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この街で、わたしらしく生きる。長野市

更新日:2023年10月25日

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目次

 

令和5年10月24日定例記者会見

記者会見インターネット中継(市長あいさつのみ)

ユーチューブ長野市公式チャンネルで、市長あいさつの録画版を配信しています。
会見当日は生中継も行っています。

市長あいさつ要旨

はじめに、先週21日土曜日、もんぜんぷら座において、「ながの若者スクエアふらっと♭」のオープニングセレモニーを開催した。
この「ながの若者スクエアふらっと♭」は、若者が集まり、自分たちのやりたい活動や仲間づくりをする場所として、高校生や大学生など、若者の皆さんが、6月からワークショップを重ねてアイデアを出し合い、DIYで整備を進めてきたものである。
セレモニーに引き続きトークセッションがあり、ワークショップに参加した若者と、この拠点をどう活用していきたいのか、どんなまちが若い人たちを引き付けるのかなど、対話をさせていただき、私自身大変有意義な時間となった。
この場所で若者の皆さんの声を聴かせてほしいと考えており、若者たちが気軽に「ふらっと♭」に集い、語り合い、ここから新しいことが生まれることを楽しみにしている。
市民の皆さまには、若者の皆さんの活動に温かいご支援をお願いしたいと思う。

次に、子どもの体験・学び応援モデル事業「みらいハッ!ケンプロジェクト」についてである。
これまで、小・中学校を通じて事業の概要をお知らせし、また、体験・学びのプログラムを提供いただく参画パートナーを募集するなど、11月から始まるポイント利用開始に向け、準備を進めてきた。参画パートナーについては、先週末の時点で126団体、延べ551プログラムと、多くの企業・団体の皆さまから、この事業の趣旨にご賛同いただき、ご協力いただけることになった。
いよいよ来週11月1日から長野市の新たな取り組みが始まる。子どもたちが、さまざまな体験を通じて自分の好きな活動を見つけ、自己肯定感を育みながら成長できる環境を提供できるよう、市民の皆さまと共に、まち全体で子どもたちのチャレンジを応援してまいりたいと考えている。
ぜひ、多くの子どもたちに利用いただくとともに、引き続き、参画パートナーを募集しているので、企業・団体の皆さまには、ご協力いただくようお願いする。
また、このモデル事業の開始に当たり、改めて今週27日金曜日に、経済産業省、委託事業者とともに記者発表会を開催する。国のバックアップのもと、中核市レベルで初めての取り組みとなることから、ぜひ、情報発信にお力添えいただくようお願いする。

次に、本日の記者会見終了後、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会の関係者の皆さまが、大阪・関西万博の概要説明のため訪問される。訪問に当たり、髙科理事・副事務総長様とともに、公式キャラクターの「ミャクミャク」もPRのため来庁する。
本市からはAC長野パルセイロのマスコットの「ライオー」、信州ブレイブウォリアーズのマスコットの「ブレアー」も登場する。
ぜひ、再来年開催される博覧会が成功につながるよう、本市としても今回のお話を伺いながら、協力してまいりたい。

次に、今週27日金曜日から28日土曜日にかけて「産業フェアin信州2023」がビッグハットで開催される。
多数の県内外の企業・団体・学術機関が出展する地域最大級の多くの業種による総合展示会である。展示コーナーだけでなく、15歳以下のプログラミングコンテストや、中学生対象のロボットコンテストのほか、サイエンスショーなど、学生の皆さんにも楽しめる内容となっている。地元にこんなに素晴らしい企業や産業があるということを、多くの方に知っていただく良い機会となることを期待している。市内の学生の皆さんをはじめ多くの方々にお出かけいただき、地元で働く魅力を感じていただきたいと思う。
また、28日土曜日には、「長野市農業フェア」を同時開催する。新鮮な野菜や果物など、秋の味覚の販売のほか、抽選会などの楽しいイベントも企画している。こちらもぜひお立ち寄りいただきたい。

おわりに、今週28日土曜日に長野市芸術館で開催される「伝統芸能こどもフェスティバル」のほか、11月初旬の3連休にかけて開催される「オリンピックデーラン」や「コロ・フェスタ2023㏌長野」など、ご家族で楽しめる芸術文化、スポーツ関連のイベントが多数予定されている。
秋の季節を感じながら、ぜひご家族でお出かけいただきたい。

