > ようこそ長野へ > 観光スポット・観光施設 > 茶臼山動物園など > 茶臼山動物園再整備事業 > これまでの取り組みその2(オランウータンの森)
更新日:2026年9月4日
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平成21年に完成した「レッサーパンダの森」に続き、次なる事業としてオランウータン獣舎の再整備に着手いたしました。
事業開始にあたり平成30年から整備基金への寄附を募ったところ、多くの方々から多大なご支援を賜りました。令和元年の工事着手から約2年を経て、令和3年7月に「オランウータンの森」としてオープンを迎えることができました。
皆様の温かいご支援に、心より感謝申し上げます。
東南アジアに生息するオランウータンは、インドネシア語で「森の人」と呼ばれ、高い知能を有します。一生の大部分を木の上で過ごし、人間に遺伝的に近いこともあり大人になるのは15歳前後、寿命は60歳程度とされています。
また、オランウータンは6~9年に1回、1頭の子供しか出産しなく、この出産間隔は陸上棲哺乳類の中では最長で、ゾウなどの大型哺乳類よりも長いと言われています。
近年の温暖化や森林伐採による生息地の減少に加え、繁殖率が極めて低いこともあり、絶滅危惧種に指定され種の保存が世界的に課題となっています。

以前の狭い獣舎では、オランウータンが生き生きと動き回れず、大好きな木登りもできませんでした。また檻で囲まれていたため、オランウータンの表情豊かな顔も見づらい状況でした。

屋内展示室も狭く、無機質な壁と床に囲まれているだけで、快適な環境ではありませんでした。

寝小屋はさらに狭かったため、繁殖に必要な十分な広さがありませんでした。
この「オランウータンの森」は、以前の獣舎のすぐ下に広がる茶臼山の木々を活かし、オランウータンたちがのびのびと本来の生態に近い姿で過ごせるように計画しました。
この実際の森で暮らす彼らの姿を通して、森林の大切さもお伝えできたら考えております。

計画段階の平面図




既存の茶臼山の木々を使うことで、オランウータンの大好きな木登りができるようになりました。

床暖房やミストシャワーを備え、快適な環境を整備しました。
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