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この街で、わたしらしく生きる。長野市

更新日:2024年12月10日

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目次

 

令和6年12月9日定例記者会見

記者会見インターネット中継(市長あいさつと案件説明)

ユーチューブ長野市公式チャンネルで、市長あいさつと案件説明の録画版を配信しています。
会見当日は生中継も行っています。

市長あいさつ要旨

はじめに、12月市議会定例会についてだが、先週までに一般質問が終わり、本日、追加議案を提出し、明日からは委員会審査に移る。一般質問においては、これまでの自然災害に対する経験を踏まえた防災・減災対策、健康や福祉、子ども・子育て支援施策などについて、私からお答えさせていただいた。また、公共交通、住民自治の在り方など、地域課題の解決に向けた取り組み、不登校対策などの教育施策、観光戦略や農業振興など、多岐にわたる行政課題に関するご質問に対して、現況、また今後の取り組みの内容などについて、お答えさせていただいた。
これらの取り組みを通じて、市民の皆さまに暮らしの変化を実感していただけるよう、着実にそれぞれの事業の取り組みを進めてまいりたいと思う。

続いて、今週14日、土曜日に人権尊重意識の普及・啓発の一環として「人権を尊重し合う市民のつどい」を開催する。
講師に、テレビドラマや映画、舞台などで活躍中の俳優である宇梶剛士様をお迎えして、「転んだら、どう起きる?」を演題にご講演をいただく。巨大暴走族の総長、少年院への収監など、紆余曲折しながらも力強く生き抜いてきた宇梶さんのご自身の体験、また辛い時や失敗した時に立ち上がるヒントとともに、差別や人権問題を「自分のこと」として捉え、お互いの人権を尊重し合うことの大切さについてお話をいただく。
なお、こちらの講演会は、大変ご好評をいただいており、定員に達し、受け付けは終了している。参加される皆さまには、人権の尊さを改めて考える機会としていただきたいと思う。

最後にレジャー、イベントのお知らせである。
戸隠スキー場が、今週末の14日土曜日にいよいよオープンとなる。戸隠連峰や北アルプスの山々が連なる雄大な景色に囲まれる中、初心者から上級者まで楽しめるバラエティー豊かなゲレンデや、地元の食材を使ったオリジナルメニューなどが充実したレストランやカフェなど、さまざまに魅力があるので、ぜひご家族、ご友人などとお出かけいただきたいと思う。
詳細については、後ほど、担当者から説明させていただく。
また、今月21日からは、「善光寺表参道イルミネーション」が始まる。冬の長野中央通りを光で演出する。今年もさまざまな趣向を凝らし、冬の風物詩として、長野の街を彩ることになる。
私も、さまざまなイベントの機会を通して、本市の冬の魅力を発信してまいりたいと考えている。

私からは、以上である。

案件説明資料

戸隠スキー場オープンのお知らせ

資料はありません。

問い合わせ先

観光振興課北部産業振興事務所:026-254-2324

長野市災害廃棄物処理計画(案)に対する市民意見等の募集(パブリックコメント)の実施について

問い合わせ先

生活環境課:026-224-5035

質疑内容要旨

Q1(記者)

市長は昨年、中国にトップセールスに行き、今年の初めに中国からスキー客が来たかと思うが、このような取り組みは、今後も継続される見通しはあるか。また、スノーリゾートを生かしたインバウンドの誘致という部分で、市長のお考え、今後の取り組みについて伺いたい。

A1(長野市長)

