更新日:2025年7月2日
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森林は、水を蓄える、土砂の流出を抑える、二酸化炭素を固定する、安らぎの場となるなど、私たちの生活を豊かにする様々な働きをしています。このような働きのことを、森林の「公益的機能」と呼びます。しかし、人の手で植栽されたスギ、カラマツなどの人工林は、間伐を中心とした手入れを行わないと、公益的機能を充分に発揮できません。
山林を所有している方は、林の様子を下の写真と比べてみてください。混みあっている、下草が少ない、最後に間伐を行ってから10年から20年以上たつ林は、早めの間伐をおすすめします。
間伐が行われていない森林
間伐が充分に行われた森林
人の手で植栽されたスギ、カラマツなどの人工林の間伐については、補助制度があります。
森林環境譲与税を活用した市独自の制度であり、国や県の対象にならない小規模な面積の森林でも実施できます。
自ら間伐を実施できない場合でも周辺の森林所有者がまとまれば、森林組合等の林業事業体に委託できる場合があります。
市の補助制度を利用する場合は、実施される前に森林いのしか対策課へご相談ください。
対象事業の補助率、規模等は以下のとおりです。
(1)保育間伐(初期の間伐で、劣勢木等を間引くため、間伐した木は林内に整理します。)
対象林齢:11年生以上
事業規模:0.05ha以上
補助率:10分の10以内
(2)搬出間伐(2回目以降の間伐実施と、間伐した木の搬出実施)
対象林齢:11年生以上
事業規模:0.05ha以上
補助率:(間伐の実施)10分の10以内(搬出の実施)2分の1以内
間伐以外にも、植林、下刈り、枝打ちなどの森林整備に対する補助制度があります。
森林環境譲与税を活用した市独自の制度であり、国や県の対象にならない小規模な面積の森林でも実施できます。
自ら森林整備を実施できない場合でも周辺の森林所有者がまとまれば、森林組合等の林業事業体に委託できる場合があります。
市の補助制度を利用する場合は、実施される前に森林いのしか対策課へご相談ください。
対象事業の補助率、規模等は以下のとおりです。
【対象事業】
【補助率】
10分の8以内
【事業規模】
0.05ha以上(薬剤散布、作業道開設以外)
※補助対象経費は年度ごとに市長が別に定める経費とします。
※補助事業の詳細については下記の補助金交付要綱をご覧ください。
長野市森林づくり・活用事業補助金交付要綱【長野市告示第216号】(PDF:140KB)
※補助事業に関するご相談は、事業を実施される前に森林いのしか対策課までお願いいたします。
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