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この街で、わたしらしく生きる。長野市

更新日:2023年1月27日

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令和4年12月26日定例記者会見

会見項目

市長あいさつ

市長あいさつ要旨

質疑

質疑内容要旨

会見内容

記者会見インターネット中継(市長あいさつのみ)

ユーチューブ長野市公式チャンネルで、市長あいさつの録画版を配信しています。
会見当日は生中継も行っています。

市長あいさつ要旨

本日は、本年最後の定例記者会見となる。
はじめに、市議会12月定例会については、補正予算など、提出した議案の全てを可決いただき、先週19日に閉会した。
補正予算に盛り込んだ「長野市原油価格高騰対策特別支援金」については、既に申請受け付けを開始している。市内に事業所を有する建設業、製造業、道路貨物運送業を営む中小企業者の皆さまが対象となるので、申請忘れがないよう早めに申請いただくよう心からお願いする。

続いて、青木島遊園地の件である。
12月23日に、青木島小学校を訪問し、遊び場の確保と、今の子どもたちの様子、状況について、学校関係者と懇談を行った。今後、伺った話を踏まえ、市内の子育て環境整備に生かしてまいりたいと考えている。

続いて、今年度から開始した、「健幸(こう)ラジオ体操普及事業」について、地域でラジオ体操に取り組んでいる皆さまを応援するため、一般財団法人簡易保険加入者協会様のご協力をいただき、のぼり旗などのグッズの提供や専門講師の派遣のほか、長年、地域で日々、ラジオ体操に取り組んでいる団体の皆さまのところに、私が直接お伺いをして、共にラジオ体操をする機会をつくってきた。
この様子をまとめた動画を、YouTubeの長野市公式チャンネルにアップしたので、ご覧いただきたい。
また、グッズの提供や専門講師の派遣は、引き続き行っている。ぜひご活用いただき、ラジオ体操を通じて、地域コミュニティの輪を広げていただきたい。今後、機会があれば、私も直接お伺いしたいと考えている。

さて、今年の振り返りについて若干触れさせていただく。
1月から新型コロナウイルス感染症の第6波が始まり、4月に控えた善光寺御開帳の開催を心配する声も多かったが、およそ3カ月間の御開帳期間中は、市民の皆さま、来訪者の皆さまの力添えにより、感染拡大を招くことなく、御開帳が盛大に実施されたことは、大変うれしく思っているし、市内経済の活性化という点でも大きな貢献があったと思っている。
また、長野びんずるや真田十万石まつりのほか、えびす講煙火大会も今年は観客席を設けて開催されるなど、台風災害や新型コロナウイルスの影響で中止されていた本市の風物詩が、感染対策を行いながら、にぎやかに開催されたことも、コロナ禍が続く中ではあるが、明るい話題であったと思う。

明るい話題といえば、昨日行われた全国高校駅伝の女子で、長野東高校が優勝した。大変うれしかった。
選手の健闘をたたえるとともに、日頃の練習を温かく応援してくださっている指導者の皆さま、地域の皆さまに、私からも心から感謝申し上げたいと思う。

子育て支援の関係だが、5月にグランドオープンした、こども総合支援センター「あのえっと」を設置したことで、子育てに関する相談のしやすさにつながってきているものと受け止めている。
相談件数は多数いただいている一方で、それだけ相談があるということをしっかり受け止めながら、子育て支援にしっかり力を入れていきたいと思う。
4月にオープンした「森の駅Daizahoushi(ダイザホウシ)」も、飯綱高原のグリーンシーズンの観光拠点として、親子連れなどに大変人気となっている。また、茶臼山動物園の「ライオン舎」や、旧少年科学センターをリニューアルする「(仮称)ながのこども館」の整備も進めており、このような取り組みを合わせて、引き続き、子育て支援のさらなる充実を図ってまいりたいと考えている。

被災から3年がたった台風災害からの復興については、堤防強化や河道掘削など信濃川水系の治水対策も進んでおり、8月には長沼体育館がリニューアルオープンするなど、公共施設の復旧は、今年も着実に進捗したと考えている。
被災者の皆さまの「心の復興」についても、引き続き、被災された方々の思いに寄り添いながら、進めてまいりたいと考えている。

