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更新日:2025年10月24日
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農業協同組合南安農産加工公社は南安曇郡倭村にあった加工公社。もともとは筑摩県安曇郡岩岡村・氷室村・横沢村・南大妻村・北大妻村が明治7年(1873)9月5日に合併して倭村となったが、明治9年に長野県となり、明治22年(1889)4月1日町村制の施行時は倭村単独で村となった。昭和30年(1955)4月1日に梓村と合併して梓川村が生まれ、倭村は廃止となった。梓川村も平成17年(2005)4月1日に松本市に編入となり、現在は松本市梓川となっている
昭和26年当時の倭村は郡内でも最も小さな村の一つで、総面積は6,51㎢。稲作中心の水田単作地帯で、南安曇郡の穀倉地帯となっていた。特産物としては、畳表の生産が盛んであるが、農産加工品として早づけたくあんも盛んであった。「関東関西に出荷され、定評がある」と『信毎年鑑(昭和28年版)』にも記載されている。

信毎ペンの庫
11・9
長野県経済産業大地図より松本周辺
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