予防接種の種類とスケジュール
予防接種の種類とスケジュール
予防接種は感染症予防のために行うものです。
大切な健康を守るためにも、みんなが予防接種を受けましょう。
新型コロナウイルス対策が気になる保護者の方へ
お子さまの健康が気になるときだからこそ、予防接種は遅らせずに、予定どおり受けましょう。
厚生労働省「遅らせないで!子どもの予防接種と乳幼児健診」(新しいウィンドウが開きます)
予防接種の実施について
長野市では、年間を通じて個別に指定医療機関で実施しています。
接種対象年齢内のなるべく早い時期に受けましょう。
実施方法
指定医療機関で個別接種
※ワクチンの準備の都合上、必ず事前に医療機関へ連絡してください。
※医療機関の希望により、一覧に掲載されていない医療機関があります。
持ち物
・母子健康手帳
・予診票
予診票
予診票は、「赤ちゃんのしおり」または「予防接種と子どもの健康」に綴じ込まれています。
※IPV、DT、日本脳炎第2期、子宮頸がんは綴じ込こまれていませんので、取扱いについては各予防接種別のページをご覧ください。
お手元にない場合は、お手数ですが母子健康手帳をお持ちの上、お近くの保健センター(信州新町支所・中条支所含む)、市役所健康課窓口または長野市保健所健康課にお越しください。必要部数の予診票をお渡しします。
※若穂保健ステーションでは取り扱っていません。
お問い合わせ 長野市保健所健康課感染症対策担当 電話026-226-9964
予防接種別対象年齢及び接種方法
- Hib(インフルエンザ菌b型)
- 小児用肺炎球菌
- B型肝炎
- ロタウイルス
- ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオ
(1) DPT-IPV(ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオ)
(2) IPV(ポリオ)
(3) DT(ジフテリア・破傷風) - BCG(結核)
- MR(麻しん・風しん)
- 水痘
- 日本脳炎
- 子宮頸がん
- 高齢者肺炎球菌
- 任意予防接種について
- 65歳以上の方のインフルエンザ
1.Hib(インフルエンザ菌b型)
対象年齢
生後2か月~5歳未満
接種回数
1回目接種時の年齢(月齢)によって接種回数が異なります。
各年齢(月齢)での接種スケジュールは次のとおりです。
(1)生後2か月以上7か月未満で接種を始めるお子さんの場合
27日(医師が必要と認めた場合は20日)から56日の間隔で1歳になるまでに3回、3回目終了後7か月から13か月の間に1回接種
(2)生後7か月以上 1歳未満で接種を始めるお子さんの場合
27日(医師が必要と認めた場合は20日)から56日の間隔で1歳になるまでに2回、2回目終了後7か月から13か月の間に1回接種
(3)1歳以上5歳未満で接種を始めるお子さんの場合
1回接種
2.小児用肺炎球菌
平成25年11月1日から、小児用肺炎球菌予防接種に使用するワクチンが「7価ワクチン」から『13価ワクチン』に変わりました。
7価ワクチンで接種を開始し、まだ接種が完了していない場合は、残りの接種回数を13価ワクチンで接種するようになります。
対象年齢
生後2か月~5歳未満
接種回数
1回目接種時の年齢(月齢)によって接種回数が異なります。
各年齢(月齢)での接種スケジュールは次のとおりです。
(1)生後2か月以上7か月未満で接種を始めるお子さんの場合
27日以上の間隔で1歳になるまでに3回、3回目終了後60日以上の間隔で1歳以降に1回接種(標準的な時期として、生後12か月(1歳)~15か月の間)
(2)生後7か月以上1歳未満で接種を始めるお子さんの場合
27日以上の間隔で1歳1か月になるまでに2回、2回目終了後60日以上の間隔で1歳以降に1回接種
(3)1歳以上2歳未満で接種を始めるお子さんの場合
60日以上の間隔で2回接種
(4)2歳以上5歳未満で接種を始めるお子さんの場合
1回接種
関連リンク
厚生労働省「小児用肺炎球菌ワクチンの切替えに関するQ&A」(新しいウィンドウが開きます)
3.B型肝炎
平成28年10月1日から、国の定める定期予防接種となりました。
対象年齢
1歳未満
定期接種の対象は平成28年4月1日以降に生まれた人で、1歳の誕生日の前日まで受けることができます。
母子感染予防として、B型肝炎ワクチンを接種している人は対象外です。
接種回数
27日(4週)以上の間隔で2回、さらに1回目の接種から139日(20週) 以上経過した後に1回、合計3回接種します。
4.ロタウイルス感染症
令和2年10月1日から、国の定める定期予防接種となりました。
定期予防接種の対象者は、令和2年8月1日以降に生まれた人です。
ワクチン
ロタリックス:経口弱毒生ヒトロタウイルスワクチン(1価)