私からは以上である。

案件説明資料

NAGANOスマートシティコミッション(NASC)ビジネスプランコンテストについて

概要

NAGANOスマートシティコミッション(NASC)ビジネスプランコンテストについての説明です。

  1. NAGANOスマートシティコミッション(NASC)ビジネスプランコンテストについて(PDF:913KB)

問い合わせ先

新産業創造推進局スマートシティ推進チーム:026-224-9711

伝統芸能こどもフェスティバルの開催について

概要

伝統芸能こどもフェスティバルの開催についての説明です。

  1. 伝統芸能こどもフェスティバルの開催について(PDF:942KB)

問い合わせ先

文化芸術課:026-224-7504

質疑内容要旨

Q1(記者)

オリンピックの関係で、今の札幌市とのやりとりの状況と、その状況に対する市長の考えを伺いたい。

A1(長野市長)

過日、山下(JOC)会長と秋元(札幌)市長が会見を開き、それに対して私がコメントを発出して以降、特に長野市として大きな変化がないため、進展や付け加えることはないという現状である。
その時に、札幌市からどのような状況であるか、あるいは今後の考え方、方向性などについて話があれば、その話を元に検討を進めていくが、現在まで、札幌市から具体的な話や、どなたかが説明に来るということもないため、過日、皆さまにお渡ししたコメントのとおりとさせていただきたい。

Q2(記者)

まだ札幌市からは説明がない状況ということだが、長野市として覚書を結ばれているが、それについて、今後どうしていきたいか。

A2(長野市長)

具体的な話をいただけていない状況なので、今後どうしていくかという検討材料がないというのが現状である。
ただ、今のところは、覚書は生きているという状況に変わりはないと思っている。

Q3(記者)

着々と施設の老朽化が進んでいくと思うが、市長はそれに対して危機感や、今後こうしていかなければいけないということはあるか。

A3(長野市長)

私も新聞報道などの情報でしか捉えていないが、2030年や2034年(の招致)が大変厳しい状況になってきた中で、次は2038年かそれ以降ということになると、今のお話のように施設、スパイラルの老朽化はどんどん進む。今後、札幌市からどのような話をいただけるのか分からないが、老朽化の進むスポーツ施設、スパイラルのことも考えていかなければならないと思う。

Q4(記者)

札幌市が招致断念という初報があった時に、荻原市長は「少し難しいのではないかとは思っていた」と話されていたが、五輪招致について賛否両論ある中で、2038年以降の招致は可能だと考えているか。

A4(長野市長)

非常に難しい状況にあるということは、多分私だけでなく多くの方々が考えていると思う。私としては、札幌市のオリンピック招致を実現しようという思いは結構なことだと思うし、オリンピック、パラリンピックを迎えたまちとして、協力できるところ、応援できるところは、継続していきたいと思っている。
一方で、現状の計画のままで再び招致できるかどうかということは、一度立ち止まって考えてみてもいいのではないかと思っている。

Q5(記者)

今後、長野市の方から札幌市やJOCに説明の機会を求めるという予定はあるか。

A5(長野市長)

札幌市もいろいろと立て込んでいる状況のようである。時期をみて、札幌市の方に来ていただけると思うので、その状況を待ちたい。

Q6(記者)

青木島こども未来プランの関係だが、修正版で新多目的棟を建てることになった。このことは、5月に市長が保護者に説明した時にはなかった部分で、市が当初(子どもプラザとして)使うと方針を示していた集会室については、合唱団の練習場所になっていると説明会の場でも保護者から懸念の声が上がっていた。これは事前に学校に確認すれば、当然そのような声が出てくるということは、容易に分かるような話ではなかったのか。その後、いろいろ検討した結果、多目的棟を建てるという話になっているが、その辺は事前に想定できなかったことなのか。

A6(長野市長)

校舎の中のどこか別の場所で、合唱団の皆さんが練習できるような環境をつくれないのか、調整を進めてきたが、その代わりになるようなところを確保するのは難しい状況の中で、今回多目的棟新設という話が出てきた。
多目的棟をつくることによって、子どもたちには、ゆとりある居場所(の確保)になると思っている。そこを中心に、今後の放課後子ども総合プランを実施していくことによって、子どもたちが校舎から出て行くこともなく、移動中に起きる事故などのリスクも軽減できる。子どもたちを迎えに来る保護者の車両が住宅地に入っていく、ということも一度に解決できるということも念頭に置きながら、今回多目的棟を設置することになった。

Q7(記者)

