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この街で、わたしらしく生きる。長野市

更新日:2023年2月20日

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目次

 

令和5年2月15日定例記者会見

記者会見インターネット中継(市長あいさつのみ)

ユーチューブ長野市公式チャンネルで、市長あいさつの録画版を配信しています。
会見当日は生中継も行っています。

市長あいさつ要旨

昨日の新年度予算案に続き、本日は3月市議会定例会に提出する予算案以外の議案のほか、本市のホームページのリニューアルなどについて説明させていただく。

はじめに、本日の説明案件である「子どもの貧困対策計画」について、少し触れさせていただく。
子どもの貧困については、国では7人に1人が貧困状態にあるとされている中、本市においても、子どもの生活状況に関する実態調査などを踏まえ、このたび「子どもの貧困対策計画」を策定した。
新年度からは、この計画に基づき、本市に暮らす全ての子どもたちが、生まれ育った環境に左右されることなく、前向きな気持ちで夢と希望を持って成長できるよう、子どもたちや保護者の方々への支援に取り組んでいく。
また、昨日の臨時記者会見において説明した新年度予算案の中でも示したとおり、新年度は、子育てや若者支援をさらにアップデート、バージョンアップしていきたいと考えている。
不登校の児童・生徒一人一人に寄り添った支援を行う、新たな居場所である「SaSaLAND(ササランド)」や、「ながの若者応援チャレンジ事業」など、新たな取り組みに着手し、子どもたちの育ちや学びと、若者のチャレンジを応援していく。

次に、減災・防災の取り組みについてであるが、明日16日、大規模地震の発生を想定した図上訓練を実施する。訓練の内容は、市内で震度6強の地震が発生したとの想定で、行政のほか、自衛隊や通信・電気・ガスなどのライフラインを管理する事業者の参加をいただき、ロールプレイング方式の図上訓練を実施する。
災害はいつ起こるか分からないので、関係機関等と連携し、しっかりと有事に備えていく。

次に、青木島遊園地に関して、先週末11日に、住民説明会を開催し、地域住民の皆さまの意見を伺ってきた。
説明会に参加した皆さまからは、廃止の判断に至るまでの経緯に疑問を感じているという意見や、子どもたちのために遊園地を存続してほしいという意見をいただいた。
一方、生活環境の面から遊園地廃止の方針に賛同するといった意見もあった。
また、青木島小学校を含めて、子どもたちが遊べる環境整備についての提案もいただいた。
これらの、青木島遊園地が暮らしと密接に関わっている地域の皆さまの意見を真摯に受け止め、私として、最終的な判断をしてまいりたいと考えている。

最後に、今週金曜日17日に開催される「信州ソルガムで地域を元気にする会」の成果報告会とソルガムマルシェについて案内する。
市では、雑穀の一種である「ソルガム」が、健康食として注目されるとともに、実をとった後の茎や葉がバイオマスエネルギーとして活用できること、さらに、手間のかからないソルガムの栽培を増やすことにより、遊休農地の解消につながることなど、さまざまなメリットがあることから、信州大学などと連携し、活用方法などの研究を進めている。
今週金曜日のイベントでは、料理研究家の横山タカ子様の記念講演のほか、ソルガムを活用したさまざまな食品の展示販売や、ソルガムの活用を進めている皆さまの活動報告などを行っていただく。
ぜひ、多くの市民の皆さまにお越しいただき、ソルガムの新産業としての可能性を感じていただきたいと思う。

私からは以上である。

案件説明資料

長野市公式ホームページのリニューアル

概要

長野市公式ホームページのリニューアルについての説明です。

  1. 長野市公式ホームページのリニューアル(PDF:1,723KB)

問い合わせ先

広報広聴課:026-224-5004

令和5年3月長野市議会定例会予算以外の提出議案について

概要

令和5年3月長野市議会定例会予算以外の提出議案についての説明です。

  1. 令和5年3月長野市議会定例会予算以外の提出議案について(PDF:128KB)
  2. 令和5年3月長野市議会定例会条例についての提出議案について(PDF:253KB)

問い合わせ先

総務部総務課:026-224-5002

長野市子どもの貧困対策計画(案)に対する市民意見等(パブリックコメント)の募集結果及び計画の決定について

概要

長野市子どもの貧困対策計画(案)に対する市民意見等(パブリックコメント)の募集結果及び計画の決定についての説明です。

  1. 長野市子どもの貧困対策計画(案)に対する市民意見等(パブリックコメント)の募集結果及び計画の決定(PDF:538KB)
  2. 長野市子どもの貧困対策計画(PDF:9,269KB)

