令和6年度「夏の防火運動」
この時季は、夏休みのレジャーやお盆などの行事で火を使うことが多くなり、花火、ロウソク、線香、調理などが原因となる火災が発生するおそれがあります。また、物品販売店舗などでは混雑が予想されます。
家庭及び事業所での出火防止対策、並びに各事業所で防火管理体制の強化に取り組む必要があるため「夏の防火運動」を実施します。

実施内容
実施期間
令和6年8月9日(金曜日)から8月18日(日曜日)まで
重点目標
- 花火、火遊び、たばこの不始末による火災の防止
- こんろ、電気関連の出火防止対策による住宅防火の推進
- 空き家、空き地の管理を含めた放火対策の推進
- 各事業所での出火防止対策と防火管理体制の強化
- 住宅用火災警報器の設置及び維持管理の推進
実施事項
- 消防車両による広報
- 報道機関、有線放送を通じて「火の用心」の呼びかけ
- 立て看板、のぼり旗、防火ポスター等の広報物の掲示による啓発
- 長野市ホームページでの広報
- 地区会議や行事での火災予防対策の普及啓発活動
- 保育園、幼稚園及び大型店舗等、関係者への防火管理体制の強化について依頼
- 自主防災会等での火災予防啓発チラシを配布しての広報活動
事例と対策
ちょっとした不注意が火災につながるため、次の事例を参考に、火災予防に御協力をお願いします。
ろうそく線香による火災
事例
- 供え物を下ろす際に、ろうそくの火が衣服に燃え移ってやけどを負った。
- 火のついた線香が座布団に落下し、くすぶり続けて、数時間後に発火した。
対策
- ろうそくや線香に火をつけたまま、その場を離れないなど、火の取扱いには十分注意しましょう。

バーベキューによる火災
事例
- 炭火の不始末で山火事が発生した。
- 着火剤を継ぎ足す際、衣服に燃え移りやけどを負った。
対策
- 炭火は完全に消火し、そのまま放置しないようにしましょう。
- 使用済みの木炭を捨てるときは、木炭の消火を確認してから捨てましょう。
- 着火剤を途中で継ぎ足すことは、非常に危険ですのでやめましょう。

花火の不始末や誤った使い方による火災
事例
- ロケット花火の火が、近くの下草に燃え移り出火した。
- 花火の後始末が不十分で、ごみ箱から出火した。
対策
- 水を入れたバケツなどを準備し、花火が終わったら、必ず水につけて消火しましょう。

調理中のガスコンロから出火
事例
- 天ぷら鍋で揚げ物の調理中に外出してしまい出火。
- 調理後、ガスコンロの消し忘れにより出火。
対策

予防運動チラシ
令和6年版「夏の防火運動」チラシです。火災予防にお役立てください。
令和6年版「夏の防火運動」チラシ(A4版)(PDF:321KB)(別ウィンドウで開きます)