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この街で、わたしらしく生きる。長野市

更新日:2024年3月7日

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目次

 

令和6年3月6日定例記者会見

記者会見インターネット中継(市長あいさつのみ)

ユーチューブ長野市公式チャンネルで、市長あいさつの録画版を配信しています。
会見当日は生中継も行っています。

市長あいさつ要旨

はじめに、3月市議会定例会については、昨日まで、各会派の代表質問および個人質問が行われた。
議員の皆さまからは、「長野市の強みを活(い)かした未来への戦略的な投資」を編成方針とした新年度予算案の各施策・事業について、さまざまなご質問をいただいた。また、能登半島地震の被災地支援や本市の防災力の向上、公共交通、子育て・教育施策、農業振興、スポーツによるまちづくりなど、さまざまな分野についてご質問をいただいた。
このうち、子どもの福祉医療制度の窓口無料化については、私から議会の本会議で、「制度を拡充するタイミングであるという判断のもと、窓口無料化に向けて検討することを決断した。令和7年度中の実施に向け準備を進めていくとともに、財政負担を勘案しながら、18歳までの無料化を念頭に、速やかに方向性を示してまいりたい」といった答弁をさせていただいた。
また、保育園の育休退園については、かねてから保護者の皆さまのニーズに応え、早期見直しを検討してきた経過を踏まえ、「4月から、育児休業の取得期間に関わらず、在園するお子さまが引き続き保育園を利用できるよう、現在の取扱いを見直す判断をした」といったことをお答えした。
私としては、こうした子育て家庭の負担軽減を図りながら、お子さまが健康に、のびのびと過ごせる環境をつくり、さらには、若い世代の皆さんが「長野市は子育てがしやすい」、「長野市で子育てしたい」と思っていただけるよう進めてまいりたい。
これらの子育て支援策に力を入れていくことはもちろんのこと、新年度に取り組む各施策・事業を通して、市民の皆さまに暮らしの変化を実感していただけるよう取り組んでいく。
明日からは、各常任委員会において、予算案を中心にご審査していただく。議員の皆さま、また、市民の皆さまに、新年度の取り組みについてご理解をいただけるよう、丁寧な説明に努めてまいりたい。

次に、来月4月にオープンする、教育支援センター「SaSaLAND(ササランド)」についてである。
年々増加している不登校児童・生徒への支援を行うため、これまで、新たな教育支援センターとして、旧七二会小学校笹平分校を改修するとともに、現地見学会や自宅から参加できる「メタバースSaSaLAND」の体験会など、多くの方々のご協力をいただきながら準備を進めてきたところである。
今後も、保護者の皆さま、地域の皆さまをはじめ、関係者の皆さまの協力のもと、「SaSaLAND」のコンセプトである「子どもたちが安心を実感できる居場所」の実現に向けて取り組んでまいりたい。
詳細は、説明案件として私から説明させていただく。

最後になるが、いよいよ今週9日土曜日、AC長野パルセイロのホームゲームが開幕する。髙木監督のもと、新戦力を加えたチームは、次のステージを目指し、熱き戦いに臨む。
今シーズンは、「長野で戦いたい」という強い思いを持った選手が集結し、「長野らしく、前に、前に、走るサッカー」を極め、見ている人たちが、ワクワクする試合、歓喜する未来を期待したい。
当日は、長野Uスタジアムのスタンドを大勢のサポーターで埋め尽くし、熱い声援により、選手の力強いプレーを後押ししていただければと思う。

私からは以上である。

案件説明資料

教育支援センター「SaSaLAND」のオープンについて

概要

教育支援センター「SaSaLAND」のオープンについての説明です。

  1. 教育支援センター「SaSaLAND」のオープンについて(PDF:872KB)

問い合わせ先

学校教育課:026-224-5081

「長野市宇宙フェスタ」の開催について

概要

「長野市宇宙フェスタ」の開催についての説明です。

  1. 「長野市宇宙フェスタ」の開催について(PDF:101KB)
  2. 「長野市宇宙フェスタ」チラシ(PDF:3,943KB)

問い合わせ

新産業創造推進局:026-224-9711

質疑内容要旨

Q1(記者)

SaSaLANDについて、この施設の目的としては不登校支援が第一となっているが、いよいよオープンするに当たって、市長の意気込みと描く将来像について伺いたい。

A1(長野市長)

市で把握している(令和4年度中の)不登校児童・生徒の数は800人以上という状況になっている。その中で、これまで教育委員会中心に不登校児童・生徒の支援として、教育支援センターを運営してきたが、(施設の)絶対数が足りない。
そのお子さんたちを受け入れられる環境が不足している中、七二会地区の(七二会小学校)旧笹平分校が使えるということで、最大50人ぐらいまで受け入れられるような体制を整えることができたことは良かった。
これから、信州大学や地域の皆さん、企業、団体の皆さんにいろいろな支援をいただきながら進めていく。これまで、市内で教育支援センターを運営してきたが、それらとは少し違う規模の大きい施設での取り組みになるので、新たな試み、チャレンジだと思っている。
子どもたちが安心を実感できる居場所になってほしい。なかなか学校に足が向かない子どもたちは、一人一人いろいろな思いがあったり、悩みがあったり、不安があったり、心配があったり、という状況にあると思うので、一人一人にしっかりと丁寧に向き合いながら、子どもたちをサポートする施設になってほしいと思っている。
このSaSaLANDで、今後得られるであろういろいろな取り組みの成果や、子どもたちの向き合い方が、通常の小・中学校でも、うまく還元できるような形になってほしい。SaSaLANDは、不登校児童・生徒を受け入れる施設になるが、将来的には、SaSaLANDに行っても、自分が在籍している小・中学校に行っても、どこに行っても、同じような環境になっていくことが望ましいと考えている。