問い合わせ先

子ども家庭福祉課:026-224-5031

第四次長野市子ども読書活動推進計画(案)に対する市民意見等の募集(パブリックコメント)の結果及び計画の決定について

概要

第四次長野市子ども読書活動推進計画(案)に対する市民意見等の募集(パブリックコメント)の結果及び計画の決定についての説明です。

  1. 第四次長野市子ども読書活動推進計画(案)に対する市民意見等の募集(パブリックコメント)の結果及び計画の決定について(PDF:635KB)
  2. 【概要版】第四次長野市子ども読書活動推進計画(PDF:825KB)

問い合わせ先

家庭・地域学びの課:026-224-5082

有機フッ素化合物の検出に伴う国の動向及び長野市の対応について

概要

有機フッ素化合物の検出に伴う国の動向及び長野市の対応についての説明です。

  1. 有機フッ素化合物の検出に伴う国の動向及び長野市の対応について(PDF:974KB)

問い合わせ先

浄水課:026-227-0669

質疑内容要旨​​

Q1(記者)

青木島遊園地の関係で、先日、存続・廃止も含めて判断するとおっしゃっていて、時期については特に何か持っているわけではないという話だったが、これまでの方針である3月末に廃止という方針で動いてきたかと思う。存続・廃止のどちらに判断がいくかは別として、判断の時期が年度を跨ぐ可能性はあるということか。

A1(長野市長)

そういったことも含めて、今いろいろと深く考えている。先日の言葉を引用すれば、熟考しているという状況である。

Q2(記者)

期限を設けていないということだと思うが、そうすると、判断の時期が年度を跨ぐ可能性もゼロではないということか。

A2(長野市長)

まずは慎重な判断をする上で、しっかり考えていきたいと思っている。ただ、いたずらに先延ばししていくつもりはない。

Q3(記者)

市長が最終的に判断するには、先日の説明会は、その判断材料を集める一つの場だったと思う。事の発端になっている苦情を寄せた方がどう考えているのか、今現状どう考えていて何か交渉の余地がないのかどうかを聞かないと、最終的には判断できないのではないかと思うが、その辺はどうか。

A3(長野市長)

私としては、過日区長会の皆さまからご意見をいただき、先日は地元にお住まいの皆さまからご意見をいただいた。その中で、今後どうすべきかということを、今深く考えている。
先日の説明会の中でも、さまざまなご意見があり、「こういった問題は地域の問題であるので、地域に戻してわれわれで考えさせてくれないか」という発言があった。
また、会場で発言できなかった方には、ご意見を記入していただく用紙を配布した。私は、いただいたご意見全てに目を通している。ご意見の中には、「こういった問題は地域のことなので、地域にまずは戻してほしい」という記入も複数見られた。
市が決めていくのか、あるいは地域のことは地域の皆さんで課題解決をすべきなのか、そういうことも含めて、私の中で今いろいろ考えているということである。

Q4(記者)

今受け止めたのは、市長が判断するという選択肢以外に、地域で議論して結論を決めてもらうということが、選択肢として入ってくるということか。

A4(長野市長)

本市は都市内分権推進のまちである。住民自治協議会あるいは区長の皆さまに、地域のことをいろいろ考えていただいている。一方で、市あるいは行政は、そういったところにやや頼りすぎていたのではないか、ということについて、反省すべきところは反省しなければいけないということも、これまで伝えてきたところである。
市が一方的に決めることで、いわゆる住民自治力を奪いかねない。どうするべきか、今深く考えている。

Q5(記者)

地域に決めてもらうということも選択肢の中にあり得ると考えてよろしいか。

A5(長野市長)

どういう取り組みがいいのかというのを今考えているということである。

Q6(記者)

青木島遊園地の関係で、市長は「最後は私の責任で判断する」と言っているが、判断するに当たり、実際の結論がどうなるかは別として、地元の意向を、もう1回固めてもらう必要があるのかと思う。区長会や意見を市に寄せていた当事者の方、公園に密接に関わっている人たちに対して、意見の聞き取りをしたり、何らかの利用実態の調査などを指示したりする、というようなことは考えているか。

A6(長野市長)

現在の段階では、区長の皆さまから話をお聴きできたし、また住民の皆さまの直接の声を聴くことができた。また、いろいろなご意見も用紙に記入していただいたので、十分声は聴くことができていると私なりに理解している。
ただ、今後こういったご意見を私の方で受け止めて、それをこちらだけで全て考えるのか、あるいは再びこういったご意見が顕在化しているということを、例えば区長の皆さまに伝えて共に考えていくことがいいのか、今深く考えているということである。

Q7(記者)

そういったことを考慮しつつ、最終的には、市長の責任で決めるという考えは変わることはないということか。

A7(長野市長)

