前のスライドを表示
次のスライドを表示
 
前のスライドを表示
次のスライドを表示
 
前のスライドを表示
次のスライドを表示

この街で、わたしらしく生きる。長野市

更新日:2025年4月24日

ここから本文です。

目次

 

令和7年4月23日定例記者会見

記者会見インターネット中継(市長あいさつと案件説明)

ユーチューブ長野市公式チャンネルで、市長あいさつと案件説明の録画版を配信しています。
会見当日は生中継も行っています。

市長あいさつ要旨

はじめに、先日18日金曜日の夜間に発生した地震について、長野市内では大きな被害は確認されていないことを報告させていただく。市民の皆さまには、日頃から災害への備えを再確認いただくようお願いする。

続いてスポーツの関係で2件申し上げる。
先日の20日日曜日、「第27回長野マラソン」、「第21回長野車いすマラソン」が開催され、多くのランナーが長野市内を力強く走り抜いた。
当日は、桜をはじめ、春の花々が咲き誇り、沿道からの多くの声援、また、ボランティアや大会関係者の皆さまのご協力のもと、オリンピック・パラリンピックを開催した都市のレガシーを継承した素晴らしい大会になった。
今後も、このような大会や各種イベントなどを通して、スポーツを軸としたまちづくりを推進していく。
また、本市をホームタウンに活動しているプロバスケットボールチームの信州ブレイブウォリアーズは、レギュラーシーズンが全て終了し、B2東地区3位が決定した。ホーム最終戦となった今月12日、13日には、2日間で1万1千人を超える皆さまにお越しいただき、B.LEAGUE PREMIER(ビーリーグプレミア)継続基準の総入場者数12万人を達成することができた。ご来場いただいた皆さまに、心から感謝申し上げる。
5月3日からは、B1リーグ進出に向けたプレイオフが始まるので、さらなる市民の皆さまの応援をお願いする。

次に、今月13日に開幕した大阪・関西万博についてである。
長野県は、先日、大阪市内でPRイベントを開催したが、本市としても、北陸新幹線の敦賀延伸もあり、本市をPRする絶好の機会と考えており、2025大阪・関西万博「地方創生SDGsフェス」への出展が決定している。5月28日から6月1日までの5日間、テーマを「農業×戦国」とし、本市のSDGsへの挑戦を、多角的に楽しんでもらえる体験ブースで来場者を迎える計画である。 
詳細については、今後、ホームページなどで発信していく。大勢の皆さまのご来場に期待している。報道機関の皆さまにはPRをお願いする。

次に、路線バス廃止の代替案についてである。
アルピコ交通と長電バスが運行する長野市街地と中山間地域を結ぶ6路線の廃止についてだが、現在、代替交通手段の検討を進めており、5月中旬に開催する地域公共交通会議で具体案を示せるよう、準備を進めている。

続いて、子どもの権利条例についてである。
(仮称)長野市子どもの権利条例は、現在、市議会福祉環境委員会において制定に向けて協議をいただいている。これまでに7回、委員会が開催され、論点を整理しながら議論を進めていただいており、先週14日に開催された委員会では、条例の骨子案について協議いただき、まとまったところである。その後、16日には、市社会福祉審議会の児童福祉専門分科会を開催していただき、その場で条例の骨子案について説明し、ご意見をお聴きしたところである。
今後は、庁内の所定の手続きを踏まえ、条例骨子案に対するパブリックコメントを実施する予定である。詳細は、改めて報道の皆さまにご案内する。

次に、今月改訂した長野市人口ビジョンについてである。
国立社会保障・人口問題研究所の推計では、2060年の本市の人口を約27万4千人としているが、長野地域の連携中枢都市である本市は、今後も医療、交通、産業、教育・文化など、各分野での高次の都市機能を維持し、圏域全体の生活・経済を支え、豊かな市民生活と安定した行政経営を実現するために必要な人口として、2060年に人口30万人の確保を目指すこととした。
今後も一定の人口を維持するため、希望する人が安心して結婚、妊娠、出産ができ、仕事と子育てが両立できる社会づくりや、若い世代が活躍できる環境整備などを進めていく必要があると考えている。そのため、現在取り組んでいる各種施策についてスピード感をもって進めるほか、これから本格化する次期長野市総合計画は、多様な市民意見を反映し、市民の皆さまに分かりやすく、実効性の高いものにしていきたいと考えている。

