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この街で、わたしらしく生きる。長野市

更新日:2024年8月8日

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目次

 

令和6年8月7日定例記者会見

記者会見インターネット中継(市長あいさつのみ)

ユーチューブ長野市公式チャンネルで、市長あいさつの録画版を配信しています。
会見当日は生中継も行っています。

市長あいさつ要旨

はじめに、全国的な猛暑が続いている。各地で集中豪雨も発生している状況である。長野市内も連日暑い日が続いているが、7月以降、熱中症による救急搬送が増加している。
すでに暦の上では立秋だが、当面はこの暑さが続くものと思われるので、市民の皆さま、特にお子さんやご高齢の皆さまには、屋外・屋内を問わず、こまめな水分補給、塩分補給、十分な睡眠・休息などをとっていただき、熱中症対策にご留意いただきたい。

続いて、ケーブルテレビ事業の電柱の利用許可未申請についてである。
戸隠、鬼無里、信州新町、中条の旧合併4地区のテレビ難視聴対策として、本市が運営しているケーブルテレビ事業において、一部のケーブル設置について、電柱の利用申請が行われていなかったことが判明した。
説明案件にもあるが、詳細は後ほど担当から説明する。
電柱の利用料に加え、遅延利息が発生する事態となったことを厳粛に受け止め、関係する皆さま、市民の皆さまに深くお詫び申し上げる。今回の事案を踏まえ、再発防止を徹底し、市民の皆さまからの信頼回復に向けて取り組んでまいる所存である。

続いて、夏の成人式についてである。
今月14日から15日にかけて、市内7地区において成人式が開催される。新成人の皆さんには、ビデオメッセージにて、私からお祝いのメッセージを送らせていただく予定である。
新成人の皆さんには、ふるさと“ながの”への思いを胸に、ご自身の夢や希望に向かって、さまざまなことにチャレンジしていただきたいと思っている。

続いて、子どもの福祉医療制度の関係である。
子どもの福祉医療費の窓口無料化については、本年4月に長野市社会福祉審議会へ私から諮問し、その後、児童福祉専門分科会において、慎重な調査、審議をいただいた。
先月7月19日、審議会の委員長から、子育て家庭の経済的負担の軽減が図られるとともに、疾病の重症化を防ぎ、結果として医療費を抑制することにもつながることから、通院費および入院費ともに、18歳年度末までの子どもを対象に、「所得制限なし」で無料化を実施することが適当との答申をいただいた。
今後は、この答申の内容を尊重するとともに、市民ニーズを踏まえ、令和7年4月診療分からの実施に向けて、準備を進めてまいりたい。

本日の説明案件は、次第のとおり6件である。
このうち、「海外トップセールス」については、今月28日から31日まで、私がタイを訪問する。
期間中は、「タイ・バンコク日本博2024」などに出席し、長野市の魅力を大いに発信してまいりたい。
詳細は、後ほど担当から説明させていただく。情報発信にお力添えいただくようお願いする。

本日から阪神甲子園球場で開催される全国高等学校野球選手権大会に、長野県代表として長野日本大学高等学校が出場する。試合は8月13日と伺っている。選手の皆さんには、チームの仲間と共に伸び伸びとプレーをしていただきたい。
また、先月26日から開催されているパリ2024オリンピック競技大会も、あと数日となった。
日本選手を含む各国を代表する選手の活躍や、その姿から、勇気、希望をいただいており、あらためて、オリンピックは「スポーツによる平和の祭典」であることを感じているところである。
本市としては、オリンピック開催都市として、この大切なオリンピックムーブメントを引き続き力強く推進していく。選手の皆さんの活躍を期待している。

また、市内で開催される夏のイベントについては、今週10日「飯縄火まつり」、14日には「鬼無里ふるさと夏まつり」「ひじり三千石祭り」、15日には信州新町の「ろうかく湖とうろう流しと花火大会」など、多くのイベントや夏祭りが予定されている。
このほか、動物園、博物館、美術館などでも、さまざまなイベントが企画されている。市民の皆さまには、これらの真夏のイベントにぜひご家族とともにお出かけいただきたい。

私からは、以上である。

案件説明資料

令和5年度決算について

概要
令和5年度決算についてのお知らせです。

令和5年度決算について(概要版)(PDF:2,477KB)
令和5年度決算の状況(PDF:2,294KB)

問い合わせ先

長野市ケーブルテレビ事業の通信ケーブル架設に伴う電柱の利用許可未申請並びに利用料及び遅延利息の支出について

概要
長野市ケーブルテレビ事業の通信ケーブル架設に伴う電柱の利用許可未申請並びに利用料及び遅延利息の支出についてのお知らせです。

長野市ケーブルテレビ事業の通信ケーブル架設に伴う電柱の利用許可未申請並びに利用料及び遅延利息の支出について(PDF:248KB)

問い合わせ先
情報システム課:026-224-5005

長野市産業立地ビジョン(案)に対する市民意見等の募集(パブリックコメント)の実施について

概要
長野市産業立地ビジョン(案)に対する市民意見等の募集(パブリックコメント)の実施についてのお知らせです。

長野市産業立地ビジョン(案)に対する市民意見等の募集(パブリックコメント)の実施について(PDF:3,227KB)

