更新日:2023年9月28日
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近年の住宅火災で亡くなる人の多くは高齢者が占めています。高齢化の進展で、今後も増加していくことが予想され、被害防止のための取組を強化する必要があります。
長野市消防局では「敬老の日」に合わせ、「高齢者を火災から守る運動」を実施します。
過去5年間の住宅火災による死者数(放火自殺者を除く)27人のうち、19人が65歳以上の高齢者でした。
平成30年~令和4年の市消防局管内における住宅火災の死者数(放火自殺者を除く)の割合(年齢別)
令和5年9月16日(土曜日)から9月22日(金曜日)まで
日頃から、住宅防火のための、効果的な防火策を確認しておきましょう。
イラストは、総務省消防庁ウェブサイトから引用
寝たばこは絶対にしない、させない
ストーブの周りに燃えやすいものを置かない こんろを使うときは火のそばを離れない
コンセントはほこりを清掃し、不要なプラグは抜く 6つの対策(火災リスクを減らす)火災の発生を防ぐために、ストーブやこんろ等は安全装置の付いた機器を使用する 火災の早期発見のために、住宅用火災警報器を定期的に点検し、10年を目安に交換する 火災の拡大を防ぐために、部屋を整理整頓し、寝具、衣類及びカーテンは、防炎品を使用する お年寄りや身体の不自由な人は、避難経路と避難方法を常に確保し、備えておく 防火防災訓練への参加、個別訪問などにより、地域ぐるみの防火対策を行う 敬老の日に「火の用心」の贈り物を大切なおじいちゃんやおばあちゃんが火災の被害に遭わないよう、老人の日や敬老の日は身近な防火対策を考える日にしてはいかがですか? 総務省消防庁「住宅防火・防災キャンペーン・令和5年9月1日(金曜日)~21日(木曜日)」ウェブサイトから引用 住宅用火災警報器逃げ遅れを防ぐために 全ての住宅に設置が必要な住宅用火災警報器。故障や電池切れで万が一の時に作動しなかったということがないよう、定期的に作動を確認し、10年を目安に交換することが大切です。 住宅用消火器
火災を小さいうちに消すために いざというときに備えて、身近に備えましょう。 小さくて軽い「住宅用消火器」や、スプレー式で高齢者でも扱いやすい「エアゾール式簡易消火具」といったものも販売されています。 防炎品寝具、衣類、カーテンからの火災の拡大を防ぐために 調理中に、コンロの火が衣服に燃え移ることにより亡くなる高齢者もいます。 このような火災による死者を減らすため、パジャマやエプロン等が燃えにくく作られた「防炎品」を使用すること効果的です。
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