更新日:2024年3月26日
ここから本文です。
3月16日木曜日に令和4年度第7回農作業体験会が行われ、7つの事業所から41人の利用者と11人の職員の合計52人が参加しました。
午前中はりんご果樹園の剪定枝の片付け作業です。
開催に先立ち更北水田利用組合の小山代表から作業の目的について説明がありました。今年は果樹の開花が早まる見込みのため、開花前に消毒を行いたいとのことで、剪定枝の片づけ作業は消毒を円滑に行うための大事な作業とのことです。
こちらの果樹園は面積が広く作業で出た剪定枝は膨大な量になります。皆さんが集めた剪定枝を3台の車両の荷台に次々と載せていきます。大勢が張り切って一斉に作業をするため荷台はすぐにいっぱいになり、車両は集積所との間を何往復もしました。
2時間の作業で果樹園の剪定枝はすっかり片づけられ、午前中の作業を終了しました。
午後からは河川敷にある麦畑に移動して畑のゴミ拾いを行いました。
こちらの畑は4年前の台風19号災害で水に浸かり、その時に大量のゴミが流れつき、今だに多くのプラスチックやビニールごみが畑に残っています。午後の2時間の作業でゴミはきれいに片づけられました。
今回は初めて主に室内で施設外就労をしている事業所の皆さんに参加していただきました。
感想を伺うと「内職の仕事もあるけど、自然の中での仕事は癒される」、「いい汗をかくし、精神的にも落ち着いて気持ちがいい」など、前向きな言葉をいただき、今後に繋がる手ごたえを感じました。
ご協力いただいた園主さんに感謝して体験会は終了しました。
農業公社では引続き体験会を通じて皆さんに作業内容を理解いただき、今後の農作業受託に繋がるよう支援いたします。
剪定枝の片づけ作業の様子
長野市農業公社では事業所が行う営農活動に対して、貸出用農業機械を購入しました。
無料で貸し出しますので、希望される事業所は農業公社にお問い合わせください。
(農業用機械:歩行用ロータリーモア/肩掛式刈払機/管理機(耕運機))
歩行用ロータリーモア
昨年3月に市内事業者第1号としてノウフクJASを取得した株式会社柿の木農場がノウフクJASの1回目の更新をしました。
認証により出荷する全てがノウフクJAS認証商品となるので、販路拡大や障害者の工賃アップなどが期待されています。
市ではJAS証取得を支援するための補助制度がありますので、お気軽にご相談ください。
〇新規認証取得、補助率2分の1、(上限5万円)
〇認証の更新、補助率3分の1、(上限3万円:2回まで)
一般社団法人長野市農業公社
お問い合わせ先
同じカテゴリのページを見る
こちらのページも読まれています