昨年は中国(とタイ)に直接出向き、観光のトップセールスを行ってきた。この夏はタイだけで、中国には行けなかったが、今の話のように、今年の1月に、中国からのスキーツアー客が本市などにお越しいただき、非常に好感触で帰っていただけたのではないかと思っている。
現在、(インバウンド誘客などは)観光振興課が中心に行っている。今、これだけインバウンドが活況を呈している中で、本市に唯一存在する戸隠スキー場を、どのようにしてインバウンドにつなげるか、この流れを受け止めていけるか、勝負の分かれ道のように感じている。
私もスキーヤーであるが、猛烈に滑り込みたい人たちには、例えば白馬や野沢温泉、志賀高原(のスキー場で滑る)という傾向が強いかと思うが、特にアジア圏の人たち、雪のない地域の人たちには、この戸隠スキー場が一番フィットするのではないかと思っている。「忍者スロープ」などを含めて、非常になだらかで、しかも幅も広く、距離もしっかり取れている。これからスキーやスノーボードを始める人や、体験したいという人に向いているゲレンデを有しているのは戸隠スキー場ではないかと思う。
一方で、上級者にとっては、北信の他のスキー場に比べれば、(滑走用に)取れる距離は短いかもしれないが、バラエティーに富んだ斜面があるということを情報発信し、戸隠スキー場はどういうスキー場なのか、あるいは、どのような人たちに喜んでもらえるのかということを整理する必要がある。現場でもやっていただいてはいるが、ユーザーへの情報発信は、より研究していく必要があるのではないかと思っている。
私としては、このインバウンドの流れの中で、この戸隠スキー場を含めて、北信エリア全体のスキー場が活性化していくように、どのような体制がとれるか、研究していきたいと思っている。

Q2(記者)

インバウンドが本格化していく中で、長野駅で降りても、白馬や志賀高原などに流れるインバウンドがいる。インバウンドの人たちに、どのように長野市の経済のためにお金を投資してもらえるようにするか、長野市で観光を楽しめるような対策などは考えているか。

A2(長野市長)

過日、シンガポールファンドのペイシャンス・キャピタル・グループ(PCG)の代表取締役であるケン・チャン氏がお見えになり、市内で講演をされた。その際、言葉の節々で、長野市をハブにした観光が、これから大きな魅力になっていくという話をされていた。
また、過日、東急グループの野本会長ともお話をさせていただいた。その際にも、ケン・チャン氏と同様の視点で、「東京から長野は近く、非常に利便性が良い。善光寺のみならず、長野市を中心に、ウインターリゾートや山岳など、さまざまなレジャー、アクティビティの拠点になり得る」というようなお話をいただいた。
われわれは、地元(長野市)にいると、広い視点(が持てず)、私も長野市長ということで、考え方が長野市(中心)になりがちであるが、多くの方々の広い視点をしっかり吸収していきたい。また、それぞれが投資に対する期待感もあり、特にペイシャンス・キャピタル・グループは、投資をしていく可能性が極めて高く、実際には既に、妙高山麓のスキー場や、市内(飯綱高原)でもゴルフ場に対して投資を行っている。行政はしっかり情報収集し、そういった開発事業者とタッグを組んで、観光を含め、確かな経済、元気なまちにしていきたいと思っている。
確かに今のご質問のように、長野駅が単なる通過点になりがちな状況というのは否めない。長野駅で降りて、バスに乗り変え、白馬、野沢温泉、志賀高原に行くというケースが見受けられる。私としては、長野市に宿泊をしていただき、そこから、「今日は白馬村に行こう」「今日は野沢温泉で滑ろう」「今日は近場の戸隠のスキー場で滑って、そのあとは軽井沢に買い物に行こう」というように、長野市が、交通のハブではなくて、観光そのもののハブになるような取り組みができれば、非常に元気なまちになっていくのではないかと考えている。
いろいろな情報収集をし、いろいろな関係性をつくっていければと思っている。

Q3(記者)

PCGのケン・チャン氏に関して、お話しされたのは、いつ、どのくらい、どういった内容であったのか、もう少し詳しく聞きたい。また、長野市のことを評価しているPCGと、これからどのように連携していくのか、何か考えがあるのか伺う。

A3(長野市長)

