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この街で、わたしらしく生きる。長野市

更新日:2023年5月30日

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目次

 

令和5年5月29日定例記者会見

記者会見インターネット中継(市長あいさつのみ)

ユーチューブ長野市公式チャンネルで、市長あいさつの録画版を配信しています。
会見当日は生中継も行っています。

市長あいさつ要旨

はじめに、先週の25日、中野市で発生した事件であるが、4名の方がお亡くなりになった。中野市内はもちろんだが、全国に大きな衝撃を与えた。まずはお亡くなりになられた皆さまに、心よりご冥福をお祈り申し上げたい。
また、同日に発生した、篠ノ井東小学校の不審者侵入事件であるが、こちらは幸いにも負傷した児童はいなかったが、関係児童の心のケアのために、スクールカウンセラーを3名、学校に派遣した。
事件があった篠ノ井東小学校では、当面の間、集団下校を継続するほか、登校時刻から朝の学活が始まるまでの間、校門周辺に職員が立つように対応している。
また、他の小・中学校に対しても、各校の危機管理マニュアルの再確認をはじめ、児童・生徒の見守りを強化するよう、教育委員会から指示を出したところである。
その他に、警察や地域の方々など、さまざまな皆さまのお力添えをいただく中で、再発防止対策を総合的に検討していきたいと考えている。

続いて、市議会6月定例会についてである。
こちらは、来月1日告示、8日招集の予定で準備を進めている。
今回の定例会に提出する、令和5年度長野市一般会計補正予算では、国の地方創生臨時交付金を活用した住民税非課税世帯等に対する価格高騰への支援給付金や、デジタル田園都市国家構想交付金を活用したDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する事業に要する経費のほか、福祉医療費に関する子どもの対象年齢の拡大に要する経費の増額などを計上している。
また、今月7日から8日に発生した大雨により被災した道路、河川、農林業施設などの復旧に要する経費についても計上をしている。
補正予算を含め、提出する議案の詳細は、この後、案件説明の中で担当から説明をさせていただく。

次に、本日の説明案件は、お手元の次第のとおり、「『長野市ジュニアアンバサダー』募集について」のほか、今お知らせをした「6月市議会定例会への提出議案」など、3件である。
このうち、「長野市ジュニアアンバサダー」については、本年3月24日に開催した、子ども議会での提案を受け、本市の魅力を子ども自らが取材し作成した記事を、市ホームページで発信するという新たな取り組みである。
後ほど私から説明するので、報道機関の皆さまにも情報発信にお力添えをいただくようお願いする。

続いて、青木島小学校区の子どもや子育てに関する環境の充実についてである。
前回の定例記者会見でもお知らせしたとおり、5月13日土曜日、青木島小学校において、小学生の保護者を対象とした説明会を開催し、私や担当部長から「青木島こども未来プラン」の案を中心にお示しした。
説明会では、小学校、児童センター、子どもプラザを利用する保護者の皆さまの目線から、貴重なご意見、ご質問をいただくことができたと考えている。
また、15日月曜日には、保育園の保護者の皆さまへの説明会も開催したところである。当日都合で欠席された方には、学校や保育園を通して資料を配付させていただいた。われわれのプランの案へのご意見などの提出をお願いしている。
さらに、青木島小学校区の住民の皆さまに対しても、回覧による周知とご意見を提出していただくことを計画しており、現在準備を進めている。
今後は、当日の保護者の皆さまからのご意見やアンケート結果のほか、青木島地区区長会の皆さま、また学校関係者とも相談させていただき、庁内において調整をして、プランとしてまとめ、決定をしていきたいと考えている。
今回の保護者説明会を通して、今後の取り組みや進め方をお示しすることができたと考えており、私としては、一歩前進と考えている。
引き続き保護者の皆さま、学校関係者を中心に丁寧に説明を行いながら、意見を集約していきたいと思っている。