最初に示した案では、集会室が合唱団で使っていることは把握していたが、それは代替の場所を何とか確保できるのではないかという考えだった。しかし、それは厳しかったということか。

A7(長野市長)

そのとおりである。学校側とも調整はしてきたが、子どもたちのさまざまな活動で(教室を)使うという状況の中で調整が難しかった。このことを踏まえて、多目的棟をつくることによって、さまざまな課題を解決していきたいと考えた。

Q8(記者)

結構大きな方針転換だと思うが、最初の(案の)集会室を使うという想定、見通しに問題はなかったと思うか。そもそも、最初からそういうこと(新設)を想定した方が良かったのではという気がするが。

A8(長野市長)

教育委員会に、合唱団の子どもたちが別の場所でできるのか投げかけをした際に、調整をしてみる、という前提で始まっていたので、その時には難しいという認識はなかった。教育委員会と学校でいろいろ調整はしてみたものの、それなりの広さがあり、子どもたちが伸び伸びと活動できるような場所が確保できないということで、多目的棟をつくることになった。

Q9(記者)

このプランはまだ案の段階だが、今後の手続きとすると、これで保護者から意見を聞いて、“案”が取れるのはいつ頃の見通しか。

A9(長野市長)

今月いっぱいは、皆さまからご意見をいただくという期間にしており、そこから仮に大きな変更すべき点などが出てきた場合には、少し先になってしまうかもしれないが、多目的棟をつくるということによって、心配されていたものも整理されてきた。報告では、おおむね多くの皆さまに理解していただけているという状況なので、今月末に期限を切って、意見を集約していくことになる。できるだけ早く意見をまとめて、皆さまにお示しをしていきたいと考えている。
今のところは、いつまでにということよりも、皆さまに納得していただけるようなプランにしていきたいと思っている。ご意見をいただける期間は今月いっぱいなので、それを早急にまとめて、“案”を取っていきたいと思っている。

Q10(記者)

札幌市の五輪招致の話で、現状の計画のままで招致ができるのかどうかを考えた方がいいのではという趣旨の発言があった。市長として、現状の計画の中で、具体的に見直した方が良い部分があるということか。

A10(長野市長)

計画というかビジョンというのか、札幌市が、なぜ再びオリンピックを招致しようとしているのか、という全体像(を見直してみるべきかと思う)。
今回、東京オリンピックに絡むさまざまな問題が出てきた中で、五輪が利権ビジネスに密接につながってしまっている、という懸念が、札幌市や北海道のみならず全国的に広がっている。オリンピックを招致するという前提で、道路や橋など、インフラ(整備)だというイメージに直結してしまっていることが、今、オリンピック招致のハードルになってしまっているのではないかと思う。
私としては、例えば人口減少社会にあっても、光り輝くまちであり続けるために、こんなことを思い描いている、というビジョン。うまく説明できないが、具体的な計画の見直しというよりも、なぜオリンピックを呼ぶのか、というビジョン・方針を、今一度練り直さない限り、なかなか招致は難しい現状ではないかと考えている。

Q11(記者)

市長とすると、札幌市が持っている今のビジョンは、少し練り直さないといけないようなものであるという認識か。

A11(長野市長)

今の札幌市のビジョンがいけないということではない。私としては、オリンピックを招致する上では、地域的な社会課題ではなくて、例えばSDGsなどの世界的な社会課題を捉える必要があると思う。スポーツを通じて、高齢化社会にどう対応していくのか、あるいはスポーツが社会の中で人に対してもどんな貢献ができるのか。日本もODA(政府開発援助)などでスポーツ指導者が海外でいろいろな協力をしている場面もある。そういうことを前面に出していくことが求められているのではないかと思う。
オリンピックというと、新しい施設(建設)ということになりがちなところから、そうではなく、クーベルタン男爵が提唱した「スポーツを通じて世界の平和に貢献していく」というものを、しっかり色濃く出せるかどうかが、私は賛同を得られるポイントだと思っているし、それが招致成功へのポイントではないかと思う。

Q12(記者)

札幌五輪招致の関係であるが、先ほど、2038年以降となると、施設の老朽化が進んでくるという話があった。実際、覚書が維持されるかどうかは分からないと思うが、札幌市との覚書が維持されなくなった場合、スパイラルの改修や管理はどのようにしていくと考えているか。

A12(長野市長)