長野市役所にケン・チャン氏が来庁したのは8月頃だったかと思う。「長野市が、今後、観光の拠点になっていくだろう。私としては、そういう方向性で、この周辺を開発してみたい」と話していた。ご承知のとおりであるが、妙高の斑尾高原スキー場、そして京急電鉄のゴルフ場(長野京急カントリークラブ)を運営していくことになっている。
ケン・チャン氏の話の中では、しなの鉄道も出てきた。「長野市から妙高のスキー場に行くには、しなの鉄道があるので、非常に利便性が高い。新幹線も含め、広い視野で交通事情を見ると、長野市は非常に魅力的である」と話していた。加えて、「宿泊施設などについても、今後、取り組まなければいけないことではないか」と話していた。
会話の中なので、ケン・チャン氏がどのくらいの規模で、どのくらいの開発を実際に考えているのかは明らかではないが、長野市に対して、非常に前向きで、期待感を持っていると受け止めた。具体的にPCGとどのような取り組みをするかという段階には至っていない。
行政とすると、PCGは一民間企業である。特定の企業だけにはならないが、このような前向きな意欲のある民間企業、投資会社と連携できると良い。長野駅前(の再開発事業)や新田町の交差点(周辺のまちづくり)、県庁周辺の官公庁街(の再整備)など、これからかなり大きなまちの変化が予測されるため、こういった方々の考えや企業の力をお借りできればいいのではないかと考えている。

Q4(記者)

ケン・チャン氏から、宿泊施設についても取り組まないといけないと話があった、ということであるが、それは、PCGが具体的に、長野市のこういうところに宿泊施設を建てたいなどの方針を示したのか。

A4-1(長野市長)

具体的な話はない。これから長野市が観光のハブになっていく上では、良いレジデンスホテルが必要になっていくだろう、ということであった。

A4-2(秘書課長)

先ほどのご質問の、ケン・チャン氏が長野市役所を訪問した日であるが、8月6日で、20分間、市長と面談を行った。

Q5(記者)

PCG関連で確認をしたい。長野駅前再開発や新田町、官庁エリアの関係で、PCGの考え方や企業の力を借りたいと言及があったが、これは一般論として企業の知見などを借りたいという趣旨か。それともPCGという特定の企業を念頭に置いた発言なのか、その真意を問いたい。

A5(長野市長)

具体的な話は何もない。今後、PCGと一緒にやっていくということもない。一企業として、一投資会社として、代表があいさつに来たいということで、時間を取らせていただいた。
繰り返しになるが、非常に長野市に対して期待感が溢れている方だと感じた。
今後、本市がさまざまなまちの再開発をしていく中では、一緒にやっていく可能性はあるが、今、具体的に何か計画予定があるわけではない。

Q6(記者)

11月29日付けの報道で、PCGに関連して、高級リゾートホテルの建設が周辺自治体で相次いでいることを受け、市長が長野市内への進出にも期待感を示したとある。高級リゾートホテルの進出への期待感があるのか、あればどういった期待感か伺いたい。

A6(長野市長)

市内にはさまざまな宿泊施設がある。例えば、海外のバックパッカー向けのリーズナブルな宿泊施設もあれば、長野駅前の「ホテルメトロポリタン長野」や、「ホテル国際21」など、立派なホテルもある。
海外からのお客様の中には、富裕層の方々がいる。北海道のニセコ町など、一泊何十万円というところに宿泊するインバウンドの人たちがいるという情報を見聞きすると、そういったニーズに応えられる宿泊施設が、長野市にあってもよいのではないかと考える。
本市を拠点に、さまざまなアクティビティ、レジャーを楽しみながら、ラグジュアリーな旅を満喫したいという人も多くいると思う。そういったニーズにどう対応していくのか、しっかり研究していく必要がある。今後のまちの再開発にうまくマッチ、フィットさせながら、まちを元気にしていくことが求められるのではないかと思う。

Q7(記者)

長野駅前の再開発の関係で、マンション計画について、市役所が補助金を出して計画を進めるとなっている。マンションの内訳、どこにどのようなテナントが入って、どういう状況になるかといった見通しについて、十分な説明がないのではないかという声が一部上がっていると聞いている。その説明を、どのように果たしていくつもりか。どういうところが説明しにくい障害になっているのか。課題とともに整理していただきたい。

