更新日:2025年2月5日
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農業者年金は、独立行政法人農業者年金基金によって運営されている公的年金です。
年間60日以上農業に従事している20歳以上60歳未満の方で国民年金の1号被保険者(保険料納付免除者を除く)であれば、誰でも加入できます。
なお、60歳以上65歳未満の方で、国民年金の任意加入者も加入できます。
自ら積み立てた保険料と、その運用益によって将来受け取る年金額が決まる「積立方式(確定拠出型)」を採用しています。よって加入者や受給者の数に影響されない少子高齢時代に強い年金です。
保険料は、月額2万円(35歳未満で政策支援加入の対象とならない方は1万円)から、千円単位で最高6万7千円まで自由に選択でき、いつでも変更できます。
年金は、一生涯にわたり受け取ることができます。
もし80歳前に亡くなった場合でも、80歳までに受け取るはずだった農業者老齢年金額の現在価値に相当する額が死亡一時金として遺族に支給されます。
なお、死亡一時金は、場合によって、納付した保険料の総額よりも少なくなることがあります。
支払った保険料は、全額社会保険料控除の対象になり、所得税・住民税等の節税につながります。さらに、将来受け取る農業者年金にも、公的年金等控除が適用されます。
農業所得が900万以下で、一定の要件(認定農業者で青色申告者など)を満たす39歳以下の農業者は保険料(2万円に固定されます)のうち1万円から4千円の国庫補助が受けられます。
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