農薬の適正な使用・保管・廃棄の注意事項
農薬は性質上、適正な使用・保管・廃棄をすることが重要です。
農薬の盗難事件や不法投棄等も発生していますので、下記の注意事項について徹底していただくようお願いします。
また、農薬に関する事件や事故が発生した場合には、すみやかに長野県の病害虫防除所や保健所等の関係機関と連携し、適切な対応をとりましょう。
使用に関する注意事項
- 農薬のラベルに記載されている使用方法を守り、農作物や人畜、水生生物へ害を及ぼさないようにしましょう。
- 周辺に農薬が飛散しないよう注意しましょう。
- 農薬を散布するときは、防除衣やマスクを着用しましょう。
- 散布液は余らないように必要なだけ作りましょう。
- 散布後は防除器具をよく洗い、洗浄水を川に流さないようにしましょう。
- 誤飲・誤食を防ぐため、農薬をほかの容器へ移し替えないでください。
- 最終有効年月を過ぎた農薬を使用しないようにしましょう。
- 防除日誌を記帳しましょう。
保管に関する注意事項
- 農薬の保管は、専用の保管庫を使用し、農薬以外のものと区別して保管しましょう。
- 保管庫は頑丈な構造のものとし、必ず鍵をかけましょう。
- 毒物又は劇物に該当する農薬を保管する場合は、保管庫に「医療用外毒物」又は「医薬用外劇物」の表示をしましょう。
- 受払簿を作成し、品目、数量について定期的に点検を行いましょう。
- 盗難や紛失が発覚したときは、直ちにその旨を警察署へ届け出ましょう。
廃棄に関する注意事項
- 農業生産活動に伴って不要になった農薬や空容器は、産業廃棄物になります。廃棄物処理業者に依頼する等、適切に処分しましょう。
- 不要になった農薬やその希釈液等を、河川や水路等へ投棄しないでください。
- 農薬は計画的に購入・使用し、使い切るように努めましょう。
参考