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この街で、わたしらしく生きる。長野市

更新日:2025年10月9日

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目次

 

令和7年10月8日定例記者会見

記者会見インターネット中継(市長あいさつと案件説明)

ユーチューブ長野市公式チャンネルで、市長あいさつと案件説明の録画版を配信しています。
会見当日は生中継も行っています。

市長あいさつ要旨

はじめに、本日の案件にもなっている令和8年度の予算編成についてである。
「令和8年度予算編成方針」を策定し、先日、庁内に発出したところである。「令和8年度予算編成方針」では、「市民が安心して暮らせる環境の充実・魅力あるまちづくりの推進と持続可能な財政運営」を基本方針とし、こども・若者世代をはじめとした市民一人一人が地域で安心して暮らすことができる環境を充実するとともに、令和9年の善光寺御開帳を契機とした取り組みをはじめ、本市の強みを活(い)かした戦略的な投資を引き続き積極的に進めていく。
詳細は、今後の財政推計を含め、後ほど担当から説明させていただく。

続いて、すでにプレスリリースをしているが、個人情報を含む届出書類の紛失についてである。
事業者から提出された消防法に基づく届出書類2通を紛失したことが判明した。該当する2人および届出事業者には、経過の説明とおわびをさせていただき、同意の上、届出書類の再提出により、手続きは完了した。
なお、事務処理の徹底について、消防局内に周知徹底を図ったほか、今後は、届出書類の事務処理手順の見直し、進捗状況の管理を徹底して再発防止に努めていく。

次に、10月から新たな運行が始まった乗合タクシーについてである。
民間バス会社が運行していた路線バス、県道戸隠線、篠ノ井新町線、牟礼線の廃止代替路線として、10月1日から新たな乗合タクシー3路線が運行している。それぞれの路線とも、土日・祝日を除く、月曜日から金曜日までの週5日、10人乗りのジャンボタクシーが運行している。
これまでご利用いただいていた路線バスとは違う車両が運行しているので、ご確認の上、多くの皆さんのご利用をお願いする。

次に、第70回松代藩真田十万石まつりについてである。
今月11日、12日に、松代藩真田十万石まつりが開催される。
本年は、70回目の記念となることから、豪華なゲストなどが歴代の藩主などに扮(ふん)して、馬が11頭、総勢200人を超える豪華絢爛(けんらん)な行列が松代城から松代町内を練り歩くことになる。
また、松代地区内では、「まつしろ大縁日」や子ども向けアトラクションなど、各種催しが満載なので、市内外の皆さまにお出かけいただきたい。PRの協力をお願いする。

続いて、実りの秋、行楽の秋を迎える中、今月開催する秋のイベントについてお知らせする。
18日土曜日、茶臼山自然植物園で、「ながの森林・林業フェア2025」を開催する。また、25日土曜日には、ビッグハットと若里市民文化ホールで、「2025長野市農業フェア」を開催する。
この2つのイベントについては、後ほど私から説明させていただく。
さらに、24日金曜日と25日土曜日の2日間、ビッグハットで、本市も参画する「産業フェアin信州2025」が開催される。こちらは、後ほど担当から説明させていただくので、PRをお願いする。

最後に、本市をホームタウンに活動している信州ブレイブウォリアーズについてである。
今月4日、5日に、ホワイトリングでBリーグ2025-26シーズンB2リーグ戦が開幕し、開幕2連勝を飾った。
今シーズンは、来シーズンから始まるBプレミアに向けた最後の年、大切なシーズンである。すでにBプレミア参入条件は満たしているが、今シーズンも平均入場者数4,000人以上が求められている。
本市としても、引き続き、商工団体や近隣市町村とも連携しながら、チームをしっかり応援していく。プロスポーツチームと連携した交流人口の拡大や地域経済の活性化を進めていく。
市民の皆さまには、ぜひホワイトリングに足を運んでいただき、力強い応援をお願いしたい。
また、記者の皆さまには、こちらもPRをお願いする。

