ホーム > 観光・文化・スポーツ > 歴史・文化財 > 歴史・文化財情報 > 水内坐一元神社遺跡の発掘調査現地説明会を開催します
更新日:2025年10月27日
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長野市では、柳原雨水調整池整備事業に先立ち、弥生時代から平安時代にかけての遺跡として知られる水内坐一元神社遺跡(みのちましますいちげんじんじゃいせき)の発掘調査を令和7年5月から実施しています。
このたび、市民の皆様にいち早く調査成果をご覧いただくため、以下のとおり現地説明会を開催します。
多くの方のご来場をお待ちしております。
令和7年11月3日(月曜日・文化の日)午前10時から(受付開始:午前9時30分)
小雨決行(荒天中止)
事前申し込み不要、参加費無料
柳原総合市民センター敷地内の発掘調査現場(長野市大字小島804-5)
案内図(PDF:531KB)(別ウィンドウで開きます)をご確認ください
当日は複数の催し物が予定されており、駐車場の混雑が予想されます。
現地説明会へご来場の際は、公共交通機関をご利用ください。
(長野電鉄柳原駅から徒歩5分)

人面付土器は弥生時代の祭司に用いられたと考えられており、市内では榎田遺跡(若穂地区)と松原遺跡(松代地区)で出土例があります。
今回の調査で出土した資料は目・鼻・口・耳のほか頭飾りを思わせる表現が確認でき、顔つき全体が分かる珍しい資料です。
同様の資料は佐久市や群馬県高崎市の遺跡から見つかっており、人面付土器の系譜や役割、長野県北部から群馬県にかけての地域間交流のあり方を考えるうえで重要な発見となりました。
当日は現地にて展示・解説いたします。
現場内は足元が悪いため、歩きやすい靴でお越しください。
発熱や咳などの症状がある方はご来場をご遠慮ください。
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