札幌市がどういう方向・方針であるのか、その話は一切できていない状況であるため、今後の札幌市との話し合いの中で考えていかなければならないと思っている。ただ、先に行けば行くほど、施設は老朽化していくものであるため、将来的にスパイラルを使うようになれば、2030年招致で想定していた費用が、さらに増してくると思う。資材の高騰もあるため、そうしたことも含めて、札幌市がどういった考えがあるのか、今後聞いた上で判断していきたい。

Q13(記者)

青木島遊園地の(検証の)関係で、7月末に検討委員会の第1回が始まり、今の進捗はどのようになっているか。

A13(長野市長)

9月末に第2回の検討委員会が済んだ。今後、できれば近いうちに3回目の検討委員会の場を持つ予定である。今、外部人材の人選を進めているところであり、具体的には弁護士、行政経験者といった専門的な人材を招きながら、外部の目から見て、どのような評価をいただけるのか、そのようなことを進めているところである。

Q14(記者)

そうなると、やはり検証結果が出るのはだいぶ先になるという理解でよいか。

A14(長野市長)

私としては、この検証を念入りに行ってほしいと思っている。今、外部委員の人選を進めており、そういった方々からも、じっくりとご意見をいただきたいと思っているため、結果を得るのはまだ先という認識を持っている。

Q15(記者)

青木島こども未来プランの関係で、多目的棟の新設という、決して少なくはない税金を投入して、これらの問題の解決を図るということになると思うが、このような結果についてどのように捉えているのか、受け止めをお願いしたい。

A15(長野市長)

青木島小学校は比較的児童数の多い学校の一つである。市としては、放課後子ども総合プランは、できるだけ学校の敷地内へ持っていくという基本的な計画がある。その中で、子どもたちにはできるだけ伸び伸びと放課後を過ごしてもらいたいと思っている。もちろん小学校の活動、合唱団活動なども充実してもらいたいと思っている。
新しい棟を建てるので、それなりに費用はかかるが、未来ある子どもたちが伸び伸びと子ども時代を過ごすためには必要な投資だと考えている。児童センターに多くの車両が迎えに行き、住宅地に入っていくといった課題も一度に解決していけると思う。新たな投資ではあるが、地域の皆さまには必ず喜んでいただけるものと思っているので、今月末までに意見をまとめて、早急にこのプランをしっかり皆さまにお示しをしていきたいと思っている。

Q16(記者)

今、伸び伸びと、という話や、交通渋滞の解決のことで言うと、おそらく他の地域でも、そういったものがあった方がありがたいというところも当然あると思うが、そういう市内の不公平感に対してはどのような対応や説明をしていくのか。

A16-1(長野市長)

青木島こども未来プランの上のビジョン「長野市こども“のびのび”ビジョン」で、子どもたちの教育環境の充実、市内の遊び場、公園の充実、遊具の充実といったことをうたっている。地域の皆さまから今後どういったお話をいただけるか分からないが、ビジョンに基づいて、進められるものは進めていきたいと思っている。

A16-2(学校教育課専門員)

費用の話が出たが、この青木島子ども未来プランは、青木島小学校の将来を見越した長寿命化改修工事も一体的に考えている。長寿命化改修工事を実施する場合、どうしても仮設校舎を建てなくてはならない。仮設校舎は工事終了後に解体しなくてはならないが、(多目的棟を)一部仮設校舎の機能として活用していきたいと考えている。最後には財産として残っていく。費用の比較をしても、こちらの方が有利であると試算しており、決して過大な投資ではないと認識している。

Q17(記者)

長野市議会でのことについて伺う。10日にあった長野市議会の副議長選で、北沢哲也議員が、所信表明を申し出ていたにも関わらず、遅刻して間に合わなかったということがあった。このことについて、市長はどのように受け止めたか教えていただきたい。

A17(長野市長)

これは議会側のことで、詳細については特に報告があったということでもなく、新聞記事を読んだ程度である。
これは議会の皆さまがお考えいただくことではないかと受け止めている。

Q18(記者)

所信表明の後、臨時会で副議長の投票もあり、その中で、所信表明していなかったが、25票入って副議長に選出されるということがあった。こうした議会の在り方について、思うところがあれば教えていただきたい。

A18(長野市長)

これも繰り返しになるが、議会の皆さま、あるいは議会運営委員会などで検討いただくのがよいのではないかと思う。

お問い合わせ先

企画政策部
広報広聴課広報担当

長野市大字鶴賀緑町1613番地 第一庁舎5階

ファックス番号:026-224-5102

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