最後になるが、間もなく梅雨入りという時期になってきた。
本市では出水期を迎えるに当たり、大規模災害の発生に備えるため、6月2日金曜日に、職員の非常招集訓練を実施する。
また、翌日3日土曜日には、安茂里地区において、長野市水防訓練を実施する。令和2年度以降、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、人が集まる訓練を見合わせてきたが、今回4年ぶりに、およそ300人規模で実施をする予定としている。
毎年、局地的な豪雨、長雨などにより、全国各地でこれまで経験したことがない災害、洪水が発生している。国や県など関係機関と連携して、水防に関する知識、また技術の向上を図ることを目的に実施をしたい。災害から市民の皆さまの安全をしっかりと守るため、それぞれの訓練を通して、全庁一丸となってしっかりと備えてまいりたい。そして、市民の皆さまにも、家庭や職場で、いざという時の避難行動を再確認しておいていただくようお願いしたい。
なお、市ホームページの防災対策のページに、「わが家の避難行動確認シート」の作成について掲載をしている。災害が起きた場合の避難のタイミングや避難場所について記入し、自宅の見やすい場所に貼るなど、ぜひ活用していただきたいと思う。
また、市ホームページの同じページに、消防局が作成した、「家庭でできる簡易水防工法」の動画も掲載している。こちらは、ごみ袋など身近なものを使って、初期の浸水被害を軽減する方法を紹介している。初期対応の参考にしていただければと思う。

私からは以上である。

 

案件説明資料

「長野市ジュニアアンバサダー」募集について

概要

「長野市ジュニアアンバサダー」の募集についての説明です。

  1. 「長野市ジュニアアンバサダー」の募集について(PDF:678KB)

問い合わせ先

広報広聴課:026-224-5004

令和5年度6月市議会定例会予算以外の提出議案について

概要

令和5年度6月市議会定例会予算以外の提出議案についての説明です。

  1. 令和5年6月長野市議会定例会予算以外の提出議案について(PDF:132KB)
  2. 令和5年6月長野市議会定例会提出条例案について(PDF:228KB)

問い合わせ先

総務部総務課:026-224-5002

令和5年度6月補正予算(案)について

概要

令和5年度6月補正予算(案)についての説明です。

  1. 令和5年度6月補正予算(案)について(PDF:250KB)

問い合わせ先

財政課:026-224-5014

質疑内容要旨​​

Q1(記者)

今月13日にあった青木島地区の保護者説明会の中で、プールを解体し(跡地に)新しく遊び場が完成するまで、中庭で遊べるようにするという話があり、保護者から、「いつから使えるのか」という質問が出ていた。その時には明確な回答はなかったかと思うが、その後、時期の見通しは立ったのか。

A1(長野市長)

担当部局と社会福祉協議会で調整を進めている。6月の早い時期の利用を目指して調整を進めている、と聞いている。

Q2(記者)

6月の早い時期(の利用を目指す中で)、一番のネックは、そのために必要な人の確保というところが課題ということか。

A2(長野市長)

支援員の協力を得なければいけない。移動して中庭を利用するには、人のやりくりが課題になっていると聞いている。繰り返しだが、市と社会福祉協議会で調整を図りながら、6月の早い時期に使えるようにしていこうと取り組んでいる。

Q3(記者)

「6月の早い時期」と市長が答えるということは、ある程度めどがついている(と考えてよい)か。

A3(長野市長)

担当課からは、そのような見込みで報告が上がってきたと理解している。

Q4(記者)

青木島こども未来プランだが、案として説明して、今後、関係者の意見を聞いて、決定する時期は現時点で何か言えるものはあるか。

A4(長野市長)

もちろん早い方がいいと思うが、やはり丁寧にご意見は聞いていきたいと思っている。
保護者説明会で説明をさせていただき、保育園でも説明をさせていただいた。今後、地域に回覧を回して、地域の皆さまの考えを聞いていきたいと思っている。ただ、ある程度の期限を決めないと、進むべきものも進んでいかないと思うので、私としては、7月末あたりまでには、意見聴取をして、最終決定に向けて進めていけたらと考えている。

Q5(記者)

川合新田の水道水源から、有機フッ素化合物が検出されている問題で、担当の部署に聞くと、「今年度実施する地下水の調査は、あくまでも、今使えなくなっている井戸の代わりをどうするか、という観点が主であって、汚染源を特定するという意味ではない。汚染源の特定は、そもそも測定とか遵守を義務付けられている物質ではないという性格上、それを特定するところまでは(必要がなく、特定することは)市民の不安をあおる」という話をされた。それは市長も同じ考えなのか。

A5(長野市長)