A7(長野市長)

長野駅前のB-1地区再開発事業については、公共的な部分に、補助事業として、国・県・市合わせて、約53億円の公金が使われるというものである。
ご質問のように、なかなか情報が届いていないのではないか、情報発信が弱いのではないかという声があることは認識をしている。
12月市議会定例会の中でもご質問をいただき、真摯(しんし)にお答えしている。基本的には、民間の事業組合主体の事業ということになるので、市としては、そのような声があることを、しっかり事業組合に届けていくつもりでいる。
事業組合が、過日、若い人たちと意見交換をしたという話を聞いている。さまざまな機会を捉えて情報発信をしていただきたいと思っている。行政としても、できる限りの情報を発信し、また、さまざまな声を受け止めて、事業組合に届けていきたいと思っている。

Q8(記者)

情報発信が足りない可能性もあるかもしれないが、市として、今の時点で、申し上げづらいという点があるのか、その理由についても教えていただきたい。

A8(長野市長)

市としては、今お伝えできるものは、全て明らかにしながら、市民の皆さま、あるいは関心をお持ちの皆さまに伝えてきているつもりなので、何か申し上げにくいということは一切ない。
具体的にどのような建物になるのか、どのようなテナントが入るのか、マンションの部屋数はどのくらいになるのかということは、今後、事業組合が設計、計画をされるので、市としては、それらの詳細情報はつかんでいない。何か今伝えられないものがあるという認識を持っているわけではない。

Q9(記者)

観光PRという点で質問する。先日、「伝統的酒造り」がユネスコの無形文化遺産に登録された。戸隠でも酒造りされていると思うが、長野市としても、こういったものをPRコンテンツなどに使用していこうという考えはあるか。また、このユネスコの登録についての市長の受け止めをお聞きする。

A9(長野市長)

日本の伝統的な酒造りがユネスコに登録されたことは、一国民として、とてもうれしいことであり、日本の酒造りの文化が、世界に認められたことは、誇りにも感じる。
市内にも酒蔵があるので、こういった食文化、酒文化を、まちの経済活性化や観光振興にどうつなげていくのか、これまでも、本市の観光や食文化の中でお酒(をPRしてきたが)、最近ではワイナリーも立ち上がり、今回のユネスコ登録を受けて、どうやって世界に発信していくのか、しっかり研究していかなければと思う。

Q10(記者)

プロスポーツの関係で質問する。サッカーJ3のAC長野パルセイロだが、今シーズンはJ3残留が決まったが、最後まで残留争いをしていた。市長はプロスポーツと連携したまちづくりを掲げているが、このような状態の評価と、プロスポーツと関係したまちづくりに対する影響や評価を伺う。

A10(長野市長)

私もAC長野パルセイロの名誉会長を務めているので、残念という目線ではなく、悔しいというのが正直な思いである。現実としてしっかり受け止めながら、大分トリニータから強化部長が来ていただくという発表もあったので、新たな体制に期待していくしかない。私もかつてアスリートをやっていたので、過去を振り返っていても仕方がないという思いがある。とにかく新しい体制に期待したいと思っている。
スポーツというのは、選手の頑張りにひかれて応援するという、とてもエモーショナルなファンもたくさんいると思うが、一方で、勝たなければ面白くない、応援しがいがないという人もいると思う。やはりプロであるから、しっかり勝って、結果を出すチームに成長していってほしいと思っている。
AC長野パルセイロと対戦するチームのサポーターの皆さんには、激しい戦い、ぎりぎりの戦いを見たくて、「AC長野パルセイロは強いから、われわれが一緒に行って応援しないとまずいぞ」と思って来ていただきたい。言い換えれば、人の交流や観光、宿泊にもつながっていくことである。「AC長野パルセイロと対戦しても、こちらが勝つから行っても無駄かな」と思われないようなチームに成長してほしいと思っている。
選手、チームが一番ショックを受けて、沈んでいる状況だと思うが、名誉会長の立場としては、しっかり応援をし続けていきたいと思っている。

