更新日:2024年12月17日
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トコジラミは国内では、1970年代にはほとんど見られなくなりました。しかし、近年、トコジラミに関する相談件数が増えているとの報道がなされており、国内における被害の拡大が懸念されています。トコジラミは、卵や幼虫等が、衣類や荷物に付着して施設に持ち込まれ、寝具や家具の隙間、カーテンの裏などに潜り込み、夜間の就寝中に体にとりついて吸血することで、強いかゆみを生じる被害を発生させます。一般的に多く市販されている家庭用殺虫剤での駆除が困難なトコジラミも存在するため、「早期発見、早期対処」が対策の大切なポイントになります。
体長:5から7mm
体型:丸く、扁平で薄い
特徴:夜間、部屋の隙間等から出てきて活動し、人や動物を刺して吸血します。吸血しなくても長期間生きることができるため、長く空室になった部屋でも注意が必要です。メスは1日5から6個の卵を産み、2週間もすると幼虫になります。刺されると強いかゆみの症状がでます。
トコジラミは5mm程度の昆虫で、幼虫は1.5mmと小さく、色も乳白色と目立ちません。これらが、衣類や荷物に付着して、気づかないうちに施設に持ち込まれてしまいます。
ベットや布団の周辺、ソファーの隙間・裏、引き出しの裏、衣装ケース、天井等の角、壁と床の隙間、カーテン、絵画の裏など、あらゆる隙間に潜り込みます。
トコジラミは一旦繁殖すると防除が困難となります。早期発見、早期対処が大切なポイントになります。
トコジラミの生息しやすい場所を定期的に点検・調査します。
生息しやすい場所にフンやトコジラミ、抜け殻・死がい、卵が見つかった場合、被害の拡大を防ぐために、技術、知見を持つ専門業者に防除を依頼しましょう。
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