これは、このまちで起きていることであるので、最終的には私が責任を持って判断していきたいと思っている。

Q8(記者)

浄水課の有機フッ素化合物のことで伺う。国の目標値を超える有機フッ素化合物の検出が確認されたこと自体は、令和2年12月の段階で、ホームページ上で公表していたという理解でよいか。

A8(上下水道局浄水課長)

そのとおりである。

Q9(記者)

令和5年度にさらなる調査を行うということだが、どういったところを対象に、どのような調査を行うのか。

A9(上下水道局浄水課長)

令和5年度は、川合新田水源で、現在も有機フッ素化合物が検出されているような状況であるため、その(周辺も含め)地下水調査を実施する。

Q10(記者)

青木島遊園地について、当初の予定どおり廃止とした場合、3月末までに遊具などを全部撤去し、更地にするというような計画だったかと思う。現在、存続か廃止か検討されているところだと思うが、このタイミングでは更地にするまでに(3月末には)間に合わないのではないかと思うが、計画ではどのようになっているのか。

A10(長野市長)

当初の予定では3月末までに原状復旧ということにはなっており、そのことは頭の中には材料として入っているが、そういうものに急がされて、誤った判断はしたくないという思いを持っている。

Q11(記者)

青木島遊園地について、廃止を決めた経緯という説明文書を拝見すると、令和4年1月に青木島地区区長会から、廃止やむなしということで廃止要望の意見が出され、一方で、先週土曜日の住民説明会では住民から廃止しないでほしいという意見が多数出るなど、住民の意見を代表しているはずの区長会と、実際の住民の声が食い違ってしまった。このギャップはなぜ生じたのか。

A11(長野市長)

地域のことを丁寧に、詳細に意見聴取すべき点が、行政側にもあったと反省している。
区長といえども、地域の全ての情報を網羅されているとは(いえず)、それぞれの立場で忙しくされている方々であるので、区長の皆さまには情報提供し、こちらからも積極的に区長はじめ地域の皆さまからの意見を収集すべきだったと思っている。

Q12(記者)

区長会を通じて住民の意見を収集したというやり方では、全ての住民の方の意見を収集できなかった、区長にも活動の限界があり、その結果食い違いが生じてしまったということか。

A12(長野市長)

市としては、住民自治協議会を立ち上げて以降、都市内分権、住民自治を大切にしてきたつもりではあったが、住民自治協議会が立ち上がって10数年間の課題のようなものが顕在化してしまったのではないかとも思う。
市や行政として、住民自治とは何かというものを、再検討をしなければいけない時期にもきているとも考えている。

Q13(記者)

先ほど、「こういった課題を地域に戻して、われわれで考えさせてほしい」という思いを受け止めたという話があった。そういった中で、存続・廃止を決めることを地域に問うという考えがあるという中で、どのように地域に意見を問うていくのか伺いたい。

A13(長野市長)

繰り返しになるが、これをわれわれの方で受け止めるのか、あるいは地域の皆さまからの「地域の方へ戻して、私たちで考えさせてほしい」という声を受けてどうすべきかを今考えている。その手法についても考えている。

Q14(記者)

今考えているということだが、(区長会と住民の間で意見の)ギャップがあったという話があったが、また仮に区長会などに戻しても同じような結果になってしまうのではないか。

A14(長野市長)

少し論点がずれてしまうが、先日の地域での説明会を開催して思うことは、賛成、反対、存続、廃止も含めて、さまざまなご意見があった。廃止には反対というご意見の方が多かったとも受け止めている。ただ、こういうことが地域の分断につながってはいけないという思いを持っている。
ここはどういうふうにしっかりとまとめていくかというものを大切に考えていかないといけない部分だろうと思っている。「地域のことなので、地域に戻してほしい」という意見も複数あったことを考えると、いわゆる住民自治力があるということも確認することができた。そういうことも含めて、いろいろと考えたいと思っている。

Q15(記者)

青木島遊園地の地主に、今も借地料を払い続けているかと思うが、3月以降、例えば判断が延びたとして借地料は変わらず払い続けることになるのか。

A15(長野市長)

借地ということで、地主様とも今後どういう調整をしなければいけないのか、いろいろ考えている。そこも十分考えないといけないところだと思っている。

Q16(記者)

地主様とは、3月以降どうするかといった話は、すでに調整しているのか。

A16(長野市長)

私の受け止めとしては、令和7年(3月31日)までは市との契約があると理解しているが、今こういう状況の中で、今後どうするのか話し合う必要はあるだろうと思っている。

Q17(記者)

青木島遊園地のことで、検討の材料は全てそろっているとお考えか。

A17(長野市長)