最後に、ゴールデンウイーク中のイベントを紹介する。
いよいよ今週末からゴールデンウイークが始まる。市街地のイベントは、後ほど私から詳しく説明させていただくが、4月26日から開催する「第11回表参道芸術音楽祭」を皮切りに、「第24回善光寺花回廊」、「第9回ながの獅子舞フェスティバル」、「第11回NAGANO善光寺よさこい」などが開催される。
また、飯綱にあるnagano forest village(ナガノフォレストビレッジ)の フォレストアドベンチャー・長野が、4月12日から今期の営業を開始している。また、戸隠キャンプ場が4月26日オープン予定、鬼無里の奥裾花自然園が4月29日開園予定、中条の虫倉山開山祭が5月3日開催予定などとなっている。
本市の豊かな自然と歴史・文化、まちなかのイベントなど、長野市の春の魅力を多くの皆さまに楽しんでいただきたいと思っている。報道機関の皆さまには、こちらのPRもご協力をお願いする。

私からは、以上である。

案件説明資料

ゴールデンウィークは表参道へ!

ゴールデンウィークは表参道へ!(PDF:2,979KB)

問い合わせ先

商工労働課:026-224-5041
文化芸術課:026-224-7504
観光振興課:026-224-8316

春季企画展「見るカイあり!貝の魅力大集合」

春季企画展「見るカイあり!貝の魅力大集合」(PDF:1,166KB)

問い合わせ先

博物館:026-284-9011

質疑内容要旨

Q1(記者)
ゴールデンウイークの表参道のイベントについて、各イベントの問い合わせ先は、スライドに映っていた担当課か、あるいはチラシに記載のある実行委員会か。

A1-1(商工労働課主査)
「善光寺花回廊」は実行委員会に、このうち集客プロモーションパートナー都市の出店に関しては、商工労働課または観光振興課に問い合わせいただきたい。

A1-2(文化芸術課課長補佐)
「ながの獅子舞フェスティバル」、「表参道芸術音楽祭」は文化芸術課、「NAGANO善光寺よさこい」は実行委員会まで問い合わせいただきたい。

Q2(記者)
ガソリン価格のカルテル疑惑の件で伺う。長野県と県警が、長野県石油協同組合との給油の随意契約に関して、昨年度末で解消したと聞いている。
長野市は、同様の契約を結んでいたのか。結んでいる場合は県と同様の対応を取る予定なのか否か教えてほしい。

A2(長野市長)
県が新年度から給油に関する契約方法を、長野県石油協同組合との随意契約から入札に変更したという内容は承知している。
長野市の給油に関する契約方法は、毎年4月1日付けで組合加盟事業者とは一括で、非加盟事業者とは個別に、単価による随意契約を結んでいる状況である。
施設の運営や庁用車の運行には燃料の安定的な供給は欠かせない。また、特に消防車や救急車といった緊急車両は市民の生命・財産を守るためには、安定供給のための供給場所の確保は大変重要であるため、現在のところは(契約の解除や変更などについては)考えていないが、今後の状況は注視していきたい。

Q3(記者)
長野市長選挙に関して伺う。投開票まで、間もなく半年になるかと思う。
改めて市長自身の、2期目への出馬意欲、あるいはまだ進退を決定されていないか教えていただきたい。

A3(長野市長)
3月の市議会定例会で、令和7年度の予算を議決いただいた。
私としては、議決いただいた予算で各施策を速やかに実行することが大事だと思っている。また、その中で市民の皆さまの暮らしにしっかり寄り添えるような施策を注意深く丁寧に進めていきたい。今はその1点にかけて仕事をさせていただいているところである。

Q4(記者)
先日、長野市長選挙に平本浩一さんという新人の方が立候補の意向を示されたと各種報道であったと思うが、その点に関して所感などあればお伺いしたい。

A4(長野市長)
先日の新聞報道で長野市長選挙に立候補を考えている方がいるということは承知している。
この大長野市の市長選挙ということで、さまざまな方が立候補を考えているということを感じた。