問い合わせ先
企業立地課:026-224-6751

市長の海外トップセールス(タイ)について

概要
市長の海外トップセールス(タイ)についてのお知らせです。

市長の海外トップセールス(タイ)について(PDF:905KB)

問い合わせ先
観光振興課:026-224-5447

ナガノスーパーサイエンスプロジェクト(NSSP)について

概要
ナガノスーパーサイエンスプロジェクト(NSSP)についてのお知らせです。

ナガノスーパーサイエンスプロジェクト(NSSP)について(PDF:815KB)
チラシ(PDF:320KB)

問い合わせ先
学校教育課:026-224-5081

豊野防災交流センターの開所について

概要
豊野防災交流センターの開所についてのお知らせです。

豊野防災交流センターの開所について(PDF:512KB)

問い合わせ先
家庭・地域学びの課:026-224-5085

質疑内容要旨

Q1(記者)
ケーブルテレビ事業の利用料および遅延利息の支出について伺う。
利用申請をしなければいけないということを認識している工事請負業者がある中、未使用分が発生したということは、一部の工事受託事業者が、利用申請をするということを理解していなかったということか。どういった要因で発生したのか。

A1(情報システム課長)
工事受託事業者においては、当然、電柱の利用申請が必要だと認識して、工事に着工していただいた。その中で、一部、申請手続きが漏れるという状況が生じてしまった。その要因については、平成5年度という古いものもあり、当時の詳細については分からない状況である。
本市とすると、電柱にケーブルが架かっているという事実で、手続きが済んでいると思い込んでいた。実際は、指摘されるまで全く分からず、(未申請のまま)電柱をお借りして、ケーブルを架けてしまっていたという実態である。

Q2(記者)
特定の事業者や特定の地域に限ったことではないということか。

A2(情報システム課長)
そうである。

Q3(記者)
市長がタイに訪問される件について伺う。
昨年度も初めてタイに行かれたと思うが、その時に実際に感じた手応えや、タイの人たちの反応から、今回はどのようなことをアピールし、発信したいと考えているか。

A3(長野市長)
タイの皆さまは、長野の雪、冬に非常に関心が高かった。タイも農業国だが、特に日本の、さらにはこの長野市のおいしい果物などに非常に高い関心があることを感じてきた。日本に対する関心が極めて高い国のひとつだと感じている。
そのような中で、私としても表面的なトップセールスやお付き合いではなく、タイの皆さまとの深いつながりをつくっていきたいと思っている。今回も、新たなつながりをつくりたいと思っている。
YouTubeのタイ語の観光プロモーション動画についても、非常に高い関心があるということで、「観光」のみならず、「食」も含め、ぜひ多くのタイの皆さまに、この長野市にお越しいただきたいという思いで、今回もトップセールスに行きたい。

Q4(記者)
市長の公務での海外訪問は、今回2回目か。

A4(長野市長)
昨年は、タイと中国にまとめて行った。今回はタイのみで、市長就任以来2回目である。

Q5(記者)
先日、スパイラルで不凍液が漏れているということがあり、ノルディックウオーキングのコース利用が中止となっている。
スパイラルは、今の維持管理、そして今後どのような活用をしていくのかが課題になっていると思うが、不凍液が漏れたことの受け止めと、今後の維持管理の方向性について、現在の考えを伺う。

A5(長野市長)
不凍液が漏れていることは、報道で取り上げていただいたとおりだが、本格的に老朽化が進んでしまっているという感想を持っている。やはり建設から28年たち、そういうことも起きてしまうのだろう。まずは、この不凍液をしっかり抜き切って、安全対策を優先していきたいと思っている。
今、実際には氷は張っていない状況なので、これ(不凍液漏れ)が直ちに何か次のフェーズに移るということではないが、現在はナショナルトレーニングセンターの指定施設として、2026年開催のイタリアのミラノ・コルティナダンペッツォオリンピックまでは選手に使っていただく。氷を張っていた時期と比べると、年間の維持管理費は相当削減されているが、この状況を継続していくのかどうかを、市も含めて、競技団体関係者の皆さんと本格的な議論を進めていく時期になってきたと考えている。

Q6(記者)
競技団体関係者との議論だが、札幌五輪の招致が一旦止まったときにも、これから関係者と議論を深めて考えていきたいということであったが、その進捗状況、これまでどのような議論があって、これからどのような方向性でいくのか、何かあれば教えていただきたい。

A6(長野市長)
2026年(3月)まではナショナルトレーニングセンターとしての利用が決まっているので、具体的に競技団体との話の進捗はない状況である。今のところは、競技団体の皆さまに、心配なく、思い切り使っていただくということが最優先、重要と考えているので、まずは、2026年(3月まで)のナショナルトレーニングセンターとしての指定(期限)を区切りとして、そのあたりから本格的な議論を開始したいと考えている。