Q11(記者)

プロスポーツの経営状況やその練習環境について、市としては金額面やそれ以外の部分でもサポートしていると思う。例えば、信州ブレイブウォリアーズでいえば、出資もしているし、ホワイトリングも企業版ふるさと納税を活用して改修するという話になっている。
長野Uスタジアムの管理についても、外郭団体になるが、開発公社が5千万円の出資をするなど、かなり深く関わっている部分があると思う。どちらのチームも経営状態があまり良くない中で、出資をしたり、会場の改修に臨もうとしたりしていると思う。
その中で、昨シーズン、信州ブレイブウォリアーズは降格し、AC長野パルセイロは残留争いをしていて、成績が低迷しているような状態であった。
市としてプロスポーツとの関わり方、姿勢が問われていると思うが、どうお考えか。

A11(長野市長)

もちろん、スポーツは勝った方がみんなハッピーになれるのは間違いないと思う。しかし、われわれとしては、「勝ったから応援します」「負けたので応援しません」という姿勢は一切ない。「スポーツを軸としたまちづくり」を進めていく上で、常にチームと一体になってまちをつくっていきたいと思っている。単に「勝った」「負けた」という短期的な見方ではなくて、長期的なビジョンを持ちながら、まちづくりを進めていきたいと思っている。
国スポ(国民スポーツ大会)が令和10年に長野で開催することになり、いよいよこれで新たなフットボール場が3面できる。完成すると、合計4面が南長野運動公園で一気に取れることになり、いろいろな全国大会や合宿の誘致にもつながっていく。AC長野パルセイロも今後、南長野運動公園を中心に練習をしていくことになると思うので、これまでの河川敷の環境よりも格段に良くなると思うので、しっかり練習を積んでいってほしいと思う。
信州ブレイブウォリアーズについても、新たに体育館(ホワイトリング)の改修をしながら、いわゆる体育館からスポーツアリーナに変えていきたいと思っている。
繰り返しだが、もちろんチームが強いことに越したことはないが、プロスポーツと一緒になって、元気なまちをつくっていくという姿勢を常に持ち続けながら、スポーツ振興、プロスポーツ支援を行っていきたいと思っている。

Q12(記者)

先日、「佐渡島の金山」が世界文化遺産に登録されることが決まった。長野市には、(戦時中の)政府機関の移転用地として進められた松代大本営がある。これは国の文化財にも指定されていない。現状、市長の文化財登録への認識を伺う。

A12(長野市長)

松代大本営を、佐渡の金山のように世界文化遺産登録に、ということは、私の中にはない。また、市役所の中で、そういった話題、課題感を持っているということもない。

Q13(記者)

その理由を端的にお聞きする。

A13(長野市長)

松代大本営が、佐渡の金山や他の世界文化遺産とは違った意味、特に戦争というものが色濃いというような状況もある中で、どういう取り扱いになるのか、また、こういったものを行政が積極的に取り扱っていくのか、私にもはっきりと分からないところがある。

Q14(記者)

松代大本営の登録を巡り、地元で戦争遺産として残していこうという機運がなかなかないという側面があると思うが、市長はどうお考えか。

A14-1(長野市長)

地元の皆さん、多くの市民の皆さんの盛り上がりや、世界文化遺産を目指そうという動きがあったり、あるいは、署名活動をしたり、その署名を私に届けるというようなことも、私が市長になってからはない。多分そういった活動は、これまでもなかったのではないか思うので、結果的にはそういうこと(機運がない)ではないかと思う。

A14-2(企画政策部参事)

庁内でそのような議論(世界文化遺産に関する議論)をこれまでしたことはない。

Q15(記者)

