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更新日:2023年7月10日
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目次
ユーチューブ長野市公式チャンネルで、市長あいさつの録画版を配信しています。
会見当日は生中継も行っています。
はじめに、先週1日から発生した大雨の被害の件である。
活発化した梅雨前線の影響により、九州地方から山口県にかけて記録的な大雨となった。被害に遭われた皆さまには、心からお見舞いを申し上げる。
隣接する小川村でも浸水被害が発生したほか、市内においても、信州新町地区、中条地区などの道路や河川、宅地への被害が複数確認されており、現在、早期復旧に向けて対応を進めている。
道路への(土砂)崩落などにより、通行止めが多数発生をしていることから、関係機関とも緊密に連携をして、市民生活への影響を最小限に食い止められるよう、引き続き対応を進めていく。
続いて、介護保険料の遡及(そきゅう)賦課誤りについてである。
年金から天引きする特別徴収について、さかのぼって変更できる起算日を誤って取り扱っていたことにより、過大徴収または過大還付となる被保険者が判明した。
現在、本来の保険料より多く徴収していた方に対し、おわび状を送付するとともに、今月末までに返還できるよう手続きを進めている。
なお、すでにさかのぼることができる賦課期間を過ぎていることから、保険料の返還は求めないこととした。
このたびの賦課誤りによりご迷惑をおかけした皆さまには、心よりおわびを申し上げる
続いて、来週15日土曜日、1998長野オリンピック・パラリンピック冬季競技大会25周年事業として、日本オリンピック委員会(JOC)と連携し、市芸術館で「オリンピックコンサート2023in長野」を開催する。
このコンサートは、JOCが1997年からオリンピックムーブメント事業の一つとして開催してきた、オリンピック映像と壮大なフルオーケストラが競演する独自のコンサートであり、長野での冬季大会開催から25周年を記念して、「夢の力を信じて」をテーマに開催するものである。
当日は、ゆかりのあるオリンピアンやアスリートを迎え、これまでの感動の名場面を音楽とともに振り返る。ぜひ、多くの皆さまに鑑賞いただき、当時の平和と友好の祭典の記憶と感動を味わいながら、来年のパリ2024大会へ、そしてその先にある未来につながるよう盛り上げていきたいと思う。
続いて、石家庄市中学生友好代表団の表敬訪問についてである。
来週の10日から13日まで、本市の友好都市である中国石家庄市から、中学生友好代表団16名の皆さまがお見えになる。令和2年度以降、新型コロナウイルス感染症の影響により交流を控えていたが、4年ぶりに再開する。
本市での滞在期間中、若穂中学校との交流をはじめ、戸隠や茶臼山動物園など、市内を視察するとともに、琴の演奏体験や浴衣での善光寺参拝など、日本の伝統文化を体験していただく予定となっている。また、来週11日火曜日には、代表団の皆さまが市役所にお見えになる。私もお会いできることを楽しみにしている。さらに10月には、本市からも中学生代表団が石家庄市を訪れる予定になっている。
ぜひ、お見えになる代表団の皆さまには、長野の良さを味わっていただきたいと思う。受け入れる学校や生徒の皆さまにとっても、友好親善、国際理解を深める大変よい機会となると思う。
本日の説明案件は1件で、長野市立博物館夏季企画展「“丈夫で美しい”―戸隠の竹細工とくらし―」を紹介する。
いよいよ今月末から市内小・中学校が夏休みとなることから、この機会にご家族で市立博物館の企画展をはじめ、各種イベントや展示にお出かけをいただきたいと思う。詳細は、後ほど担当者から説明をする。
終わりに、いよいよ夏祭りが行われる時期となってきた。明日、8日から9日にかけて、「ながの祇園祭御祭礼屋台巡行」が催される。
また22日からは、長野七夕まつりが行われ、権堂アーケード通りの周辺一帯が、七夕の飾り付けで彩られる。さらに「吉田ふるさと夏まつり」「篠ノ井合戦まつり」「若穂ふれあい踊り」「大豆島甚句まつり」など、市内各地でもイベントの開催が予定されている。市民の皆さまには、夏のひとときをお祭りで楽しんでいただけたらと思う。
