更新日:2025年3月27日
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猫の飼い方をめぐり、保健所へ苦情や相談が寄せられています。
以前はネズミ駆除のため、猫は屋内外を自由に行き来する飼い方が主流でしたが、ネズミ対策の目的が薄れた今は屋内飼育を勧めています。
屋外飼育すると感染症や寄生虫のリスクが高まります。特にダニ、ノミなどの外部寄生虫はヒトにも感染し被害をもたらします。
ネコノミ※
ヒゼンダニ※
フタトゲチマダニ※
※(写真提供元)国立感染症研究所
交通事故などで怪我を負ったり、死亡したりすることがなくなります。
自身の飼い猫の糞尿やいたずらが原因で起こる、近隣トラブルを防ぐことができます。
屋内飼育をするにあたり猫の暮らしやすい環境をつくる必要があります。次を参考にしてください。
猫は柔らかい砂の上などで用を足す性質がありますので、猫用のトイレ砂などを容器に入れた猫のトイレを作りましょう。
飼い主の不在時や就寝時などに猫を管理するのに便利です。猫は上下運動が好きなので段差のあるものがよいでしょう。
ケージの中でくつろぐ猫
猫は高いところに登るのが好きです。棚の上などが荒らされないようにキャットタワーなどを設置しましょう。
吊り橋状のキャットウォークから見下ろす猫
猫の年齢や体調などに合わせて適切なフードを選びましょう。
また、猫に与えてはいけない食べもの(玉ねぎ、にんにく、チョコレート、生のイカなど)がありますので必ず確認しましょう。
最近では、タバコによる受動喫煙も犬や猫などのペットにとって病気の原因になると言われています。
屋内・屋外問わず世話をしているすべての猫に繁殖制限手術を受けさせましょう。
繁殖制限手術をしないと、繁殖欲求から外に出たがるようになります。手術をすることで繁殖欲求を防ぐまたは軽減させることができます。
猫は一度に4匹から7匹ほどの子猫を出産します。生まれた子猫全てを、責任をもって飼えないのであれば、手術は必ず実施しましょう。
繁殖制限手術を実施することで、乳腺腫瘍などの性ホルモンに関係する一部の病気を予防することができます。
長野市では猫の繁殖制限手術費用の一部を助成していますので、ご相談ください。
詳しくは、「猫の繁殖制限助成」のページをご覧ください。
新たに猫を飼おうと考えている方のために、猫の飼い方についての動画を長野市と環境省で制作しました。
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