更新日:2025年2月26日
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史跡指定時に古墳の外見は保たれていなく、石が集まった状況でした。
史跡整備事業の一環として発掘調査を実施した結果、墳丘上に円筒埴輪と朝顔形埴輪が立て並べられた、積石墳丘の古墳であることがわかりました。エントランスゾーンでは、石のみを積み上げた積石墳丘の古墳は本墳と隣接する241号墳の2基のみとなり、出土した埴輪の特徴からエントランスゾーンで最も古い古墳と考えられます。
とても重要な古墳であることがわかりましたが、埋葬施設は痕跡がなく、墳丘の形態や規模も特定できないほど、改変が各所に及んでいました。このため、復元整備は断念し、発掘調査区の埋め戻しを行って、史跡指定時の集石状の姿を公開しています。
整備した29号墳の写真(全景西から)
整備した29号墳の写真(北から)
整備した29号墳の写真(西から)
29号墳の説明板
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