Q2(記者)

今回はハード面の政策になると思うが、県では自由進度学習の導入に向けて来年度から検討を進めるということである。長野市としても県の方針に則って、さらに取り組みを検討したり、何かやっていきたいということがあれば伺いたい。

A2(長野市長)

過日、文部科学省が、「小学校の授業時間を45分から40分に(中学校の授業時間を50分から45分に)短縮する(方向で検討を始めた)。その差の5分の合計は(年間)85時間分ぐらいある。その時間は各学校の自由裁量で、特色ある教育に充ててよい」という方針が出されたが、これはとても良い傾向だと思う。
県の取り組みに関わらず、われわれ市としてできることは何かということは、常に主体的に考えていきたい。その確保できた時間で、子どもたち自身がやりたいことをもっと主体的にできると良いと思う。もちろん学習指導要領でやるべき課題や取り組みはあると思うが、それに加えて、子どもたちが自ら学びたい、探究してみたい、知りたい、やってみたいというものが実現できるような時間になると良い。

Q3(記者)

前回の定例記者会見で、市長から、青木島遊園地の検証委員会の外部委員3人を人選し、名前については、まだ了解を得ていないため公表はできないという話があった。先週、外部委員3人の名前が公表された。市長が前回の会見で選んだと言っていた3人と、先週発表があった3人は、同一人物と考えてよいか。

A3(長野市長)

そうである。

Q4(記者)

本日の時点で、検証の結果を出す時期のめどは、まだ立っていないということでよいか。

A4(長野市長)

今月14日に、(外部委員による)検証委員会が開催される。検証の審議が何回になるかは、はっきりしていないが、2~3回ぐらいになると聞いている。私としては、いよいよ検証が始まり、この夏から秋ごろには、報告をいただける形になれば良いと思っている。

Q5(記者)

外部委員からの報告があるのが、秋ごろを想定しているという意味か。

A5(長野市長)

それぞれの専門の立場から、青木島遊園地廃止に伴ういろいろな経緯を調査、分析していただく範囲は広いと思うので、時間を確保する必要があると思う。検証委員会を重ねながら、われわれに対し、夏あるいは秋ごろに報告をいただければありがたいと考えている。

Q6(記者)

そこから市として、検証の結果をまとめるまでには、さらに時間かかるということか。

A6(長野市長)

そうなると思う。報告を基に、市としての方向性を出すには、もう少し時間が必要だと思う。

Q7(記者)

令和6年度中など、(市の検証結果や方向性を示す時期の)目標はあるか。

A7(長野市長)

まだ時期的な目標はないが、まずこの3人の委員に審議いただき、報告をいただき、それを拝見した上で、市として、どういった改善ができるのかをまとめる作業が必要だと思うので、時期は未定である。

Q8(記者)

長野市内の経済の動きについて伺う。今月16日に北陸新幹線が敦賀まで延伸する。長野市と北陸、あるいはその先の関西までのアクセスが向上することになると思うが、長野市経済への波及効果や期待など、市長のお考えを伺いたい。

A8(長野市長)

敦賀までの延伸については、私も非常に大きな期待を持っている。
まず今、能登の皆さんは大変な状況にあるので、敦賀延伸により、現地に行って宿泊したり、食事を楽しんだりすることで、能登地域への支援をしたいという方々が多くお出かけいただくことが良いと思っている。
ご質問については、関西エリアへのアクセスが非常に向上するので、ぜひ西日本の皆さんが、長野市の善光寺、松代、戸隠など、いろいろな地域を訪れるきっかけになれば良いと思う。インバウンドも非常に活発であるので、例えば、福井や能登(石川)にご旅行の海外のお客様が、せっかくだから長野市にも行ってみよう、ということにもつながれば良いと思う。
私としては、敦賀延伸は非常に期待をしているし、これは一定の経済効果につながってくると考えている。われわれは、じっと待つのではなく、積極的な観光PRもやっていかなければならないと思っている。沿線地域との観光PR協定も結んでいるので、そういった関係を生かしながら、より積極的に観光振興に努めていきたいと思う。

Q9(記者)

長野市内の企業の女性の活躍に向けた取り組みについて伺う。
3月8日が国際女性デーということで、長野商工会議所の主催でイベントがあり、長野市が後援されると伺っている。商工会議所の取り組みとして、11月には市長に提言を出されたということもあったかと思う。
このように、市内の経済団体が女性の活躍に向けた動きを進めていることについて、何か期待することや、行政として協力していきたいところがあればお考えを伺いたい。

A9(長野市長)

まず、女性、男性、あるいは障害の有無に関わらず、誰もが活躍できる地域社会をつくっていきたいという私の思いがある。今回は商工会議所の皆さんを中心に、市やいろいろな経済団体の皆さんが一緒になって、特に女性の活躍について、気持ちをひとつにして新たに取り組んでいこうということに、私も賛同する。
女性の働きやすい環境づくりに直接つながるかどうかは別として、例えば、子どもの福祉医療制度の拡充や育休退園をなくすことなど、わずかであるかもしれないが、女性の働きやすさ(につながると良い)。どうしても家庭の中では、女性が中心となって子どもをみるようになりがちであるが、男性、女性問わず、社会みんなで子どもたちを育てることで、女性のさらなる社会進出や、自分が望む姿、自分がやりたいことを積極的にできるような環境づくりに、市としても力を入れていきたい。今回(3月8日に)みんなで宣言をして、そうしたまちにつながればと考えている。

お問い合わせ先

企画政策部
広報広聴課広報担当

長野市大字鶴賀緑町1613番地 第一庁舎5階

ファックス番号:026-224-5102

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