更新日:2025年2月4日
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全国的に認知症高齢者の行方不明事案が増加しており、市内でも行方不明事案が発生しております。これに対応するため、市では新たな施策として、平成28年9月1日から「長野市認知症見守りSOSネット」事業を開始しました。
この事業は、警察署・消防局による捜索や、同報無線での情報提供依頼などの従来の捜索方法に加え、事業者の協力を得て、認知症である行方不明高齢者の発見情報を捜索機関に提供していただくものです。これにより、早期の発見・保護及び家庭のご家族の負担軽減を図ります。
具体的には、ご家族などからの申請に基づき、市は認知症である行方不明高齢者の情報を、協力事業者にファクシミリで提供し、協力事業者は発見情報を捜索機関に通報していただきます。
長野市内に住民票のある方で、認知症が原因で行方不明となった高齢者(概ね65歳以上の方)
対象者のご家族など
写真の情報提供も希望する場合は、対象者の写真1枚
警察署(長野中央警察署・長野南警察署)及び消防署(中央消防署・篠ノ井消防署・松代消防署・鳥居川消防署・新町消防署)で捜索依頼書を出す際、備え付けの「行方不明者捜索依頼書兼長野市認知症見守りSOSネット情報提供依頼書」に必要事項を記入のうえ提出してください。
無料
市は、業務で市内を回られる機会が多いライフライン関連、郵便局、定期宅配、新聞販売、金融機関などの45事業者と「長野市認知症見守りSOSネット事業に関する協定」を締結しました。協力事業者の皆さんには業務の範囲内で、発見情報を警察署に通報していただきます。
本事業を市民の皆さまに広く認識していただくこと及び事業者の協力内容について理解をしていただくことを目的に、本事業のシンボルマークを市立長野高校美術部の皆さんに作成していただきました。ステッカーを作成し、協力事業者へ配布しています。
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