前のスライドを表示
次のスライドを表示
 
前のスライドを表示
次のスライドを表示
 
前のスライドを表示
次のスライドを表示

この街で、わたしらしく生きる。長野市

更新日:2024年4月11日

ここから本文です。

目次

 

令和6年4月10日定例記者会見

記者会見インターネット中継(市長あいさつのみ)

ユーチューブ長野市公式チャンネルで、市長あいさつの録画版を配信しています。
会見当日は生中継も行っています。

市長あいさつ要旨

本日は、新年度最初の定例記者会見になる。

はじめに、市役所では、4月1日付けで人事異動の発令を行った。そのうち、本年度は78人の新規職員を採用した。
また、この4月から、経済産業振興部、観光文化部、スポーツ部など、新たな組織体制となった。この体制のもと、職員一同新たな気持ちで、市役所が一丸となって施策、事業を推進していく。

続いて、教育支援センター「SaSaLAND(ササランド)」のオープンについてである。
先週6日土曜日にオープニングセレモニーを開催した。オープンに当たっては、七二会地区、寄付者の皆さまをはじめ、教育機関、企業・団体の皆さまなど、準備段階から多くの方々にご協力をいただいた。
今後、施設のコンセプトである、「子どもたちが安心を実感できる居場所」となるよう、SaSaLANDスタッフを中心に、ご家庭や地域の皆さまとの連携を図りながら取り組んでまいりたい。

続いて、明日11日木曜日、午前11時から、篠ノ井布施高田のこども広場「このゆびとまれ」の20周年式典を開催する。
市内のこども広場については、もんぜんぷら座内の「じゃん・けん・ぽん」と「このゆびとまれ」の2カ所があり、主に3歳までの子どもと保護者の遊びと交流の場として運営してきた。この度、「このゆびとまれ」が20周年という節目を迎えたことを大変うれしく思っている。
今後も、お子さんや子育て中の皆さまが気軽に出かけられ、楽しく過ごすことができる場所を提供していきたいと考えている。

続いて、新年度に取り組む子ども・子育て支援策についてである。
子どもの成長への応援や、子育て家庭への負担軽減を図るため、本年度もさまざまな施策、事業に取り組んでいく。
まず、子どもの体験・学びを応援する「みらいハッ!ケン」プロジェクトについては、先週5日、私から報道機関の皆さまにお知らせしたところだが、来年3月末までを期間として通年で実施する。利用可能ポイントも3万円分に増額したことから、子どもたちが興味を持ったプログラムを、自分の好きなタイミングで選択できるようになったと考えている。
こうした機会を通して、自分の好きなことを発見し、未来に向かって成長するきっかけとなることを心から期待している。
また、子育て支援策として、保育料軽減の拡大、育休退園の見直し、こども誰でも通園制度の試行事業などを実施する。
このうち、こども誰でも通園制度については、保護者の就労要件を問わず、時間単位で柔軟に保育所などを利用できるもので、多様な働き方に合わせた育児支援として、新たに試行的に実施する。
まず6月3日から市内の4園で実施した上で、今後、拡大に向けた検討を進めていく。
このほかに、放課後子ども総合プラン事業の充実、ヤングケアラー支援、保育所などにおける使用済みおむつの自園処理の推進、子どもの福祉医療制度の窓口無料化に向けた検討など、さまざまな取り組みを進め、引き続き、子ども一人一人を大切にし、子育て家庭を応援していく。

最後に、今月21日(日曜日)には「長野マラソン」「長野車いすマラソン」が開催される。
長野マラソンは、長野オリンピックの開催を契機に、平成11(1999)年に始まり、今年で26回目を迎える。また、車いすマラソンについては、平成17(2005)年から始まり、20回目の大きな節目となる大会である。
今回の大会は、コロナ禍前と同様、制限がない中での開催であり、すでに1万人を超えるエントリー(※)がある。
当日は、多くのボランティアの皆さまや沿道の応援を力に、盛大に行われることを期待している。
オリンピック・パラリンピック開催都市として、オリ・パラムーブメントを、さらに広げるとともに、まち全体でスポーツによるまちづくりを進めていきたいと考えている。

私からは以上である。

部分の補足
(スポーツ部次長兼スポーツ課長)
参加者エントリーの状況は、長野マラソンは招待選手を含め10,432人、車いすマラソンは45人である。

案件説明資料

新年度に取り組む乳幼児への子育て支援

概要

新年度に取り組む乳幼児への子育て支援についての説明です。

  1. 新年度に取り組む乳幼児への子育て支援~保護者の子育て負担の軽減策~(PDF:2,103KB)

