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更新日:2024年7月11日
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目次
ユーチューブ長野市公式チャンネルで、市長あいさつの録画版を配信しています。
会見当日は生中継も行っています。
はじめに、ながのこども館「ながノビ!」についてである。
いよいよ、今月28日の日曜日にオープンする。現在、オープンに向けて準備を進めている。
詳細はこの後、案件説明の中で説明するが、この「ながノビ!」のオープンを心待ちにしている多くの子どもたち、また保護者の皆さまが、混雑する中においても安全で安心してご利用いただけるよう、まずは1日を3つのクールに分けて、事前予約制によりスタートしたいと考えている。
来週以降、市内の小学校が順次夏休みに入る時期となる。地元の子どもたちを対象としたプレオープンも行うので、(報道機関の)皆さまに情報発信にお力添えいただくようお願いする。
続いて、長野市豊野防災交流センターの開所についてである。
現在、来月、8月3日土曜日のオープンに向けて、豊野地区の皆さまのご協力をいただきながら準備を進めているところである。
この施設は、令和元年東日本台風災害で被災した豊野公民館について、公民館機能に防災機能を加えた施設として新たに整備をしたものである。地域の人と人との交流をコンセプトにした交流ラウンジなどのオープンスペースや、防災備蓄倉庫の設置、また防災学習の場としても活用いただける施設である。
引き続き、ハード・ソフトの両面からさまざまな施策、事業を進めながら、災害に強いまちづくりに取り組んでまいりたい。
続いて、来週16日火曜日、市内の広徳中学校に出向いて、中学生と一緒に給食をとりながら意見交換を行うランチミーティングを行う予定である。
これは、昨年5月にお示しした「長野市こども“のびのび”ビジョン」のうち、「学校の環境・機能の充実」の一環として、学校の未来の在り方などについて、子どもたちから意見を聞きたいと考えて実施するものである。
子どもたちの目線、また感性から率直な意見が出されることを期待している。子どもたちとの給食も楽しみながら、私自身も充実した時間にしたいと思っている。
今後は、小学校での開催も計画しており、開催方法を含めて、学校の希望も取りながら、取り組みを進めていく。
続いて、今月26日金曜日から開催されるパリ2024オリンピック競技大会についてである。
先週5日金曜日、JOC(日本オリンピック委員会)による日本選手団の結団式が開催されたところである。本市では、大会の開催に合わせて、「パリ2024大会応援イベント」を開催する。
本市にゆかりのある選手の紹介や、パラリンピック競技大会を含めた応援展示、注目を集める競技のパブリックビューイングを計画している。また、今後、長野駅前や市役所庁舎にバナーの掲出も予定している。
このような準備を進める中であるが、一昨日8日に発表されたとおり、信州ブレイブウォリアーズの次のシーズンのメンバーとして、オリンピック日本代表となっている渡邉飛勇選手が新たに加入することが決まった。私も期待をしており、うれしい情報であったと思っている。
本市からも、選手の皆さんや日本代表チームへ多くの声援を届けていただければと思っている。
詳細は、この後、説明させていただく。
最後に、いよいよ夏祭りの時期となってきた。
今週13日土曜日から14日日曜日にかけて、「ながの祇園祭 御祭礼屋台巡行」が開催される。
また、20日からは「長野七夕まつり」が行われ、権堂アーケード通りと周辺一帯が七夕の飾り付けで彩られる。
さらに、今月下旬には吉田、篠ノ井、若穂、大豆島など各地区でのお祭りの開催、そして来月には「第54回長野びんずる」の開催が予定されている。
こうした祭りにさまざまな世代が集うことにより、本市の文化、歴史が未来へとつながっていくことを期待している。
一方で、連日、高温が続いている。湿度の高い日も続いている状況から、市民の皆さまには、熱中症対策などに十分ご留意いただきながら、今後のイベント、夏のお祭りを大いに楽しんでいただければと思っている。
私からは、以上である。
概要
「ながのこども館ながノビ!」予約開始についてのお知らせです。
問い合わせ先
公園緑地課:026-224-7284
概要
「パリ2024大会応援イベント」の開催についてのお知らせです。
問い合わせ先
スポーツ課:026-224-7804
概要
令和6年度夏季企画展「よみがえる!長野のゾウたち」についてのお知らせです。
問い合わせ先
博物館:026-284-9011
Q1(記者)
信州ブレイブウォリアーズが渡邉飛勇選手を獲得した。渡邉選手が、パリオリンピックのメンバーにも選出されているところで、改めて、市長の期待や、新たな戦力の獲得をどのように受け止めているか、伺いたい。