Q7(記者)
2026年を区切りということだが、それまでには具体的な方向性は出さないということか。

A7(長野市長)
今も、パリオリンピックで選手たちが頑張っているところだが、この施設が選手の強化拠点になっている中で、水を差すような話は、私も選手経験がある中で、あまり進めていきたくはない。まずは、このあたり(ナショナルトレーニングセンターの指定終了)を見据えながら、話の準備を進めていきたいと思っている。

Q8(記者)
国スポ(国民スポーツ大会)のことを伺う。この前の全国知事会で方針が示された。市長は、時代の変化に合わせた的確な案と評価したが、改めて、この案をどのように受け止めたか、説明いただきたい。

A8(長野市長)
国スポ、いわゆる昔の国体(国民体育大会)だが、時代の変化の中で、その役割も変わってきたと思う。(国体の)当時は、日本のトップアスリートがこぞって参加してきた大会だったと思うが、現状は違ってきている。私自身、実際に国体に出たのは、少年の部で高校生の頃であり、オリンピック選手であった頃は出たことがない。そのような状況が、おそらくどの競技でもあると思う。
そのような中で、改めて、この国スポ三巡目を一つの区切りとして、見直していくということは当然なことだと思う。見直し内容についても、的確な点に触れられていると思う。
やはり私としては、これを機に、選手にとって、あるいは競技スポーツにとって、より良い見直しが進み、日本のスポーツ振興の良い意味での節目になることを期待している。

Q9(記者)
これまでの繰り返しになるが、「信州やまなみ国スポ・全障スポ」に向けて、市としては、着実に開催できるように準備していくという方針であったが、その点に変化はないのか。

A9(長野市長)
今回の知事会で出された文章の文言の中にも、今後行われる、三巡目になる以前のものも含めて、簡素化などを検討できるものは進めていくべきだと触れられている。本市は、オリンピックやパラリンピックを開催した実績があり、ノウハウもある中で、無駄を排し、選手のために、スポーツ振興のためにどのようなことができるのか、考えていかなければいけないと思う。

Q10(記者)
今回の海外トップセールス資料の目的には、「荻原市長の世界的な知名度と話題性を生かして、長野市の観光を世界に発信し、インバウンド誘客に結び付ける」とある。
昨年の秋にも、トップセールスの関係の質問をさせていただいたが、その時には、ご自身(市長)の知名度について、以前よりはだんだんと落ちてきているというような趣旨のことを話されていた。その際には、市長自らが行くという、そういう覚悟、本気度を売り込んでくるとおっしゃっていた。今回も、知名度と話題性を生かしてというよりは、市長自らが行く、そのことに力を入れているという認識でよいか。

A10(長野市長)
資料の前文(目的)については、市の職員が考案したので、少し私も違和感があるが、それはそれとして、トップセールスというと、首長などがにぎやかに行ってきた、というようなことだけになりがちだと思う。
そうではなく、前回は日本大使館に伺い、タイの状況を聞かせていただいたりした。今回も、JETRO(日本貿易振興機構)バンコク事務所に伺い、観光振興のみならず、長野市産の果物をはじめとした流通や、経済振興についても、いろいろと情報収集したいと思っている。このような姿勢、私自身の気持ちや長野市民の気持ちが本当にタイに向いているということを、しっかり伝えたいと思っている。
AC長野パルセイロ・レディースにも、今、2人のタイ出身のアスリートがいる。そういう関係性をしっかりとタイの皆さまに伝えていく。単に長野市が観光地として良いところだとか、おいしいものがあるということではなくて、「長野市の人たちは、非常にわれわれ(タイの人)に対してフレンドリーで、ウェルカムな気持ちがある」と(感じてもらえるように)見せていくことで、心のつながりも含めて、より一層、長野市に目を向けていただけるのではないかと思っている。そういう意味で、先頭に立つということが大事だと思っている。

Q11(記者)
今朝の朝刊でも報じているが、市議会の新友会に対して、共産党長野市会議員団、改革ながの市民ネット、無所属の議員が、政治倫理審査会の設置を求めるという方針を出している。
政策モニター研修会の参加者に、交通費3千円を政務活動費から支出していたという問題に関して、説明がきちんとなされていない、交通費3千円を誰にどれだけ支出して、市民にどれだけの金額が渡ったのか、そのあたりが不透明で、それを調査する意思を見せていなかった、ということがあり、政治倫理審査の請求をされる(予定である)。
市長からみて、この問題について、新友会の説明がきちんとなされているかどうか、市民の税金も使われている政務活動費が交通費に使われているといった視点からご意見をいただけるか。

A11(長野市長)
私も一人の政治家である。一般論ではあるが、政治家が発言する言葉やお金の出入りなどは、一政治家としてしっかりと説明責任を果たしていくことが、重い責任の一つだと思っている。
一方、政治倫理審査にかけるかどうかということは、議員の皆さまのことなので、これに対してはコメントする立場ではないと思っている。

Q12(記者)
説明責任を果たすという点においては、それが果たされていると感じているか。

A12(長野市長)
それは、議員の皆さまで議論いただくのがよろしいかと思う。

お問い合わせ先

企画政策部
広報広聴課広報担当

長野市大字鶴賀緑町1613番地 第一庁舎6階

ファックス番号:026-224-5102

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