今年度から周辺の地下水の調査を実施する。その際、専門家の皆さまのご意見をいただくことが大事だと思っており、専門家会議を設置していく。委員の構成としては、例えば地下水や環境、地下水汚染の専門家、水道事業全体の専門家の方々にお集まりいただき、ご意見を聞いていきたいと思う。水質管理については、国の基準よりも極めて低いところで水を提供しているので、基本的には安心してご利用いただけるものと思っている。
今後、学識経験者の皆さまの専門家会議などを通じて、どういった対応、対策を取ることが望ましいのか、ご意見を聞いていきたいと思っている。

Q6(記者)

会議はいつぐらいに設置するか。

A6(長野市長)

今のところは、担当部局からいつ設置していつ始めるということは聞いていないが、この会議を設置して、いろいろとご意見を聞き、最終的に専門家会議の提言をいただくには、1年間程度の時間は必要になるのではないか、という報告を担当課から受けている。

Q7(記者)

もう一度確認だが、今年度の調査は、今使えなくなっている水源の代わりになる井戸の適地を探るのが目的であって、汚染源特定が目的ではない、ということでよいか。

A7(長野市長)

汚染源を特定することができるかどうか分からないが、目指す方向は、市民の皆さまに安心して水を利用していただくことであるので、今後、専門家の皆さまのご意見も聞きながら進めていきたい。

Q8(記者)

篠ノ井東小学校の事案について、市長として率直な受け止めを伺いたい。

A8(長野市長)

日常的に安心して(学べるように)、子どもたちの学校あるいは教育環境をつくっているつもりだが、こういうことが起こると、今まで以上に対策などを検討していかなければならないと痛切に感じる。
市内の公立校の中で、何校かは防犯カメラなどを設置しているところがある。市の事業や、いろいろな方からの寄附をいただき、防犯対策に取り組んでいる学校もあるが、これが全校ではない。
そのため、今回このような事案が起き、今後の学校の防犯体制あるいは不審者対策をどうしていくのが良いのか、教育委員会とも考えていかなければならないと思う。
ただ、私としては、学校施設というのは、地域の皆さまにも開かれて、いろいろな方々が身近に感じて、子どもたちの学びの環境に協力していただけるような環境づくりが大事だと思う。「防犯・不審者対策」と「地域に開かれた学校づくり」という、非常に難しい課題だが、いろいろな関係者の皆さまにご意見を聞きながら進めていきたい。

Q9(記者)

当面の対策として、篠ノ井東小学校では登校後から学活の時間までに職員を配置していると伺ったが、他の学校では、必ずしもそのような対応は取っていないと理解した。もしそうであった場合、一律の対応を取ることは、人員配置的に難しい面があるのか。

A9-1(長野市長)

篠ノ井東小学校については今のような体制を取っているが、今のところ、市全体の学校には、改めて防犯対策あるいは不審者対策などについて注意をしてほしいということを教育委員会から言っている。

A9-2(教育次長副任兼学校教育課長)

全校での対策については、教員の働き方改革ということで考えると勤務時間のオーバーということもある。登校時間から学活が始まるまでの時間と、教員の勤務(開始)時間とが一致しない部分もあり、教員だけでその体制を取るということは、難しい面がある。
現在、通学途上で協力いただいている地域の方や、保護者、見守りボランティアの方に、校門などに立っていただけないかということを話す中で、各校の実情に応じて、見守る体制を検討するように、各校に要請をしているところである。

Q10(記者)

今回の場合、不審人物が入った時には校門は開いていたが、幸いにして負傷者も出なかった。今後、もっと危険な人物が入ってくる可能性もあり得るという中で、例えば校門の開閉や施錠など、学校に一律の運用を定める必要があるかどうか、市長として考えはあるか。

A10(長野市長)

開かれた学校づくりと防犯対策を、どう両立していけばよいか、非常に難しい課題だと思う。市役所についても、市民に開かれた市役所という一方で、ある意味、悪いことをしようと思えばどこからでも侵入できてしまう。そのあたりのバランス、(防犯)体制をどう取っていくのか。
ただ、市役所においては、日頃から市民の皆さまを温かく迎える一方で、時には(非常)事態にも備えるように注意を払っていく必要もある。今回は学校のことであるため、教育委員会と相談したいと思う。

Q11(記者)

青木島の問題解決に向けたプランの中で、平日・休日問わず、校庭を地域の子どもたちへ開放するという話があり、議会の答弁の中でも長野市モデルと言っていた。開かれた学校を目指す上で、市長の今の思いとしては、校庭の開放は全市的に進めていきたいということか。

A11(長野市長)