私からは以上である。
概要
市立博物館夏季企画展「”丈夫で美しい”-戸隠の竹細工とくらし-」についての説明です。
問い合わせ先
市立博物館:026-284-9011
Q1(記者)
マイナンバーカードのトラブルを受けて、国が秋までにマイナンバー制度の総点検をすると言っている。自治体からは、作業量が多いので非常に負担であるという声も上がっているが、市長はこの総点検について、どのように受け止めているか。
A1(長野市長)
現在、市の状況としては、厚生労働省から紐付け点検について通知があり、担当課で作業を進めている。
質問の総点検については、まだ具体的な通知が来ていない。今後、どういった作業が必要になるのか、具体的な内容は、まだ不明である。通知が届き次第、それに基づいて作業を進めていきたいと思っている。
Q2(記者)
具体的な通知が来る前に進めている紐付け点検とは、どういうものか。自発的に進めているものか。どういう経緯で始めたのか。
A2(情報システム課係長)
国のマイナンバー情報総点検本部設置前に、厚生労働省から、国民健康保険と障害者手帳の部分について(紐付けが適切かどうかを点検するよう)通知があったものである。総点検の前に(通知が)来たものである。
Q3(記者)
市長は、(総点検の)大きな部分を担う自治体の負担の大きさについて、どうみているか。
A3(長野市長)
まだ負担量についての具体的な話は聞いていないが、マイナンバーだけではなく、国がつくった法律や制度で、地方自治体が(国からの)依頼に基づいて作業を進めていくことは、確かに非常に膨大な事務作業量になる。
国民の皆さまにご心配、ご迷惑をかけないよう、地方自治体は協力すべきであると思うが、一方で、国においては、マイナンバーカードを含め、確実な取り組みを期待したいと思う。今のマイナンバー(に関連して)は、国民の皆さまの不安、心配をみると、われわれももちろん協力はするが、こういったことが、地方自治体の事務作業に大きな負担がかからないような配慮も、お願いしたいと考えている。
Q4(記者)
6月市議会の中で、須坂市から、通信指令システムの統合の申し入れがあったという話をされたが、その後の状況はどのようになっているか。
A4(長野市長)
過日、三木須坂市長がお見えになり、本市との統合の申入書を受けた。現在、事務的な作業を始めていると思うが、作業がどのくらい進んでいるかは、まだ私の方には情報が届いていないので、必要に応じて情報を届けたい。
Q5(記者)
まだ具体的に何か話し合う場を設けるというような話にはなってないということか。
A5(長野市長)
消防局では統合に向けた作業は進めているが、具体的にどういった形で進めていくかについては、これから(報告を受ける予定)である。必要に応じて情報をお渡ししたい。
Q6(記者)
青木島遊園地の関係で、児童センターが青木島小学校の中庭を使えるようになる時期のめどについて、前回の記者会見の時には見通しが立ってないという状態だったが、その後状況が変わっているか。
A6-1(長野市長)
中庭の利用については、現在のところは利用できていないという状況にある。われわれとしては、例えば、子どもたちを安全に誘導できるようにトランシーバーを用意したり、必要な物品などの準備、受け入れ体制の確保という意味では、体制は整えている。
一方、児童センター側の職員の調整が、なかなか思うようにいってないということを、担当者から聞いている。
われわれとしては、学校や教育委員会と協力して、受け入れ体制の準備はできたが、児童センターの考えもある。
A6-2(こども政策課長)
現在のところ、市長が申し上げたとおり、人員の体制や物品の準備で、できるものは整えてきた。
学校との調整も済んでおり、最終的に中庭を使うかどうかについては、受託事業者の判断となり、現場の職員に任せてある。その状況により利用開始するかを含め、(開始時期は)前後すると思う。
Q7(記者)
時期はまだはっきり決まっていないということか。
A7(長野市長)
そうである。ただ、使える状況は整えている。
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