つなぎ石 作品−38 |
第29回(平成13年)受賞作品 |
山根 耕/作 |
設置場所:南長野運動公園(大池北) 長野市行政地図情報へ |
20トンもある巨大な石たちは、地下100m程の所で気が遠くなるような時間を過ごしてきています。「今、太陽の下、広い空間に心ゆくまで精一杯の演技をさせたい。」とは作者の願いです。地上での時を得た石たちは、風化し尽きるまでの長い長い時間を、人や文明の齢をこえて互いに手をとり合いつなぎ合って陽の光や風雪の中に頑として横たわり続け、時を超えて存在の深さを語り続けています。9mに及ぶ白御影のつなぎ石が大地に影をおとし、安定感がひき立ちます。作品−38は、つなぎ石シリーズ38番目の作品です。 |