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更新日:2024年11月1日
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食品ロスとは、まだ食べられるのに捨てられてしまう食品のことです。日本では、「食品ロス」が年間約472万トンと推計されています(令和4年度推計)。これは1日1人当たり約103グラム(おにぎり約1個のご飯に近い量)が捨てられていることになります。
食品ロス全体(約472万トン)のうち、約236万トンは家庭から発生したと推計います(令和4年度)。家庭で発生する食品ロスは大きく分けて3つに分類されています。
一人一人の心がけで、食品ロスは削減できます。ライフスタイルを見つめ直して食品ロスを出さない生活を心掛けましょう。
食品ロス発生の現状などは、環境省食品ロスポータルサイト(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)をご覧ください。
市は、食品ロス・プラスチック廃棄物削減啓発チラシ(別ウィンドウで開きます)を作成しました。
ダウンロードしてご利用ください。
チラシで触れている家庭でできる食品ロスを削減するための5カ条は以下のとおりです。
事業活動に伴いごみは必ず発生しますが、きちんと分別すれば資源を循環させることができます。重要なのは、ひとり一人がごみを減らそうという意識を持ち行動することです。
ごみの減量はSDGs達成の第一歩です。従業員ひとり一人が行動するようにしましょう。
食品ロス発生抑制のための見直しポイントをまとめましたので、参考にしてください。食品がごみとならないよう販売方法を工夫しましょう。
見直しポイント | 飲食店の皆さんの取り組み例 | 食品小売店の皆さんの取り組み例 |
---|---|---|
必要なモノ・サービスを、必要な人に、必要な時に、必要なだけ提供する | 客層に応じたメニュー・小盛メニューの設定 | 少量パックの販売やばら売り |
食べ残し・売れ残りを減らすよう工夫する | 客層に応じたメニュー・小盛メニューの設定 | 適正な在庫管理 |
全て使い切る・売り切る(商慣行を見直しする) | 食材を無駄なく使いきって調理する | 消費期限・賞味期限が近づいてきている商品の値引き販売 |
その他に取り組めること | 30・10運動を推進する(お客様に食べきりを呼びかける) | フードバンク活動へ寄贈する |
市では、飲食店向けに「あるを尽くして残さず食べよう!30・10運動」を、食品小売店向けに消費・賞味期限の順で購入する「てまえどり」を啓発するミニのぼり旗を作成しました。
長野エコ活動推進本部(事務局:長野商工会議所)と連携して、市内のお店に協力いただきミニのぼり旗を設置いただいています。
「あるを尽くして」残さず食べよう!30・10(さんまる・いちまる)運動は、乾杯後の30分間とお開き前の10分間は自席でお料理を楽しみ、食べ残しを減らそうという運動です。
宴会では、つい話に夢中になりテーブルの上にたくさんの料理が残ってしまうことがあります。
あるを尽くして気持ちの良い宴会にしましょう。
宴会たべきりキャンペーン重点取組期間は、7月から9月と12月から1月と3月から4月です。
令和6年度残さず食べよう!30・10運動宴会食べきりキャンペーンちらし(PDF:437KB)
実施時期:10月
場所:JR長野駅善光寺口駅前広場
実施者:長野市、長野県、長野エコ活動推進本部
フードドライブとは、家庭等にある食料品を持ち寄り、食料確保が困難な団体や個人のほか、子ども食堂を運営する団体へ寄付する支援活動です。未開封で賞味期限内の食品・食べる予定のない食品は寄付を検討してみましょう。
実施団体ではフードドライブを不定期に開催しています。また、寄付を直接受け付けている団体もあります。
詳しくは生活環境課(電話:026-224-5035)までお問い合わせください。
市と長野県立大学との連携事業である「食品ロス削減のための災害備蓄食料の有効活用事業」で、賞味期限を迎える災害備蓄用クラッカーの有効活用を図り、食品廃棄物を削減するため、災害時や子ども食堂などでの提供を想定したレシピ(中華風肉団子スープほか)を長野県短期大学生に考案していただきました。
自主防災組織等で備蓄しているクラッカーが賞味期限を迎える際にご活用ください。
平成30年度成果「官学連携による災害備蓄用クラッカーの再利用方法の検討(PDF:1,638KB)CreativeCommons:表示-非営利-改変禁止
市民を対象とした食品ロス削減に関する出前講座や、保育・幼稚園児、小学生を対象とした環境学習講座を開催しています。お気軽にお問合せください。
長野市農業研修センターで栽培した野菜の地産地消を図るとともに、調理過程で発生する「野菜くず」を堆肥としてほ場に還元し、環境に配慮した土づくりと、廃棄物の資源への転換を促進しています。
環境にやさしい農業地域循環モデル事業チラシ(別ウィンドウで開きます)
消費者庁は、食品ロスについて親子で理解を深め、家庭において実践できる取り組みについて考えていただくきっかけとして、食品ロス削減啓発絵本を作成しました。
ご家庭や幼稚園等において、読み聞かせ等にご活用ください。
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