ロタテック :5価経口弱毒生ヒトロタウイルスワクチン(5価)
※どちらかのワクチンを選び、原則同じワクチンで決められた回数を接種してください。
※2種類のワクチンの有効性は同等と考えられています。
対象年齢
ロタリックス:出生6週0日後~出生24週0日後まで
ロタテック :出生6週0日後~出生32週0日後まで
※日数の数え方について
出生〇週▲日後=出生日(誕生日)の翌日を出生0週1日後として算出します。
接種回数
ロタリックス:27日(4週)以上の間隔をあけて、2回接種します。
ロタテック :27日(4週)以上の間隔をあけて、3回接種します。
※どちらのワクチンも1回目の接種は14週6日後までに接種してください。15週0日後以降に1回目を接種することは、安全性が確立されていないためお勧めしません。
関連リンク
厚生労働省「ロタウイルスワクチンに関するQ&A」(新しいウィンドウが開きます。)
5.ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオ
第1期の接種では、これまでの接種歴によって、使用するワクチンが異なります。母子健康手帳で接種歴を確認し、接種が必要なワクチンを確認してください。なお、ワクチンの詳細は、各項目をご覧ください。
※平成28年2月5日付けで、4回を超えるIPV接種の安全性が認められたため、DPTの代わりにDPT-IPVを接種することが可能です。
対象年齢及び使用するワクチン
【第1期】 生後3か月~7歳6か月未満
DPT-IPVを接種する人
過去の接種歴が以下の人
- DPT未接種かつIPV未接種、
- DPT未完了かつIPV未完了で残りの回数が揃っている場合
- DPT未完了かつIPV未完了で残りの回数が揃っていなく、IPVの方が接種回数が多い場合
※DPT未完了かつIPV未完了で残りの回数が揃っていなく、IPVの方が接種回数が多い場合は、IPVを接種し、残りの回数を揃えてからDPT-IPVに切り替えて接種
DPT-IPVを接種する人
DPT未完了かつIPV完了の場合
IPVを接種する人
DPT完了かつIPV未完了の場合
【第2期】 11歳~13歳未満
第1期の接種が済んでいる人は、DT を接種
5-(1)DPT-IPV(ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオ)
平成24年11月1日から、DPT-IPV(これまでのDPTとIPVを混合したワクチン)が定期予防接種として始まりました。
対象年齢
生後3か月~7歳6か月未満
接種回数
合計4回
20日~56日の間隔で3回、3回目終了後12~18か月の間に1回接種
5-(2)IPV(ポリオ)
対象年齢
生後3か月~7歳6か月未満
接種回数
合計4回
20日~56日の間隔で3回、3回目終了後12~18か月の間に1回接種
平成24年8月31日までのポリオワクチン接種歴により、平成24年9月からの不活化ポリオワクチンの接種回数が異なります。詳しくは「接種スケジュール」をご覧ください。
【IPVワクチン接種スケジュール [PDFファイル/44KB]】
予診票
予診票が必要な方は、お手数ですが母子健康手帳をお持ちの上、お近くの保健センター(信州新町支所・中条支所含む)、市役所健康課窓口または長野市保健所健康課にお越しください。予診票をお渡しします。
※若穂保健ステーションでは取り扱っていません。
関連リンク
厚生労働省「ポリオの予防には、ポリオワクチンの接種が必要です」(新しいウィンドウが開きます)
5-(3)DT(ジフテリア・破傷風)
対象年齢
11歳~13歳未満
接種回数
1回
予診票
11歳になる誕生月の翌月に郵送します。
6.BCG(結核)
対象年齢
生後3か月~1歳未満(標準として生後5か月~8か月未満)
接種回数
1回
7.MR(麻しん・風しん)
対象年齢
(1) 第1期:1歳~2歳未満
(2) 第2期:小学校就学前1年の間(幼稚園または保育園の年長相当)
※令和4年度は平成28年4月2日~平成29年4月1日生まれのお子さん
接種回数
各期に1回
※麻しん・風しん混合ワクチンを接種するか、希望により麻しん、風しんそれぞれの単独ワクチンを接種することもできます。単独ワクチンを希望する場合は、医療機関で取り扱っているか事前にご確認ください。
関連リンク
厚生労働省「麻しん・風しんについて」(新しいウィンドウが開きます)
大人の風しん予防接種
平成31年(2019年)4月から、昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性を対象に、風しんの抗体検査及び予防接種を無料で実施いたします。詳細は別ページとなります。
関連リンク
厚生労働省「風しんの追加的対策について」(新しいウィンドウが開きます)
8.水痘