A1(長野市長)
情報を聞いた時、良い意味での驚きや喜びを感じた。バスケットボールのオリンピック日本代表に選出される選手が、信州ブレイブウォリアーズへ移籍したことはすごいと感じた。信州ブレイブウォリアーズのチームの魅力を感じたり、信州の地、長野市の地に魅力を感じたりして、心機一転頑張ろうということで来ていただいた心意気にも非常に感動している。
さらには、元日本代表のアキ・チェンバース選手など、名前の知られている選手たちが、新たなメンバーに加わったということで、ブースターの皆さんも本当に喜んでいると思う。私としても、今後の信州ブレイブウォリアーズの活躍をしっかり応援をしていきたい。まずは、渡邉選手には、日本代表としてパリ五輪での大奮闘を期待している。
Q2(記者)
信州ブレイブウォリアーズは、降格して、来シーズンはB2で戦うことになるが、渡邉選手の身長など、強みをどのように生かして活躍してほしいと思うか。
A2(長野市長)
彼はビッグマンという愛称で呼ばれ、今回のオリンピック日本代表選手の名前、年齢、身長などを見ると、日本代表の中でも1、2を争う高身長のようである。そういった長身を生かして、また、琉球という素晴らしいチームに所属していた経験も踏まえて、ぜひ信州での活躍に期待したい。
Q3(記者)
長野市ではパブリックビューイングも行われるということで、かつてオリンピックを開催した都市として、オリンピックをどのように盛り上げていきたいか。また、渡邉選手のパリ五輪での活躍への期待を改めて伺いたい。
A3(長野市長)
今回JOCとJPC(日本パラリンピック委員会)の皆さまに協力をいただきながら、パブリックビューイングを行う。
本市は冬季オリンピックを開催してから26年以上が経過しているが、市民の皆さまの中にあるオリンピック、パラリンピックへの想(おも)いは、他の地域の皆さまから比べても非常に熱いものを私自身も感じている。
オリンピック、パラリンピックを通じて、渡邉選手や、本市あるいは長野県ゆかりの選手が大活躍することを本当に願っている。市としても、バナーなどでの応援をしていくが、ぜひメダルを獲得して、さらに私たちを勇気づけてほしいと期待している。
Q4(記者)
渡邉選手が加入することによって、信州ブレイブウォリアーズがどのようなチームになることを期待しているか。
A4(長野市長)
オリンピック日本代表としての経験が、オリンピック後、信州ブレイブウォリアーズのメンバーとしてプレーをする中で、共有されていくことは非常に良いことだと思う。
日本のリーグは非常にレベルが高いが、日本代表として世界のトップアスリートたちと戦うという経験は、間違いなくチームに良い影響を及ぼすと思う。私自身の経験も含めて、確実にそうなってくると思う。
渡邉選手には、ぜひ日本代表で培ったさまざまな経験や体験を、チームにしっかり伝えてもらい、信州ブレイブウォリアーズがさらに飛躍することを期待している。
Q5(記者)
パリ五輪に関連して伺う。長野市で今回パブリックビューイングを主催するということで、渡邉選手以外にも、長野市出身でいえば、アーティスティックスイミングの小林唄選手など、ゆかりの選手がいる。市長自身オリンピアンで、一スポーツ選手としてオリンピックはどんな存在か。また、どういった応援が選手を励まし、力になるのか教えていただきたい。
A5(長野市長)
振り返ると先の東京大会は無観客という、アスリートにとっては非常に切なく、残念な大会になってしまった。これはどうしても否めないが、今回はいよいよ、本格的に大きな声援の中で選手たちはプレーする。すなわち、非常に大きなプレッシャー、緊張感の中で戦うということだと思う。オリンピックの日本代表というと荷は重いが、競技中は(その重みを)一切忘れて、それぞれの選手の皆さんが、幼少の頃から夢見てきた舞台で、自分の力を出し尽くすという、その一点に集中をして、戦ってほしいと思う。
結果は良いに越したことはないと思うが、選手のひたむきな戦いぶりや真剣さ、そういったまなざしに、人は感動するのだと思う。金メダルだから感動した、ということではないと思う。
ぜひ、信州、本市ゆかりの選手たちが、自分自身の力を存分に披露していただくことを期待している。
Q6(記者)
ながのこども館「ながノビ!」について伺う。
前回の会見でも、市長の考えを述べていただき、改めて、いよいよ今月28日に市内の子どもたちが夏休みを迎えるタイミングでオープンするが、子どもたちや家庭にどのように利用してもらいたいか、市長の考えを伺う。
A6(長野市長)
市長に就任して間もない頃から、多くの市民の皆さまから、雨の日、あるいは天気が悪い中でも、子どもを連れて遊べる環境を望むという意見を多方面からいただいてきた。
