更新日:2025年2月26日
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大室古墳館から林道を10分程歩いて大室谷に入ると、「ムジナゴーロ」と地元で呼ばれる場所に至ります。ムジナゴーロには、たくさんの「積石塚古墳(つみいしづかこふん)」が見られます。また、大室古墳群に集中的に造られる「合掌形石室(がっしょうがたせきしつ)」も見学することができます。
この一帯は、「遺構復元整備ゾーン」にゾーニングされ、「大室古墳群第2期整備事業」の対象ゾーンとして、平成26年度(2014年)から整備事業に着手しました。平成26年度(2014年)から令和元年度(2019年)までは、整備対象古墳の測量のほか、整備工事に係る機器材や資材などの搬出入を行う作業道の設置工事を行ってきました。このため、これから整備が本格する整備途上段階で、ベンチや説明板・案内板などの設備もありませんが、杉木立の中に古墳が密集して分布している状況は、「黄泉の国」を彷彿させるに十分な雰囲気で、古墳が古いお墓であることを実感できる絶好の空間となっています。ウッドチップを敷き詰めた周遊園路を設けてありますので、園路に沿って古墳をご見学ください。
なお、古墳の見学におきましては、ヘビやハチなどに十分注意してください。特に、積石塚古墳の墳丘の積石内部にハチが営巣している場合がありますので、不用意に墳丘に登らないようにしてください。また、園路外の藪の中に入ることは危険ですので、周遊園路から離れることがないようにご注意ください。
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