私としては、意見は十分聴取することができたと思っている。深く考えさせていただきたいということの中には、今回いろいろなお話を伺うと、単に青木島遊園地を残す、残さないという話だけではない(との思いがある)。これは皆さんご承知のとおり、例えば、児童センターの子どもたちを迎えに来る(保護者の)車の課題など、そういったことも同時に考えていく必要があると思っている。青木島、さらには更北地区の全体を考える必要があると思っており、その上でも非常に深く考えなければいけないと思っている。

Q18(記者)

(青木島遊園地周辺には)保育園、小学校、児童センターがあり、遊園地がどうなるかは置いておいて、子どもが集中する立地になっているが、そういったものを今後見直していく必要について考えているのか。

A18(長野市長)

青木島、更北地区でどうしたいということは置いておき、昨日(の臨時記者会見で)新年度予算案を皆さまに紹介した中で、私としては、子育て、教育の分野に力を入れていきたいという思いを持っている。青木島については、SaSaLAND(ササランド)の話もしたが、市全体として、子どもたちの居場所作り、子育て環境のさらなる向上、保護者の皆さまへの支援を一体的に考えていく中での、一つの課題と受け止めている。広い観点、具体的なことも含めて、いろんな意味で調整が必要と考えれば、なかなかすぐに答えが出せるものではないのでしっかり考えたいと思っている。

Q19(記者)

青木島遊園地について、先ほど、3月末の判断という日付に縛られたくないとお話されていたが、現実問題として工事はすぐにできるものではないと思う。仮に3月中に青木島遊園地を原状回復する場合に、工事はいつまでに着手しなければならないか、理解されているか。

A19(長野市長)

土木関連の詳細について、いつまで着手しなければ間に合わないかは、把握していない。いずれにしても、非常にさまざまな声を受け止めさせていただいた。期間を延ばすこともいけないと思っているので、しっかり考える時間は持たせていただきたいと思う一方で、できるだけ早く皆さまに私の考えをお伝えできる機会を作っていきたいと思っている。

Q20(記者)

住民自治力について、市長自身はどのような力だとお考えか。

A20(長野市長)

地域のことは地域で解決しよう、地域は地元の人たちで発展させていこう、という力だと思っている。今回、さまざまなご意見をお伺いする中で、こうした課題は地域のことなので、まずは市長から(地域へ)戻してほしい、という意見が複数あったということを受け止めさせていただいたので、住民自治力も今回のような課題を乗り越えていく上では必要ではないかと考えている。

Q21(記者)

青木島遊園地の件で、市長が言う「地域に戻してほしい」という声は、具体的に何件くらいあったのか。

A21(長野市長)

先日の説明会ではさまざまな意見を聞いたため、具体的な数は把握していないが、複数あった。特に参加者に意見を記入してもらったアンケート用紙に、そういった意見が複数あった。

Q22(記者)

地域に戻して改めて検討し、また(市に)上がってきたものを市長が検討するとなると、はっきり言っていつまでたっても決まらないのではないかという懸念がある。あえて市長が判断を先送りにしている理由が分からない。もっと明確に話していただけないか。

A22(長野市長)

非常に深く考えている中で、2月11日に意見を伺ってきた。「4日もたって何も決まっていないのか」ということだと思う。これは非常に複雑な問題だと思っているため、ここは丁寧にじっくり時間をかけながら考えていきたい。

Q23(記者)

青木島遊園地の件は、そもそも廃止の理由が無くなれば廃止する必要はない。住民に戻して、今まで課題になっていた、例えば車の問題、ボールが(家の敷地内に)入る、騒音、誰が管理するのか、そういったことを住民側から提示してもらえれば、存続させるのか。

A23(長野市長)

2月11日の説明会で、市から廃止に至った経緯、判断理由などについて話をさせていただいた。そもそも廃止の判断を疑問に思うという声があった。地域の皆さまの中に、不安や困惑が広がっていることを受け止めている。
答えになっているか分からないが、これまで事実としてあったさまざまな声を受け、市も地域の皆さまも対応してきた。これまでのことが、改めて話し合えば問題がなくなるとは思っていない。やはりこの18年間で起こったことは事実として受け止めながら、この先どのように進めていけばいいか考えている。その中で繰り返しになるが、地域のことは地域で考えさせてほしいという意見もいただいているため、そういった意見も踏まえ、判断材料にしながら、最終的には決断をしていきたい。

Q24(記者)

地域に戻したとすれば、もう1回地域との対話が必要になると思う。そのことについての考えはいかがか。

A24(長野市長)

(地域に)戻すか戻さないかも含めて考えている。戻した上でという前提まで思いは至っていない。

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企画政策部
広報広聴課広報担当

長野市大字鶴賀緑町1613番地 第一庁舎5階

ファックス番号:026-224-5102

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