そのような中で今回、旧少年科学センターが(リニューアルにより)、いよいよ、ながのこども館「ながノビ!」としてオープンをする。市民の皆さまのニーズに十分応えられる施設になると思っている。
報道機関の皆さまには、21日の内覧会でぜひご覧いただきたい。ご覧いただければ十分ご理解いただけると思うが、旧少年科学センターは昭和感のある展示物が多かったが、「このように変わったか」という、ある種の驚きも感じた。とても良い施設になった。子どもたちが「ながノビ!」に行ったら、多分飛び上がるように喜んでいただけるのではないかと思う。そして、保護者の皆さまには、子どもたちの安全を見ていただきつつも、場合によっては、ゆったりゆっくり休んでいただけたり、子どもたちがにぎやかに遊ぶ様子も見ていただけたりするような状況になっている。
私としては、「ながノビ!」は、市内随一の屋内遊戯施設として、多くの市民の皆さんや県内外の皆さんも含めて、愛される施設になると思うし、そうなってほしいと思う。運営事業者とともに、より一層、良い施設になるように努めてまいりたい。
Q7(記者)
利用方法の説明があり、予約制・入れ替え制ということだが、120分で子どもの数を1クール120人とした算出根拠をどうように考えたのか伺う。
A7(都市整備部主幹)
(1日の)収容人数は、目安として、最大、大人を含めて800人を想定している。今回、全く新しい施設ということで、開館当初は、より安全に、安心して、子どもたちや保護者の皆さまにご利用いただけるように、子ども120人、大人80人で、1クール当たり200人、3クールで600人を予定している。今後、運営していく中で、利用状況に応じて、子ども160人、大人100人の計260人、3クールで合計800人程度まで段階的に緩和をしていきたいと考えている。
Q8(記者)
段階的に800人程度というのは、いつごろまで(に見直すか)ということを考えているのか。また、120分で入れ替え制ということで、小さいお子さんがいる家庭などは、ぐずってしまったりすると、なかなか時間通りに動くことができないと思うし、そういう声も市民の中から出ている。このような場合、次のクールにも入れるなど、柔軟な対応は考えているのか。
A8(都市整備部主幹)
どのタイミングで段階的に引き上げていくかという話だが、今月28日から開館ということで、皆さまの利用状況が全く見えない中である。
現段階でどの時点で、人数制限を緩和していくかということについては、まだお答えできない状況だが、いずれにしても利用状況を見ながら、安全確保がどこまで図れるかという中で、その時期を注視しながら、指定管理者とともに判断したいと思う。
クール制の2時間については、他の類似施設を参考にして設定をした。
この2時間の滞在期間が、適切なのかどうかというところも含めて、指定管理者と協議し、クール制の時間帯、また、クール制を継続しなければいけない状況かどうか、総合的に判断してまいりたいと考えている。
Q9(記者)
そのクールに間に合わなかった場合の対応はまだ決まっていないのか。
A9(都市整備部主幹)
基本的には予約制をとっている。2時間で一旦クールを区切らせていただくという中で、詳細は今後、柔軟な対応が取れるよう、指定管理者と協議していく。
Q10(記者)
長野駅前の大規模再開発事業について尋ねる。
一帯の地権者でつくる再開発準備組合は、今週末の7月13日土曜日に、10代、20代の若者との意見交換会を開く予定である。さらに7月8日月曜日からは、市内外の方を対象としたアンケートも始めている。
再開発準備組合は、出た意見を、今後の施設計画や事業計画の参考にしていきたいという趣旨で行っている。市民意見を聞く再開発準備組合の姿勢に対しての評価や、市民のまちづくりへの意見に対する期待があれば伺いたい。
A10(長野市長)
今度、若者スクエア「ふらっと♭」において、若い人を中心に意見を聞くという取り組みである。若い人たちが、今どのような施設を望んでいるのか、商業施設や市が支援している公共的な部分を含めて、どのような意見が伺えるか、非常に楽しみにしている。
また、事業に対しての、若い人たちの意見聴取は、一方でまちづくりへの参加を促進していると言い換えられると思っている。私としては、非常に良い傾向だと思っており、ぜひ、さまざまなアンケートや、直接、若い人たちからの意見聴取など、幅広く声を伺う取り組みを行っていただきたい。
(大規模再開発事業の場所は)長野市の駅前であり、非常に関心の集まる場所である。また、非常に盛んになっているインバウンドとして、海外から来られたお客様にも、「長野市はきれいなまちだな」「良いまちだな」と思っていただけるようなまちづくりを進めていく上でも、ぜひ多様な意見を準備組合の皆さまには吸収していただければと思っている。
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