更新日:2024年10月17日
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感染後約10日後に、次の症状が現れます。
肺炎、中耳炎を合併しやすく、1,000人に1人の割合で脳炎を発症すると言われています。
感染力は非常に強いと言われています。
結核と同様空気感染で人から人へ感染が広がり、また、インフルエンザと同様に飛沫感染や接触感染でも感染が広がると言われています。
なお、感染する時期は発症の1日前から、発しんを伴う高熱の解熱後3日後までとされています。
麻しんへの特効薬はなく、解熱剤や咳止めなどの対症療法が中心です。脱水やビタミン欠乏になりやすいので、水分や栄養の補給を心がけましょう。
麻しんを疑う症状があった場合は、必ず受診前に医療機関に連絡し、医療機関の指示に従い早急に受診してください。受診の際はマスクをし、周囲に感染を拡げないよう公共交通機関の利用は避けてください。
定期予防接種として、1歳(第1期)と小学校入学前年度(第2期)にMRワクチン(麻しんと風しんの混合ワクチン)の定期接種を実施しており、2回の接種で感染するリスクは少なくなるといわれています。
家族等身近な人が麻しんと診断された場合、接触から3日以内であれば、麻しんワクチンの接種により発病を予防できる可能性があります。また、6日以内であれば、ガンマグロブリンの注射により発病を予防できる可能性があります。
定期予防接種対象年齢以外の方へのワクチン接種は任意接種となり、全額自己負担となります。
ワクチン実施の有無や料金等の詳細については医療機関に直接ご相談ください。
国内の流行地域の他、海外の流行地域(東南アジア等)に行かれる方で、麻しんにかかったことが不明な方や予防接種を2回受けていない方は、予防接種をご検討ください。
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