蝶幻想 |
第11回(昭和58年)受賞作品 |
城田 孝一郎/作 |
設置場所:長野大通り(横山小公園) 長野市行政地図情報へ |
下伊那出身です。木曽産のアララギ(イチイ)の大木から刻み出した木彫をブロンズ化したものですが、蝶と人間がドッキングしたように見え、人が着物を着て手を広げているのが蝶が舞っているように見えます。制作している時、庭にカラスアゲハが飛んできて、弱々しく花に止まって羽をやすめ、やがてフワフワと舞いたっていった頼りなさに作者の心情が交錯し、一つの場所から脱出できたという感慨をこの作品に表現したものです。台座はスウェーデン産のアズキ御影石で作品の色とマッチしています。 |