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この街で、わたしらしく生きる。長野市

更新日:2024年10月10日

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目次

 

令和6年10月9日定例記者会見

記者会見インターネット中継(市長あいさつと案件説明)

ユーチューブ長野市公式チャンネルで、市長あいさつと案件説明の録画版を配信しています。
会見当日は生中継も行っています。

市長あいさつ要旨

はじめに、発災から間もなく5年となる令和元年東日本台風災害についてである。
今週6日の日曜日、復興応援事業「絆」をビッグハットで開催した。当日は、地区や関係団体の皆さまのご協力により、被災地区からの出展、防災展示や体験ゾーンなどを設置し、お子さまを含めたご家族など、大変多くの方にご参加いただいた。この機会を契機として、被災地区の活性化と市民の防災・減災意識のさらなる向上を図るとともに、これまでご支援いただいた方々との絆を未来につなげてまいりたいと思っている。
能登地方では、先月の記録的豪雨により、再び大きな被害が発生し、復旧活動が続いている状況である。市としては、既に、県内の水道事業体とも連携し、輪島市へ応急給水活動のため職員を派遣した。また、義援金やふるさと納税の代理寄附の受け付けなどに対応している。引き続き、大きな被害を経験した当市として、できる限りの支援を行っていく。
既にお知らせしたが、姉妹都市アメリカのクリアウォーター市との提携65周年記念親善訪日団の本市への来訪については、先月末にアメリカのフロリダ州に被害をもたらしたハリケーンの影響により、延期することになった。今後の予定については、現在のところ未定である。現地の状況を伺いながら対応したいと考えている。
本市職員のメール送信による個人情報漏えい事案については、現在、誤って送信した相手方への削除を依頼している。対象の方には大変ご心配をおかけしたことに、この場をお借りして、心からおわび申し上げる。
個人情報の取り扱いについては、チェック体制の強化など適切な対策を講じ、引き続き再発防止に努めていく。

続いて、本日の案件にもなっている令和7年度予算編成についてである。
先日、令和7年度予算編成方針を策定し、庁内に発出した。令和7年度予算編成方針では、「未来の飛躍に向けた『変革』・『挑戦』と持続可能な財政運営の維持」を基本方針とし、将来を見据えたビジョンやありたい姿を描きながら、持続可能な財政基盤を維持し、引き続き「長野市の強みを活かした未来への投資」を戦略的に進めていきたいと考えている。詳細については、今後の財政推計を含め、後ほど担当者から説明する。

次に、実りの秋、行楽の秋を迎える中、今月開催する秋の農林業イベントについてお伝えする。
19日土曜日、市民の皆さまに森林や林業に対する関心を高めていただくことを目的に、「ながの森林・林業フェア」を篠ノ井の茶臼山自然植物園で開催する。また、20日日曜日には、昨年度に引き続き、東京都豊島区池袋のサンシャインシティにおいて、リンゴなどの農産物を中心にPR・販売する「まるごと長野」を開催する。今回は、松本市、上田市との連携事業として実施するもので、臥雲松本市長、土屋上田市長とともに私も参加し、トップセールスを行う。
さらに、26日土曜日には、若里ビッグハットで、「2024長野市農業フェア」を開催する。同時に、ビッグハット隣の若里市民文化ホールでは、本市の今後の農業振興につなげるため、「長野市果樹サミット2024」を初開催する。
それぞれのイベントの詳細については、後ほど担当者から説明させていただく。周知にお力添えをお願いする。

最後に、多くの皆さまに好評をいただいている子どもの体験・学び応援事業「みらいハッ! ケン」プロジェクトについては、今月5日から来月4日までを「みらいハッ!ケン月間 体験と学びの秋」と題して、登録・利用をさらに促進したいと考えている。
本年4月の利用開始から半年が経過した。既に75パーセントの小・中学生の皆さまに登録いただくとともに、全体の50パーセント以上の方がポイントを利用している。深まる秋において、子どもたちが主体的に「やってみたい」「チャレンジしたい」と思える体験や学びの機会を、参画パートナーのご協力により多数用意しているので、ぜひ多くの子どもたち、ご家族に参加いただきたいと思う。
来週14日月曜日には、茶臼山スケートパークがいよいよオープンとなる。先月28日の内覧会には、大変多くの子どもたちやご家族にお越しいただいた。今後は、子どもたちや初心者を中心に、誰でも気軽にご利用いただける施設を目指していく。多くの皆さまにお越しいただくようお願いする。

私からは、以上である。

案件説明資料

令和7年度予算編成方針について、令和6年度長野市財政推計について

問い合わせ先

財政課:026-224-5011

長野市産業立地ビジョン(案)に対する市民意見等の募集(パブリックコメント)の結果及びビジョンの決定について

問い合わせ先

企業立地課:026-224-6751

南部勤労者活躍支援センターの開所について

問い合わせ先

商工労働課雇用促進室:026-224-7492

「ながの森林・林業フェア」の開催について

問い合わせ先

森林いのしか対策課:026-224-5040

「2024長野市農業フェア」「長野市果樹サミット2024」の開催について

問い合わせ先

農業政策課:026-224-5037

第67回特別展「長野の仏教美術 江戸時代編~大歓進本考・等順と善光寺の中興~」の開催について

問い合わせ先

市立博物館:026-284-9011

「恐竜あらわる!化石博物館を救え!~恐竜みたいに滅びないぞ!~」イベント開催のお知らせ

問い合わせ先

信州新町支所:026-262-2200

質疑内容要旨

Q1(記者)
財政に関して、先ほど財政課からの説明の中で、財源不足を基金の取り崩しで補っていくことや、今後、公債費が増えるという説明があったが、このような厳しい現状について、市長としては、どのように認識されているのかお聞きしたい。

