更新日:2024年3月19日
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心身ともに健康で自立した生活を送れる期間(=健康寿命)を長く保つためには、運動や人とのふれあい・交流などの様々な介護予防の取り組みを行うことが大切です。自立した生活が送れなくなり、介護保険サービスが必要になってからでは、なかなかお元気な状態に戻るということは難しく、介護保険サービスを利用するとしても費用が掛かります。
介護保険サービスが必要になった理由の多くが、『突然の病気』が原因ではなく、『徐々に具合が悪くなってきた』ことでした。心身の機能低下を『年のせい』と考えて予防活動をしなかったことが大きな原因です。お元気な時から、機能低下がまだ軽度な段階から、早期に介護予防に取り組むことが効果的です。
自主的に介護予防活動を行う場合の効果的な取り組み方法を紹介しています。
個人ごとで取り組みだけではなく、「仲間」と「楽しみ」ながら、活動を「継続」したい等のご希望があれば、地域の高齢者同士での予防活動を支援します。効果的な運動方法や、認知症を予防しやすい活動・交流を紹介しながら、地域で一緒に予防活動を継続する仲間づくりを行います。
地域での仲間づくりについては『「お達者なまちづくり」応援します』の頁へ
膝痛・腰痛等の関節疾患や姿勢・背骨の変形、骨粗しょう症等を含めたロコモティブシンドローム(運動器症候群)を予防・改善するために、筋力トレーニングやストレッチング等の基礎的な運動をまとめた「はつらつ体操」を紹介します。自立した生活を継続するために必要な、自分の体(体重)を「運ぶ」「支える」だけの『筋力』と、疲れにくく動き易い体のための『柔軟性』、転倒・骨折を防止するための『バランス』を保持するための運動です。
上記3種類の体操内容は共通です。会場設備により運動方法が多少違います。
はつらつ体操の中で、特に効果的な運動(5種)を抜粋した自宅継続用の資料
仲間と楽しく脳の働きを活性化して、「認知症」や「うつ」、「閉じこもり」を予防するための『脳トレ』の活動を紹介します。認知症の症状に関連する「5つの脳機能」を活発にすること、脳が活発に働き易い遊び・交流の持ち方などで、認知症の予防、脳の機能維持を図ります。
ウォーキング仲間を作ること、ウォーキングをしながら出来る楽しみを持つことも、脳の活性化に効果的です。仲間と歩きながら脳を使う様々な活動を行う「ながらウォーキング」や、歩きながらの様々な楽しみを持つ「ひらめきウォーキング」などを合わせて、「脳活ウォーキング」として紹介しています。
筋力トレーニング、ストレッチング等の運動、認知症予防の取り組み以外にも、介護予防が効果的とされる分野がありますので、それらの様々な取り組み方法についても紹介します。ご自身の機能低下や老化を感じたときに、それに対応した予防の取り組みを始めるようにしましょう。
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