プロスポーツと連携したまちづくりの関連で、フットサルFリーグ2部で優勝して1部昇格を決めていたボアルース長野が、8日に、ことぶきアリーナ千曲で最終戦に臨み、勝利して無敗優勝を果たしたが、市長としての受け止めをお聞きしたい。

A15(長野市長)

市としてはボアルース長野も4つのプロスポーツチームの中の1つとして、本当によく頑張ってくれたと思う。
ボアルース長野の皆さんには、ジュニア指導や地域貢献活動を非常に積極的にやっていただいているので、これを機に、さらにファンが増えてほしいと思う。われわれ市としても応援していきたい。元気なまちをつくっていく上でも、これからも協力をお願いしたいと思っている。

Q16(記者)

ボアルース長野との協力の関係だが、1部昇格を受けて、今までしていた連携をさらに広げていくなど、今後どのような連携を図りたいと考えているか。

A16(長野市長)

われわれファンは、勝とうが負けようがファンはファンなので、私も一生懸命応援をしてきた。そうは言っても、勝った方が、元気が出るのは正直なところである。そういう意味では、まちの協力も必要だが、基本的には良いプレーをして勝つことが、まちに元気や活気をもたらしてくれると思うので、そこに集中していただけるのが一番ではないかと思っている。
プロスポーツチームの皆さんは、試合だけやっていればいいという認識ではなく、地域に貢献するという考えをたくさん持っていただいているので、今後、どのような連携ができるか、どのような協力をいただけるのかということを、スポーツ部を中心に考えていきたい。

Q17(記者)

現在開会中の12月市議会定例会の代表質問や一般質問で、市長就任3年の成果や、残り1年の市政運営の思いなどの質問があった。来年秋には長野市長選挙がある。改めて、再選を目指してご自身が出馬されるのか、ご自身の進退について現時点での考えをお聞きしたい。
併せて、残りの任期は、どのようなことに取り組んでいきたいか伺う。

A17(長野市長)

市議会の中でお答えしているとおりである。
まず、この3年間は本当にあっという間だったと思っている。それは、非常に有意義な時間だったからこそだと思っている。もちろんいろいろあったが、本当にここまでやってくることができたのは、皆さんのご支援のおかげだと思っている。
これから来年度の予算もしっかり組み立てて、3月の予算審議もあるので、市民の皆さんが期待感を持てるような予算編成にしていきたいと思っている。予算が通った際には、それを着実に実行していきながら、冒頭のあいさつで触れたとおり、市政は良くなっているという変化を実感できるような取り組みにつなげていければと思っている。任期満了のその日まで、その一点に思いを寄せながら、取り組んでいきたい。

Q18(記者)

半年ほど前に問題が発覚した、新友会が政務活動費で交際費を支出していたことについて伺う。
半年が経ち、議会でも議論をしているところであるが、市長は、半年ほど前の記者会見で、議員一人一人が政務活動費について、市民に疑念を持たれないような取り組みを考える必要があるとして、制度づくりなどを期待したいとしていたが、現時点では制度化の話は出てきていない。この現状を市長はどう捉えるか伺いたい。

A18(長野市長)

現状は、政治倫理審査会でなかなか議論が活発化せず、進んでいないという状況だと思うが、これについて、私が何かコメントすることではないと思っている。

Q19(記者)

制度づくりを議会に求めたが、今はまだ進んでいない状況である。政治倫理審査会とは別に、制度化について、まだできていないことをどう考えるか。

A19(長野市長)

政務活動費の予算を執行するのは、私の(市長としての)立場であるので、多くの皆さまからいただく税金が正しく使われるべきだと思う。その上で、きちんとしたルールや決まりが明確にあった方が良いと思う。今、その議論がなかなか進まないのは、市議会のことではあるが、この状況が長くなればなるほど、ルールや決まりがない状況が長く続くということなので、そういった認識を持ちながら、議論が行われればよいと思っている。

お問い合わせ先

企画政策部
広報広聴課広報担当

長野市大字鶴賀緑町1613番地 第一庁舎6階

ファックス番号:026-224-5102

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