対象年齢
1歳~3歳未満
・水痘にかかったことのある人は、対象外です。
接種回数
3か月以上の間隔(標準として6~12か月)をあけて2回
・既に任意接種をした人は、接種した回数分を接種したものとみなします。
関連リンク
9.日本脳炎
日本脳炎定期予防接種対象者拡大について
国からの通知に基づき、従来の対象年齢である第1期(3歳以上7歳6か月未満)及び第2期(9歳以上13歳未満)に加え、今まで対象年齢となっていなかった7歳6か月以上9歳未満及び13歳以上20歳未満の方(ただし、平成14年4月2日から平成19年4月1日に生まれた方が対象で、20歳の誕生日の前日まで接種を受けることが可能)についても、日本脳炎第1期の不足回数分及び第2期分についても接種を受けることが可能となりました。(ただし、第2期分は9歳を過ぎてからの接種となります。)
対象年齢及び接種方法
第1期
対象年齢は3歳から7歳6か月未満で、6日から28日の間隔で2回接種(標準的な接種時期:3歳)し、2回目終了後、おおむね1年あけて1回接種(標準的な接種時期:4歳)
第2期
対象年齢は9歳から13歳未満で、対象年齢内で1回接種(標準的な接種時期:9歳)
特例措置について
対象年齢は平成14年4月2日から平成19年4月1日に生まれた人
平成17年の勧奨差し控えにより接種機会を逃した方について、上記の第1期及び第2期の接種方法で接種できなかった場合は、次のとおり接種を受けることもできます。(20歳の誕生日の前日まで接種を受けることが可能です。)
(1) 第1期をまったく接種していない場合
第1期の不足分3回について、初回の2回分を6日から28日までの間隔をあけて接種し、その後おおむね1年後に1回追加接種。引き続き、おおむね5年後(6日以上の間隔をおいての接種も可能)に第2期として1回接種する。
(2)第1期初回1回のみ接種が済んでいる場合
既に接種済みの1回目と6日以上の間隔をおいて、第1期不足分2回について、6日以上の間隔をおいて接種。おおむね5年後(6日以上の間隔をおいての接種も可能)に第2期として1回接種する。
(3)第1期初回2回の接種が済んでいる場合
既に接種済みの2回目と6日以上の間隔をおいて、第1期不足分1回を接種。おおむね5年後(6日以上の間隔をおいての接種も可能)に第2期として1回接種する。
(4) 第1期3回の接種が済んでいる場合
既に接種済みの3回目からおおむね5年後(6日以上の間隔をおいての接種も可能)に第2期として1回接種する。
※すでに第1期3回と第2期1回の接種が済んでいる方は、改めて接種を受ける必要はありません。なお、規定の回数を超えた場合は、自己負担となります。
第一期接種の特例
平成21年4月2日から平成21年10月1日までの間に生まれた人は、第2期の年齢内でも接種可能です。
予診票
(1)日本脳炎第1期(3歳~7歳6か月未満のお子さん)
「赤ちゃんのしおり」に綴じ込まれている予診票をご使用ください。
(2)日本脳炎第2期(9歳~13歳未満のお子さん)
9歳になる誕生月の翌月に郵送します。
(3)日本脳炎特例措置の対象の方
予診票をお持ちでない場合には、お手数ですが母子健康手帳をお持ちの上、お近くの保健センター(信州新町支所・中条支所含む)、市役所健康課窓口または長野市保健所健康課にお越しください。必要部数の予診票をお渡しします。また、医療機関に備え付けてある予診票を使用することも可能です。
※若穂保健ステーションでは取り扱っていません。
関連リンク
厚生労働省「日本脳炎について」(新しいウィンドウが開きます)
10.子宮頸がん
子宮頸がんは、別ページとなります。
11.高齢者肺炎球菌
高齢者肺炎球菌は、別ページとなります。
12.任意予防接種について
おたふくかぜ予防接種
平成31年4月から、1歳以上2歳未満のお子さんを対象に「おたふくかぜ予防接種」の接種費用を一部助成しています。
助成を受けるには事前申請が必要です。助成を希望される方は、保健センター、信州新町支所、中条支所、市保健所健康課窓口へ、母子健康手帳及び認印を持ってお越しください。
詳細は別ページとなります。
おたふくかぜ(任意接種)の予防接種費助成(別のページが開きます)
おたふくかぜ予防接種費の助成について [PDFファイル/267KB]
その他
市内の任意予防接種実施医療機関については、『ながの医療情報ネット』の「医療機能でさがす」から「対応することができる予防接種」にてご確認ください。
料金等詳細については、各医療機関にお問い合せください。
関連リンク
13.65歳以上の方のインフルエンザ予防接種について
65歳以上の方のインフルエンザ予防接種の詳細は、別ページとなります。
関連リンク
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