A1(長野市長)
資料の「令和7年度予算編成方針」「令和6年度長野市財政推計(概要)」にも書いてあるが、人件費や、国スポ・全障スポ(国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会)に係る施設のアップデートも含めて、歳出増加が見込まれる。社会保障関係経費では、来年度の早い時期から、子どもの福祉医療制度の窓口無料化に取り組みたいと思っている。
今後、財政状況が非常に厳しくなるということは、市役所全体で意識を共有できていると思っている。このような中で、今後、どのようなことに取り組むべきか、「令和6年度長野市財政推計(概要)」の2ページの「今後の課題」にもあるが、あらゆる方策を講じながら、税収をしっかり確保していくということを、過日の部長会議でも話をした。しっかり投資をして、その成長を促していく。令和6年度の税収(見込み)は600億円弱だが、これが令和10年度には、税収が伸びて629億円と推計している。令和10年度には、市税を650億円ぐらいになるような努力をして、財源をしっかり確保していくということを庁内共通の認識で市政運営に取り組みたい。

Q2(記者)
財源の確保という点で、お答えいただいたと思うが、資料には、今後は「選択と集中」を一層強化させるとある。今後、どのような政策に財源を投じていくのか、取捨選択も重要になってくると思うが、優先順位の付け方、どのようにバランスを取っていくのか、考えはあるか。

A2(長野市長)
本日の案件の中で産業立地ビジョン(案)の説明があったが、全体としては、強い市内経済をつくっていきたいと考えている。産業立地ビジョンに対して、パブリックコメントを実施したところだが、ビジョンをしっかり市民の皆さまに伝えていく。市内企業でも事業を拡大したいというニーズがある。さまざまな企業アンケートにおいても、本市や周辺エリアに新たに進出を考えているという話も聞いている。新たに市内で事業に取り組んだり、既存の事業者が事業を拡大したりしていけるような投資環境を整えながら、市内経済を強くしていく。加えて、若い世代が長野市から出ていってしまう傾向があるので、若い世代が本市にとどまり、根を張ってもらえるよう、流出防止策も含めて、雇用の拡大や若い人たちが望む仕事を誘致していければと考えている。

Q3(記者)
令和7年度の予算編成方針について伺う。令和7年度も財源としては余裕がある状況ではないと説明をいただいた。その中で、必須重点事業として、国民スポーツ大会に向けた施設関連整備については、所要額の要求を認めると書いてある。国民スポーツ大会を巡っては、全国の自治体から、費用負担の重さから見直しを求める声もあるが、長野市としては、令和7年度に、国スポに向けて多くの予算を配分していくことに対して、どのような意義があると考えているか教えていただきたい。

A3(長野市長)
資料では「国民スポーツ大会等に向けた施設関連整備」と書いているが、オリンピック施設がおよそ30年経過し、老朽化が進んできている。私の目から見れば、本市にあるオリンピック施設は、いわゆる体育館である。時代が求めているものは、スポーツアリーナや、よりエンターテイメント性の高まるような、さまざまな仕組みや仕掛けが備わった施設である。市内にはプロスポーツチームがあり、(選手の)皆さんが(ホワイトリングなどで)頑張っている。いろいろな意味で、良い効果を生むような施設に生まれ変わらせることにより、多くのファンを獲得したり、スポーツイベントによる交流人口を拡大したり、それに伴って宿泊や飲食などの経済効果、波及効果が見込まれるので、施設関連整備に対する投資というのは、決して無駄なものではないと考えている。

Q4(記者)
今月上旬に発表があったが、市街地整備課で個人情報の漏えいがあった。9月には文化財課のWEBサイト(長野市デジタルミュージアム)でも漏えいもあった。個人情報の漏えいが相次いでいるが、それに対する考えと、どのような再発防止策をとっていきたいか伺う。

A4(長野市長)ご迷惑をおかけした皆さまに、心からおわびを申し上げる。本来であれば、情報の持ち出しは制限している。市役所の中のさまざまな決まり事を遵守していれば起きなかったことが散見される。そのため、庁内に向けて、しっかり注意徹底するように呼びかけを行った。

Q5(記者)
本日、衆議院が解散されて、27日には投開票があるかと思うが、現在、長野第1区での候補として、篠原さんと若林さんが出馬表明されている。日本維新の会の若狭候補もいるが、現状の市長の応援の姿勢(どなたを応援するか)を教えてほしい。

A5(長野市長)
今のところ3人が名乗りを上げている状況の中で、今後どういった方々が立候補されるのか、まだ見当がつかないところだが、それぞれの候補者の主張や政策、どういったことを訴えていくのかを見させていただきたいと思っている。

Q6(記者)
応援する候補、応援するかどうかも含めてだが、重視する政策や主張などがあれば教えてほしい。

A6(長野市長)
首長として仕事をさせていただいている中では、先ほど、財政の話や産業立地ビジョンの話もあったが、地方の現状を見ていただき、地方に対して光を当てるというか、目をしっかり向けて、政策や対応を訴え、考えていただけるか、ということを注視していきたいと思っている。

お問い合わせ先

企画政策部
広報広聴課広報担当

長野市大字鶴賀緑町1613番地 第一庁舎6階

ファックス番号:026-224-5102

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