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更新日:2023年6月8日
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市は、環境省の「プラスチック・スマート」と、県の「信州プラスチックスマート運動」に参加し、より一層のごみ減量を推進します。
プラスチックが生活の中に広まってきたのは1960年代の高度経済成長期の頃。軽くて丈夫な性質により、容器包装に使われ、私たちの生活には無くてはならないものとなりました。
さまざまな場面で私たちの豊かな生活を支えてくれているプラスチックがポイ捨てなどにより、回収されずに河川などを通じて海に流れ込む「海洋プラスチックごみ」が日々発生しています。
世界全体で日々大量に発生する「海洋プラスチックごみ」は長期にわたり海に残存し、このままでは2050年までに魚の重量を上回ることが予想されるなど、地球規模での環境汚染が懸念されています。
こうした問題の解決に向けては、個人・企業・団体・行政などあらゆる主体が、それぞれの立場でできる取り組みを行い、プラスチックと賢く付き合っていくことが重要です。
市は、「食品ロス・プラスチック廃棄物削減啓発チラシ(PDF:1,384KB)」を作成しました。
ダウンロードしてご利用ください。
チラシで触れているプラスチック廃棄物を削減するためのポイントは以下のとおりです。
3Rと言えば、Reduce(リデュース減量)、Reuse(リユース再使用)、Recycle(リサイクル再生)ですが、プラスチックは発生抑制が特に重要です。プラスチックと賢く付き合うために家庭でできるプラスチックの3Rを実践しましょう。
そもそも、余計なプラスチックを使わない、もらわない、買わないことがプラスチック廃棄物削減の第一歩となります。
そのプラスチックの寿命はいくつですか?1年、1か月、1週間、1日、1時間、1分、もしかして10秒?
プラスチックを使うときは、捨てる時まで責任を持って使いましょう。
キャンプや釣り、バーベキュー、イベントでポイ捨てされたプラスチックごみは、マイクロプラスチックの発生原因の1つです。
商品を買うときも捨てる時のことを考えて選びましょう。
使い終わったプラスチックはきちんとリサイクルできるようにしましょう。
ペットボトルは洗ってごみに出すと再びペットボトルに戻せます。
プラスチックごみは今、世界中で注目されており、焼却による大気汚染、流出による海洋汚染だけでなく、生態系にも大きな影響を与えています。
例えば、海に流出するプラスチックごみの量は世界中で年間800万トン、2050年には海洋中の魚の量を超えるとの試算が出されています。
私たちの生活様式を見直さない限り、持続可能な社会・自然環境の構築はもとより、今の生活を続けていくことさえ難しくなることが予想されます。
正しい処理やリサイクル方法を広め、バイオマスプラスチックや代替素材などを理解しながら、プラスチックと賢く付き合っていくことが重要です。
環境省では、そうした様々な取り組みを推進し、さらに広げていくため「プラスチック・スマート」を実施しています。
参加したい方、ご興味のある方はプラスチック・スマートのホームページ(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)をご覧ください。
長野県では、世界的な問題となっている「海洋プラスチック問題」に上流県として向き合うため、生活スタイルを見つめ直しプラスチックと賢く付き合う「信州プラスチックスマート運動」の取組みを推進しています。
長野県魅力発信ブログ「えこすた(EcoStyle)信州!」(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)をご覧ください。
公益財団法人日本容器包装リサイクル協会のホームページ(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)では、わたしたちの分別排出した資源物が、どのようにリサイクルされ、最終的にどのようなものに生まれ変わっているのか、実際にリサイクル工場を見学した様子を写真や図でご紹介しています。
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