Q5(記者)
先ほどの「2期目への意欲は」という質問で、今期については施策を丁寧に進めていくという回答だったが、市長自身の進退をどうされるのかということについて、お答えいただきたい。

A5(長野市長)
私としては、新年度予算の各事業を丁寧に早期に進めていくことが重要だと考えている。また、一つ一つの仕事を丁寧に進めながら、その進捗をしっかり見ていきたいと思っている。
もちろん、頭の中に自分の任期や、10月末に選挙があるということは承知しているが、まずは私が今やらなければいけないこと、例えば路線バスの関係など、さまざまな課題に向き合いながら、この長野市に暮らす皆さまの生活を守り、安心できる生活環境をしっかり築いていく、ということに全力を注いでいくことが必要と考えており、進退について、いつ皆さまにお知らせするのかということは現在のところ念頭にはない。

Q6(記者)
長野市の人口ビジョンについて伺う。2060年までに、人口30万人の確保を目指すということであるが、実現可能性について、市長としてはどのように感じているか。この目標を達成するためにどういった施策が具体的に必要となってくるのか考えを伺いたい。

A6(長野市長)
2024年10月1日現在、長野市の総人口は、363,145人となっており、これは1年前と比較すると、3,086人減少している。外国籍の方が増えているというような状況はあるが、総数としては1年間で約3千人減っているという状況である。
今後一定の人口の維持をしていくためには、冒頭のあいさつでも触れたとおり、子育て環境の充実や子育て支援の切れ目ない取り組み、移住定住の促進、こういった事業に力を入れていきたいと思っている。
日本全体で人口減少は進んでいるが、その中にあっても、長野市は非常に暮らしやすい、住みやすい、良い環境だと思ってもらい、教育や医療環境が整っていて、仕事や子育てがしやすく、ここなら暮らし続けられるというまちをつくっていくことで、人口30万人の維持を目指していきたいと考えている。

Q7(記者)
須坂市のふるさと納税の産地偽装の件に関連して、長野県内全ての市町村で同様の事案がないか、調査を一斉に行っており、長野市も県に報告していると思う。現時点で同様の事案がなかったか教えてほしい。

A7(長野市長)
県の要請に基づき収集・点検を行った。その結果は4月11日までに県に対して報告を行っており、現在、県が取りまとめを行っている。公表については、足並みをそろえたいということで、県から公表される予定となっている。県からは、近日中にその調査結果を公表する予定と聞いている。

Q8(記者)
長野市長選挙に関連して伺う。1期目について、新たな政策の開始や解決途中の課題もあるかと思うが、どのような評価をご自身でされているか、伺いたい。

A8(長野市長)
私自身が自分の取り組みを評価するのはどうかと思うが、振り返ると市長選挙で掲げた公約については全て着手することができた。職員の協力や市民の皆さまのご理解をいただきながら進めることができたと思っている。
その施策が、市民の皆さまの暮らしに良い変化をもたらし、市民の皆さまに、「変わってきたね」と喜んでいただけることが評価だと思っている。
私が自身で評価するということは考えておらず、繰り返しになるが、公約に着手し実行していくことが私の責任だと思っている。

Q9(記者)
路線バスについて、廃止予定の6路線のうち3路線は9月末ではなく、今年度いっぱいまで(運行)という方向で動いているが、それに関してどのような思いか。また、どのような支援を考えていて、予算などに盛り込む予定でいるのか。

A9(長野市長)
市内合わせて6路線の廃止方針については、多くの市民の皆さまに不安や動揺が広がっており、私としても、責任を持って市民の移動の担保をしっかりやっていきたいと思っている。
そのような中で、現在、市として代替交通手段の検討を進めており、5月に開催する地域公共交通会議で具体案をお示ししたいと思っている。また、その具体案について、ご意見をいただければと思っている。
一方で現在、関係する各地域に出向き説明会なども行っており、市民の皆さまにバス事業者の人材不足などにご理解をいただきながら、市としても代替手段についてしっかり考えていることをお伝えしている状況である。
特に子どもたちの通学に関しては、しっかり対応しなければいけないことだと思っており、市民の皆さまの不安を少しでも取り除くような対応をしていきたいと思っている。
今後の予定については、先ほどお話しした地域公共交通会議の開催や、代替交通手段に伴う補正予算を6月の市議会に提出したいと思っている。
日頃便利に利用している路線バスがなくなってしまうのではないかという市民の皆さまの不安をできるだけ払拭する上でも、しっかりとした対応を行っていきたいと考えている。

