小話 |
第12回(昭和59年)受賞作品 |
高田 大/作 |
設置場所:長野大通り(市役所前駅前) 長野市行政地図情報へ |
アフリカ産のアレグロブラックという石の彫刻です。ヨーロッパで石の作品の冷たい感触に感動してこの彫刻を作り、人間の内面の実態を形の中に表現したかったと言っています。作者は、石の冷たさが逆に人間のそこはかとない温かさを表すという作品を作り出しており、道を歩いてくる人に、さりげなく話しかける姿は人間疎外といわれる今の世にホッとした安らぎを与えてくれます。石をあまり磨かずにボタン、顔、肩あて、手などを磨いて、素朴さを表現しています。長野中央ライオンズクラブ創立20周年記念に寄贈した協力作品です。 |