このほかには、新産業創造のための取り組みや、今月から開始した「パートナーシップ宣誓制度」など、公約に掲げた施策を一つ一つ進めてきたが、来年も、将来の本市の姿を見据えながら、着実に市政を進めてまいりたいと考えている。

なお、現在、新年度の予算編成が大詰めを迎えている。年明けからは予算査定を開始する。令和5年度予算は、予算編成方針にもあるとおり、市民の皆さまに「未来へのチャレンジと変化の兆し」を感じ取っていただける予算としたいと考えている。
また来年は、1998年長野冬季オリンピック・パラリンピックから25年という節目になるので、記念イベントなどを通じて、オリンピック・パラリンピックムーブメントを発信していきたいと考えている。

私からは以上である。

質疑内容要旨​​

​Q1(記者)

青木島遊園地廃止について、以前、地元の区長会と意見交換を行うという話があったが、日程などは既に決まっているか。

A1(長野市長)

日程については、現在調整中である。できれば早い機会にと思うが、各地域とも年末年始の行事などもあり、それらが落ち着いたら調整を進めていきたいと考えている。

Q2(記者)

青木島遊園地が閉鎖され、工事で入れなくなる時期はいつぐらいになるか。一部で、年明けすぐに工事が入るという話も出ているが、そのようなことはあるか。

A2(都市整備部技幹兼公園緑地課長)

今年度末までに施設を撤去して、(地主に)お返しするように進めている。(青木島遊園地廃止の)看板は出してあるが、まだ使える状態ではある。工事の段取りを含め、(日程を示せる)はっきりとした段階ではない。
以前、ブリーフィングのときに、年明けぐらいに考えているとお答えしたと思うが、年明けすぐに(工事に)入るというわけではない。

Q3(記者)

青木島遊園地の廃止について、市民の皆さんや、全国的にも話題に上がっている。市として、廃止の経緯をホームページに上げるなど、説明するような方針はあるか。

A3(都市整備部技幹兼公園緑地課長)

設置から廃止までの経緯については、市のホームページに上げることを考えており、今は準備段階である。年内とか、年明けとか、(時期は)まだ言えないが、これほど話題になっているので、できるだけ早い時期にアップしたいと考えている。

Q4(記者)

青木島遊園地の存続を求める署名活動が出てきているが、提出があった場合、市としてはどのような対応を取るか決まっているのか。

A4(長野市長)

署名活動が始められたということは、私も承知をしている。また、先方から、署名がまとまり次第、提出をしたいという話もいただいている。その署名活動の基本的な考えは、公園を残してほしいという趣旨だと思う。
一方、青木島遊園地を廃止する(判断に至った)過程の中にも、同様の意見は多数あったと思っている。そういう議論があったとも聞いている。だからこその18年間の長期に及ぶ議論だったと思う。そういうさまざまな意見を勘案して総合的に判断をさせていただき、今回は廃止ということに至ったものであるので、基本的にこの廃止の考えは変わらない。

Q5(記者)

市長は、今月23日に学校関係者と、子どもたちの遊び場の確保についての懇談を行ったということだが、学校関係者とは、具体的に青木島小学校の方だけなのか、児童センターの方も含まれていたのか。具体的にどのような話が出てきたか。

A5(長野市長)

23日午後に青木島小学校に訪問し、同席したのは、教頭と児童センターの館長である。私から、子どもたちの遊び場の確保について、改めてお願いをさせていただいた。また、今回こういった報道を受けて、子どもたちの中に不安や心配などが生じなかったかということを確認させていただいた。

Q6(記者)

青木島小学校訪問の際に、市長が学校関係者にお願いをしたが、相手側の意見、反応を具体的にいくつか教えていただきたい。

A6(長野市長)

教頭からは、例えばPTAの方々から問い合わせがきたり、それが殺到したり、あるいは公園を残してほしいというような具体の話はなかったと、直接聞いてきた。
一方、この報道が出て以来、多くの報道関係者の皆さまが取材撮影などをされた関係で、普段見かけない方々がその地域にいたことで、子どもたちの中には何が起きているのかと、若干動揺している状況が当初はあったと聞いたが、現在は落ち着いて元気であるというお話を伺った。

Q7(記者)

何か進展というか、子どもたちの様子以外にもやりとりがあったかと思うが、他にはどういうお話を具体的にされたのか。

A7(長野市長)