保育・幼稚園課:026-224-8031

質疑内容要旨

Q1(記者)
新年度の子育て支援策の中で、子どもの医療費の窓口無料化に関する検討とあった。昨年度の3月議会で市長が表明された際に、できるだけ早くということと、財源について検討しなければならないと言っていたが、今の時点での検討状況を伺いたい。

A1(長野市長)
3月議会の施政方針で私の思いを伝え、できるだけ早くという発言もさせていただいた。現在、今月下旬に社会福祉審議会へ諮問していく予定で準備を進めている。

Q2(記者)
医療費の窓口無料化は子育て世帯にとっては負担軽減となると思うが、一方で、気軽に受診できることで、医療費が増えるのではないかという懸念もある。そのような議論に対する市長の意見や、課題感について伺いたい。

A2(長野市長)
子育て中の皆さまの意見やアンケート調査では、経済的負担に対する心配や困り事が多いという調査結果がある。首都圏を中心に、子どもの福祉医療制度の窓口完全無料化という自治体がある中、長野市でも何とかできないかと感じ、実行していこうという思いである。
ここに至る背景には、長野市医師会の皆さまにも、個人的に意見を聞かせていただき、実行できるのではないかという感じもある。
これから審議会の皆さまに審議をいただく中で、関係する医師会などと連携を図り、市民の皆さまのご理解をいただきながら、できるだけ早い時期に進めていきたいと考えている。
ただし、経済的な支援ができれば子育てに対する負担が一気に軽くなるとは思っていない。これまで、さまざまな子育て支援に取り組んできたつもりだが、(これからも)可能な限り、子育てに対する不安、負担感が軽減できるような対策を模索しながら、子育て支援の充実に努めていきたい。

Q3(記者)
(子どもの医療費窓口無料化について)「できるだけ早く」という時期は、市長としてはいつまでに始めたいと考えているか。

A3(長野市長)
多くの市民の皆さま、特に子育て中の方が期待されているところだと思う。
ただし、安易な受診につながらないか、などの懸念も出てくると思われるので、多様な意見をしっかりと伺いたいと思う。特に社会福祉審議会では、多様な意見をベースとして、議論をしていただきたい。その上で、時期については、なるべく早くという思いもあるが、手続きはしっかり丁寧に進めていきたい。

Q4(記者)
こども誰でも通園制度に関して、6月から実施される4園の具体名について、市長から説明があったが、この4園の選定理由を伺いたい。

A4(保育・幼稚園課長補佐)
北部に2園、南部に2園、中山間地域も含めた。また、公立2園、私立2園といったバランス、地域性なども考えて選定した。

Q5(記者)
案件説明の中で、4園に加えて、今後も拡大の検討をしたいという意向を示していた。これからの話ではあるが、どのような検討状況でいつごろになるのか伺う。

A5(長野市長)
まず4園で試行的に取り組む中で、利用する方からの意見や、園の先生方からの意見も出てくると思う。しっかり受け止めながら、地域間のバランス、あるいは先生(保育士など)の配置などを含めて、今後どのような形で拡充・拡大していくのが良いか、庁内で議論していきたい。

Q6(記者)
長野駅前の大規模再開発事業に関してお尋ねする。開発地域内にある映画館の長野千石劇場が、現時点では建設予定の建物内に含まれていないとして、映画館の存続を求めて署名を呼びかけている。長野市は都市計画決定をし、総事業費の一部への補助が想定されるかと思うが、こうした開発地域内のお店の動きについて、市長としてどのように見ているのか。また、望ましい駅前開発の在り方については、どのように考えているのか伺う。

A6(長野市長)
われわれが補助する事業は、あくまでもその公的部分に係るものである。例えば、エンターテインメント施設にわれわれが口を挟むということはないと考えている。中には映画館に愛着を持って利用していた人が、再び映画館(を施設内に入れてほしい)という思いも理解できるが、それは民間事業者と組合の皆さまで検討いただくのが良いと思う。
末広町の再開発は、まさに長野市の顔と言えるだろう。さらに言えば、長野県の顔でもあると思うので、非常に重要な地域という認識を持っている。その中で、地元住民のみならず、観光で来られる多くの皆さまが、善光寺などに行く機会に、新たに再開発する施設を利用し、長野に来て良かったという思いを持っていただき、末広町を中心に多くの人でにぎわうまちになってほしいと考えている。

Q7(記者)
ホワイトリングの改修について伺う。今月下旬に信州ブレイブウォリアーズの最後のホームゲームが終了するが、改修工事の着工や終了の時期について、方針が決まっていたら教えてほしい。

