更新日:2024年2月15日
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ヤングケアラーとは、本来大人が担うような家事や家族のケアを日常的に行い、家族を支えている18歳未満の子どもたちです。家庭の様々な事情により家族のケアを行う事は、自身の将来への経験につながっていくため決して悪いことではありません。
しかし、過度なケア負担を担う事で疲れてしまい、授業についていけない・友達と過ごす時間がないなど、子どもが子どもらしい時間を過ごせていない事が問題とされています。
また、ヤングケアラーが成長し大人になった時、ケアの範囲が広くなり負担が増す事があります。ケアの役割は、ある特定の年齢だけに生じるものではありません。
そこで長野市では、18歳未満のヤングケアラーのほか、概ね30歳代までの若者を「子ども・若者ケアラー」として、ニーズにあった切れ目のない支援を行っていく必要があると考えています。
こども家庭庁ヤングケアラーホームページ(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
長野市こども未来部子育て家庭福祉課ヤングケアラー担当
026-224-7062
ko-fukushi@city.nagano.lg.jp
月曜日~金曜日8時30分から17時15分
(土曜・日曜・祝休日、12月29日から1月3日を除く)
ケアラー支援に向け、今後の支援のあり方や対策の方向性を検討するため、こども未来部長をリーダーとする「子ども・若者ケアラー庁内プロジェクトチーム」(こども未来部、保健福祉部、長野市保健所及び教育委員会事務局)を設置しています。
長野市内の子ども・若者ケアラー本人のほか、その家族や関係する機関、地域の方等からの子ども・若者ケアラーに関する相談に幅広く応じる相談窓口を設置しています。
ヤングケアラーは、ケアラーに該当するケースでも、その生活が当たり前で本人や家族に自覚がない場合や、家庭の内情を知られたくない、家族のケアは家族がするものと考え、表面化されにくい現状にあります。
そのため、ヤングケアラーに関して、わかりやすく、広く関心を持っていただけるよう、広報啓発を実施しています。
ヤングケアラー本人や、周りの児童・生徒や教職員の理解の促進を目的に、パンフレット・動画を作成しました。
民生児童委員や地域の役員を中心に出前講座を行っています。ご希望の場合はお問い合わせください。
広く多くの皆さんにヤングケアラーを知っていただくため、令和4年度より講師をお招きして研修会を開催しています。
お問い合わせ先