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更新日:2024年2月8日
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長野市では、平成28年1月から新第一庁舎の利用を開始いたしました。この庁舎は、長野市芸術館との複合施設で、1階の入り口が共用となります。庁舎建設にあたっては、太陽光発電や地中熱を利用するなど、環境に配慮した様々な設備や高効率機器を導入し、エネルギー使用量の抑制を図りました。
太陽の光を電気エネルギーに変換する太陽電池を、効率的な配置を行うことにより、高い発電量確保しています。芸術館屋上部に発電出力20キロワットの太陽光発電設備を設置し、施設の使用電力の一部として使用しています。
地中熱は季節に関わらずほぼ14℃~16℃と一定の温度を保つ、日本中どこでも利用できる再生可能エネルギーです。一般的なエアコンでは、ヒートポンプという方式により、外気と熱交換しますが、外気の代わりに地中に敷設した熱交換器に水または不凍液等を循環させ地中と熱交換することにより、省電力やヒートアイランド現象の緩和が可能となります。
地中熱についてもっと知りたい方はこちら
地中熱利用システムパンフレット(PDF:1,136KB)(環境省)
庁舎及び芸術館の照明設備には、LED照明をはじめとする高効率照明器具を多く採用しています。また、トイレやバックヤードなど、人が常時いない場所については、人感センサーを採用したり、執務スペースについては明るさセンサーを設置し、照度一定制御を行うことで、照明に係るエネルギーの効率的利用を実施しています。
BEMSとはBuildingEnergyManagementSystemの略で、ビルの機器・設備等の運転管理によってエネルギー消費量の削減を図るためのシステムのことです。庁舎及び芸術館で使用されている電力等のエネルギーを監視し、照明や空調システムなどを効率的に稼動させることができます。
井水は、トイレ洗浄水やニワの融雪装置、またホール空調の予冷にも利用されています。また、雨水についても貯水し、植栽散水用の水として利用しています。井水・雨水の利用により水道使用量の削減を図っています。
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