A7-1(長野市長)
スポーツ施設の高機能化ということで、他の自治体も、いわゆる体育館からエンターテインメント性のあるアリーナ化を進めている中で、本市としても、やはり単なる体育館ではなく、スポーツを中心ににぎわいが生まれるような施設にしていきたいと思っている。特に今、信州ブレイブウォリアーズが活躍する中、多くのファンやブースターの皆さまが応援に駆けつけていただいており、快適性を向上させなければいけないと思っている。
時期については、担当課からお答えする。

A7-2(スポーツ部次長兼スポーツ課長)
今年度は基本的な設計を行う予定であり、具体的な着工時期については未定である。

Q8(記者)
SaSaLANDが先日オープンした。開始時点で利用登録者が既に100人以上となっている。スタッフ10人で運営を行っているとのことだが、今後、人的なひっ迫が予想される。市長の考えを教えてほしい。

A8(長野市長)
SaSaLANDが8日から利用開始となり、初日8日は41人、昨日9日は25人の利用であった。付き添いは、8日は9人、9日は5人であった。SaSaLANDは、1日50人程度の受け入れを想定しており、現状では、過密といった状況ではない。子どもたちが一斉に来所するという状況は、この2日間では見受けられないが、利用登録者数は多いため、そういったことも想定しながら、スタッフやSaSaフレンドとして参加していだたいている信州大学の学生、さらには地域の皆さまと協力し、多くの人たちで子どもたちを温かく迎えられるような準備をしていきたいと考えている。

Q9(記者)
こども誰でも通園制度が始まるということだが、今すでに行われている一時保育(一時預かり)との違い、こども誰でも通園制度を利用することのメリットを教えてほしい。

A9(保育・幼稚園課長補佐)
こども誰でも通園制度と一時預かりは、非常に似ている制度であるが、こども誰でも通園制度は、月10時間の範囲内で、継続して定期的に利用する形になる。一時預かりは、単発的な利用になる。こども誰でも通園制度は、名前に通園とあるとおり、保育士などの専門的な職員から、継続的な支援などを受けることができる点が違いであると考えている。

Q10(記者)
こども誰でも通園制度は、国の事業として進められている事業で、長野市も実施するということであると思う。実施するに当たり、保育スタッフの設置基準などがあると思うが、市として負担になった部分や、課題に感じている部分があれば教えてほしい。

A10(保育・幼稚園課長補佐)
保育士などの保育に従事する職員が追加で必要になる。保育士の確保は現時点ですでに苦労している状態のため、非常に課題であると考えている。

Q11(記者)
数年前には待機児童がいる状況であったと思うが、現状はどうか。

A11(保育・幼稚園課長補佐)
待機児童はゼロではないが、少ない人数で推移しており、ある程度落ち着いてきたという印象である。

Q12(記者)
保育料の軽減拡充も早期実現に向けて取り組むとあるが、いつ頃を目指して取り組むのか教えてほしい。

A12(保育・幼稚園課長補佐)
明確な時期はまだお伝えできないが、事務は進めている。なるべく早く実現できるように取り組んでいるところである。

Q13(記者)
本年度中に実現できるというのは、間違いないか。

A13(保育・幼稚園課長補佐)
現時点でははっきりとは申し上げられないが、本年度中に実現できるように取り組んでいきたい。

Q14(記者)
子どもの福祉医療制度の窓口無料化の検討も、いよいよ4月下旬に諮問するということだが、これは年度末頃までに結論を出したいというイメージか。

A14(長野市長)
こちらは、(社会福祉審議会に)慎重な議論をお願いしたいと思っている。保護者の皆さまには歓迎される施策になるのではないかと思うが、先ほど(記者から)ご質問いただいたように、医療機関の側面からすると、気軽な受診や、いわゆるコンビニ受診につながるのではないかというような心配もある。そのようなことをしっかり整理して、保護者やお子さんのみならず、医師会の皆さま、病院の皆さまなど誰にでも歓迎されるべき制度となるように、議論を進めていきたいと思う。いつまでにはスタートする、という考えはない。

Q15(記者)
子どもの医療費窓口無料化について伺う。財源は、どういったものを利用していくのか決まっているか。それも審議会で検討していくようになるのか。

A15(長野市長)
私としては、財源をしっかり確保できるように、庁内においては、財政課に予算の獲得に向けてお願いをしている。財源確保のために、場合によっては、事業の精査をしていく作業が必要である。単に、子どもの医療費を捻出するためだけでなく、庁内を挙げて、さまざまな新規事業、拡充する事業、あるいは廃止するべきものは何か、しっかり議論を進めていくことによって、確かな財源を生み出していきたいと思っている。

お問い合わせ先

企画政策部
広報広聴課広報担当

長野市大字鶴賀緑町1613番地 第一庁舎5階

ファックス番号:026-224-5102

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?

 

同じカテゴリのページを見る

こちらのページも読まれています