Q10(記者)
白馬村出身の渡部暁斗選手が、白馬村の丸山俊郎村長に、「ホルメンコーレン・メダル」を授与されたことを報告し、ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪に向けての抱負を語っていた。市長が日本人で初めて「ホルメンコーレン・メダル」を授与されたと思うが、今回渡部選手が授与されたことへの受け止めと、(渡部選手が)ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪を競技人生の一区切りと考えているようだが、どのような滑りに期待するのか、どのような気持ちで臨んでほしいか、教えていただきたい。

A10(長野市長)
 「ホルメンコーレン・メダル」は、ノルウェーの国王から直接いただくメダルで、私もかつて、この「ホルメンコーレン・メダル」をいただくことができた。
個人的な話だが、海外遠征を始めた頃は、成績が下から数えた方が早く、40位や50位のような選手活動から始まり、結果的には、オリンピックで金メダルまで到達することができた。そのような過程を評価していただいたことはとてもうれしく思っている。特にスキーの中でもノルディック種目はノルウェーの国民的スポーツであり、その国の国王からメダルをいただくという、こんな光栄なことはなかったと振り返っている。今回、渡部選手が授与されたことは、私も一人のスキーヤーとして、大変うれしく思っている。心からお祝いを申し上げたい。
渡部選手は、選手の中でも年齢が上になってきており、本人としても、今のお話のように、最後のオリンピックになるだろうという思いの中で、本人のセリフを借りさせていただくが、季節外れの桜を、大輪の花を咲かせるように、全ての経験をフルに発揮して、私たちに良い結果を報告していただければと思っている。心から期待している。

Q11(記者)
バス路線に関連して、6月に補正予算を提出した後のスケジュールを伺いたい。例えば、ダイヤ編成や停留所などについて、住民の皆さまの声を直接集める手段は何か検討しているものがあるか。

A11-1(長野市長)
6月の議会に補正予算を提出し、(審議を)諮る。その後、ご意見をお聴きする予定となっている。交通政策課から、市民の皆さまの声を受け止めるための対応について説明する。

A11-2(企画政策部主幹兼交通政策課課長補佐)
5月の長野市地域公共交通会議で、具体的な案を示す。そこでは、運行方法や路線について提示し、6月の長野市地域公共交通会議までの間に、提示した案に対する皆さまからの意見を募集し、その場(6月の長野市地域公共交通会議)で最終的な乗合タクシーのダイヤなどを決定できるように進めていきたい。

Q12(記者)
長野市長選挙について、今はまだ進退について明言をされていない中、半年後に迫っている選挙でどのような論戦を期待し、どのような選挙になってほしいと考えているか。

A12(長野市長)
各地域で基礎自治体レベルの選挙が行われており、新聞の報道結果などで、いろいろな選挙結果を見ている。論戦、論点となると、本市においては、現在の公共交通を将来的にどうしていくのか、さらなる子育て支援・少子化対策、特に中山間地域における人口減少に伴い、高齢の皆さまの移動をどう担保するのか、過疎対策も重要で、空き家も増えている状況であり、国とは違う視点でこのまちをどうしていくのか、都市部もあれば、自然豊かな中山間地域もあるので、幅広い議論がなされると思う。多くの人が、幅広いテーマの議論を期待されるのではないかと考えている。

Q13(記者)
夏の参議院議員選挙に向けて県内の立候補者が固まりつつある。市長は、特定の候補、もしくは特定の政党の応援をする予定はあるか。

A13(長野市長)
特定の候補あるいは特定の政党を応援する考えはない。

お問い合わせ先

企画政策部
広報広聴課広報担当

長野市大字鶴賀緑町1613番地 第一庁舎6階

ファックス番号:026-224-5102

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?

 

同じカテゴリのページを見る

こちらのページも読まれています