県の教育委員などを務めた経験から、私としては、学校というものは、PTAや保護者、先生だけの領域、聖域だけではなく、地域の皆さまに愛していただける、応援をしていただけるような状態が良いと思う。
比較的、学校という場所は敷居が高いというか、なかなか入りづらい雰囲気もあり、それがある種、防犯意識にもつながっているのかもしれないが、もう少し学校という場所が、地域の皆さまと一体となればいいという思いはある。
学校でこういった事案が起きるたびに、不審者対策、防犯対策を行うことになるが、一方で、地域のお祭りで学校のグラウンドを使う場面もあり、体育館も夕方になるといろいろなスポーツ団体の方が利用している。そういうことは、しっかり進め、より充実させつつ、その一方にある防犯対策、不審者対応は、どのような形で進めていくのが良いのか、学校関係者や教育委員会と相談していきたいと思う。

Q12(記者)

7月末あたりには青木島のプランについて意見聴取して、最終決定に進んでいきたいということだが、これは7月の末までには最終決定したいという意味か。

A12(長野市長)

目標は、そのあたりに置いていきたいと思っている。ただ、今後いろいろなご意見やご要望をいただき、より調整が必要な場合には、それを越える可能性もあるかもしれないが、私としては、いろいろなご意見を聞いて、調整を進めていく上では、時間的には十分あるのではないかと思うため、この路線で進めていきたいと思う。

Q13(記者)

毎回伺っていることだが、(青木島遊園地廃止の)一連の課題について、以前から検証したいと言っていたが、その予定についてはどうなっているのか。以前、指示もされたと言っていたが。

A13(長野市長)

今回の進め方について検証をするということは、これまでもお答えをしている。まず公園緑地課が行った一連の事務処理の経緯などについて、今月15日、総務部を中心に検討をしてほしいということを私の方から指示を出している。その指示に基づき、副市長をトップとする委員会を設けて検討していくと、総務部から聞いている。場合によっては、外部の方にも(検証を)お願いをすることも念頭に入れたいと思っている。ただ、先ほどのケースとは違い、「いつまでに検証結果を出す」ということは、今の時点では申し上げられない。

Q14(記者)

以前から伺っていることであるが、(青木島遊園地廃止について)これまでの検証をするということであるが、市長ご自身としては、これまでの一連の経緯で何が問題だったと思っているのか。

A14(長野市長)

市役所業務の中では、手順であるとか進め方というものが決められているもの、マニュアル化しているものもあれば、そういうものがないものもある。今回の件は、私が担当部局からの説明を聞いた中では、手順や進め方が決められていない中で、これまで通りやってきた仕事から、この事案が出てきたということなので、私としてはそこに手順や決まりを設けた方が良いのか、あるいは注意深く業務を進めれば、決まりがなくても仕事が滞りなく進むのかといったことも含めて、総務部を中心に検証をしてほしいということで指示を出した。
私としては、行政を預かるものとして、仕事を進めていく手順というものが、明確にあった方が、市民の皆さまへのしっかりとした説明にもつながると思う。検証する際に、どこの手順が間違っていたのかということもはっきりすると思うので、このあたりのルールづくり、手順の進め方、こういうところを今回の検証を通じて明らかにし、場合によっては、新たな手順を決めていくということも必要かもしれないと思っている。

Q15(記者)

いつまでに検証するかということはまだ先の話であると思うが、いつ頃までに検証の委員会を設置されるつもりなのか。

A15(長野市長)

できるだけ早くと思っている。これから議会を迎えたり、この件に関連した情報公開請求などもいただいていたりして、正直バタバタしている側面もあるが、できるだけ早く検証を進められるように、改めて総務部には伝えていきたいと思う。

Q16(記者)

検証の委員会で、副市長がトップというのは松山副市長か西澤副市長か。

A16(長野市長)

西澤副市長が担当することになるのではないかと思うが、ここは確認する。

Q17(記者)

青木島の課題の検証の話だが、以前から課題の整理は庁内に広く指示を出していて、5月15日は、総務部で取りまとめるように、との指示を出したという理解でいいか。

A17(長野市長)

庁内全体として検証しなければいけない、というコンセンサスは得られていたが、いよいよ本格的に、それを担当するのは総務部でお願いしたいと、私の方から15日に指示を出した、ということである。

お問い合わせ先

企画政策部
広報広聴課広報担当

長野市大字鶴賀緑町1613番地 第一庁舎5階

ファックス番号:026-224-5102

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