子どもたちが、ご近所の農業を営む方の畑を一部お借りして、そこで野菜を育てているそうだが、先日、そこで子どもたちが土をいじっている時に、その農地を貸している方が子どもたちに「気を付けて」という注意を促した。その際、「この人が公園の関係で意見を寄せた方かな」というような誤解というか(が生じ)、やはり子どもたちの中にも、報道などを見て非常に気にかけている様子というものがあると(伺った)。先生からは、「人の悪口を言ったり、陰口を言ったりしないようにしましょうね」というような会話があったと紹介をいただいた。

Q8(記者)

遊び場確保について改めてお願いをしたという発言が先ほどあったが、この遊び場確保についての話はどのような結論にまとまったのか。

A8(長野市長)

小学校のお子さんたちも、ここ2年間くらいは現実には(青木島遊園地を)使っていないという状況の中で、(現在は)近くの神社に遊びに行っているということであるので、今回の件について、特別子どもたちの方から何か意見が出るということもなかったと聞いている。

Q9(記者)

青木島遊園地の問題に関して、教頭や児童センター館長は、23日の時点ではどのような感想、考えをお持ちだったのか。

A9(長野市長)

私がお二人とお話をさせていただいた感想だが、教頭の言葉を借りると、何か学校全体が騒がしくなったり、にぎやかになったり、この話題で持ち切りということはないとのことだった。また、PTAの方から、今後どうなるのかという問い合わせはあったそうだが、市の方針を撤回してほしいとか、青木島遊園地を残してほしいというような話は、現実的にはないということを確認させていただいている。

Q10(記者)

青木島遊園地廃止の件で、ここまで話題になり、かなり大きな波紋を呼んだということもあった。最終的にこの問題にどのように向き合っていくのか、市長の考えを聞かせてほしい。

A10(長野市長)

今後、市内のまちづくりの中で、公園あるいは遊園地の整備をすることが仮にあった場合には、今回の教訓も踏まえて、まちづくりを進めていきたいと考えている。

Q11(記者)

公園や遊園地などを整備する際には今回の教訓を踏まえて、という話であるが、具体的にはどのような教訓か。

A11(長野市長)

この18年間の地域の皆さま、市役所職員のさまざまなやりとりを見てきた。今後どのようなことでも、まちづくりを進めていく上で市民の皆さまの直接の声は大切だと思うので、そういった声を大切にしながら、丁寧な市政運営をしていきたいと考えている。

Q12(記者)

今回、一部の地元の人から、意思決定のプロセスにおいて、「自分たちの声が反映されていない」、「そもそも報道になるまで知らなかった」という声を直接聞いた。そうした指摘がある中で、18年間の積み重ねも大事だと思うが、ヒアリングや声の聞き方が十分であったかどうかを改めて聞かせていただきたい。

A12(長野市長)

本市は、都市内分権や住民自治を非常に大切にしている。であるからこそ、住民自治協議会が立ち上がってきたという歴史がある。そういう意味で、地域のまちづくりは地域の皆さまに進めていただき、行政がサポートしていくという体制が変わることはないと思っている。
今回の青木島遊園地の件でさまざまな話を伺うと、ご指摘いただいたように、「私は聞いていない」、「聞かされていなかった」という声が現実的にある。このことを踏まえると、今後の一つの教訓として真摯(しんし)に反省をしながら、丁寧な行政運営に努めていきたいと思う。

Q13(記者)

青木島小学校を訪れた際の話し合いについて、今回の当事者は小学校ではなく、遊び場として(青木島遊園地を)主に利用していた児童センターのお子さんたちであると推察するが、児童センター館長からは、具体的に遊園地の存続を求めるような陳情などはなかったのか。

A13(長野市長)

児童センター館長からは、館長として子どもたちをサポートする取り組みや、今回の青木島遊園地への意見に対する対応などについて、改めて説明を受けた。館長としては、(これまでもセンターが)やれることはやってきたと話されていたし、私としても、そうなのであろうと考えている。

Q14(記者)

話し合いの中で、遊園地の存続を求めるような意見は具体的に出なかったということか。

A14(長野市長)

存続を求める声はなかった。

Q15(記者)

