詩 ・ 燦 |
第30回(平成14年)受賞作品 |
栄 利秋/作 |
設置場所:篠ノ井駅西口 長野市行政地図情報へ |
落ち着いた広がりを感じさせるロータリー、西に茶臼山の峰を望む空間に、太陽の光を受けてエネルギーの波動が山々と共鳴してこだまするような作品です。この彫刻と出会う人に、そして地域の発展に限りないエネルギーを与えたい、作者の願いです。球状の中から大きく広がり伸びようとする八面の作用は、躍動感となって観る人に雄大な気持ちと心の弾む元気を与えてくれます。作者は「詩シリーズ」として11年前に手がけた未完の作品に、新たな思いを込めて命をふきこみ制作したものです。ブロンズの持つ光沢と腐食面が融合し、弧を描く台座とつりあって、威風堂々きらめきを発しています。 |