今後、時期は未定ながら、来年以降に地元区長と話し合いを持つという考えを述べていたが、話し合いまでは更地にする工事を待つことを考えているのか。

A15(長野市長)

私が区長、あるいは地元の方々の話を伺う趣旨は、今回のことを踏まえて、将来の長野市全体のまちづくりを進めていく上で、いろんな参考材料にしたいということで訪問する予定で考えている。

Q16(記者)

工事の進捗には、いつごろ話し合いを持つかということは影響しないという理解でよろしいか。

A16(長野市長)

そうである。

Q17(記者)

青木島遊園地の関係で、先日の長野市議会の福祉環境委員会で、児童センターに通う子どもたちの青木島小学校校庭の利用については、体制的に平日の利用は現状難しく、長期休業中に限られるという説明があった。委員からは、長野市の支援、遊べる環境づくりを求める意見があった。このことは、23日に行われた児童センター館長を含めた話し合いで話題に上がったか。また、そのことに関する市長の考えを伺う。

A17(長野市長)

先日の福祉環境委員会で出された意見も踏まえ、児童センターを使う子どもたちの遊び場の確保を改めてお願いしてきた。しかし児童センター、小学校のスタッフの数には限界があるため、できる範囲で確保してほしいとお願いをしてきた。

Q18(記者)

その状況に関して、館長から説明を受けたという理解でよいか。

A18(長野市長)

私からの「できる範囲でお願いしたい」という依頼に、館長から「はい」という返事をいただいた。

Q19(記者)

当面は、現状でできる範囲の中で(遊び場の確保を)行ってもらうということか。

A19(長野市長)

そうである。

Q20(記者)

市長は学校、児童センター、区長会に話を聞くことを予定しているが、それ以外に今回の件について話を聞く人はいるか。

A20(長野市長)

私としては、長野市全体の子育て環境の充実や快適なまちづくりを見据えて、(市政運営に)取り組んでいきたいと思っている。(話を伺う)対象と範囲は今後検討していきたい。

Q21(記者)

札幌市が招致を目指す2030年の札幌冬季五輪について、秋元札幌市長が先日都内で記者会見行い、東京五輪の汚職事件に対する国民の不信感が払拭できていないとして、積極的な招致の気運醸成をいったん休止することを明らかにした。長野市ではスパイラルの利用方針などを示しているが、この件について市長の所感を伺う。

A21(長野市長)

秋元札幌市長が会見した内容は承知しており、その方針を尊重したいと思っている。贈収賄の影響でオリンピックに向けられている(世間の)目が非常に厳しい中での判断だと思う。
一方で、仮に2030年の札幌冬季五輪が決定した際には、本市のスパイラルを利用することになっているため、そのような関係も踏まえて、オリンピックの招致には協力していくつもりである。

Q22(記者)

贈収賄事件の公判が始まっているが、改めて東京五輪でこのような事件が起きてしまったことについて、市長の所感を伺う。

A22(長野市長)

とても残念に思う。オリンピック、パラリンピックの中で起きた事件であり、私もかつてオリンピックを経験したものとして心を痛めている。

Q23(記者)

札幌市の方針転換について、市長は直接連絡を受けたか。

A23(長野市長)

現在までのところはない。

Q24(記者)

札幌冬季五輪招致に協力していくという話が出たが、具体的にどのような方向で協力していくのか。

A24(長野市長)

現在、私は長野市(の首長)として、北海道・札幌2030オリンピック・パラリンピックプロモーション委員会のメンバーの役割をいただいている。こちらのプロモーション委員会が、前回10月27日に開催された。それ以降は開催日程がはっきりしていないが、こういった役割の中でお手伝いできるところを行っていく。

Q25(記者)

先日の秋元札幌市長の会見で、改めて意向調査をするという中で、札幌市民を含む北海道民だけではなく、全国規模で(意向調査を)やろうという考えがあるという話があった。そのことについて、どのように受け止めているか。

A25(長野市長)

オリンピック・パラリンピックは、開催地のみならず世界的規模の関心事である。秋元札幌市長の、対象を広げ、民意をくみ取るということは、オリンピックについてのガバナンスなどを考えると、そのような方針、方法も必要ではないかと思う。

お問い合わせ先

企画政策部
広報広聴課 

長野市大字鶴賀緑町1613番地 第一庁舎5階

ファックス番号:026-224-5102

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