私からは、以上である。

案件説明資料

ながの森林・林業フェア2025/第55回2025長野市農業フェアの開催について

ながの森林・林業フェア2025/第55回2025長野市農業フェアの開催について(PDF:2,144KB)

問い合わせ先

森林いのしか対策課:026-224-5040
農業政策課:026-224-5098

令和8年度予算編成方針について

令和8年度予算編成方針について(PDF:221KB)

問い合わせ先

財政課:026-224-5014

令和7年度長野市財政推計について

令和7年度長野市財政推計について【概要版】(PDF:804KB)
令和7年度長野市財政推計について【本編】(PDF:2,852KB)

問い合わせ先

財政課:026-224-5014

産業フェアin信州2025の開催について

産業フェアin信州2025リーフレット(PDF:4,234KB)
産業フェアin信州2025セミナーチラシ(PDF:870KB)

問い合わせ先

商工労働課:026-224-5041

弥生人の「顔」発見!~水内坐一元神社遺跡出土の人面付土器について~

弥生人の「顔」発見!~水内坐一元神社遺跡出土の人面付土器について~(PDF:813KB)

問い合わせ先

文化財課埋蔵文化財センター:026-284-0004

長野市新型インフルエンザ等対策行動計画(案)に対する市民意見等の募集(パブリックコメント)の実施について

長野市新型インフルエンザ等対策行動計画(案)に対する市民意見等の募集(パブリックコメント)の実施について(PDF:1,610KB)
長野市新型インフルエンザ等対策行動計画(案)(PDF:3,995KB)

問い合わせ先

危機管理防災課:026-224-5006

質疑内容要旨

Q1(記者)

高市早苗さんが自民党の新総裁になった。期待感と所感を。

A1(長野市長)

初の女性総裁の誕生ということであるが、女性男性問わずこうした現下の状況の中で、物価高騰対策や景気対策であるとか、市民の生活を守る対策などについて強いリーダーシップを発揮していただきたいと思っている。
また、国民の皆さんの中で政治に対する不信感の高まりもあろうかと思うので、その信頼を回復するような取り組みにも期待している。

Q2(記者)

市長選について、現時点で5人が立候補する可能性がある。5人は多いと思うが、この構図をどう受け止めているか。また、市長自身、選挙ではどんなことが争点になるとお考えか。

A2(長野市長)

前回の市長選も5人が立候補されたと記憶しており、今回も同じく多くの方が立候補を表明している。
私も立候補を表明させていただいているが、報道で皆さんの主張・政策をお聞きすると、駅前や新田町交差点のまちづくりであったり、公共交通の話題・課題であったり、子育て支援や高齢者福祉など、市内にあるさまざまな課題については共通で認識していると思っている。
私も含めて5人が(立候補を)表明している中で票を分け合うため、厳しい選挙戦になると考えているが、(立候補を表明された)皆さんがそれぞれのお考えをしっかり表明しながら市民の皆さんの支持をいただくことは、選挙が活発になるという意味では良いことだと考えている。

Q3(記者)

どこかの政党や団体からの支援が決定されているところはあるか。

A3(長野市長)

以前、立候補を表明した会見でも同様の質問をいただき回答したが、前回と変わらず、特に政党に支援を求めることは考えていない。

Q4(記者)

予算編成、財政推計の関係で伺いたい。財政推計を見ると、基金は令和11年度には令和6年度と比較して減少、予算編成方針でも「これまでにない厳しい財政運営が予想される」と、昨年度より踏み込んで危機感を示しているように、昨年度よりも表現が厳しい内容となっている。厳しい状況になることを踏まえて対策を取っていくという理解でいいのか。

A4(長野市長)

財政課から話をしたが、具体的には、社会保障関係経費の増大や、人件費も上がっているほか、昨今の物価高騰もある。市内に目を転じると、大規模な公共施設やオリンピック施設にもてこ入れをしていかなければならないので、お金が出ていく場面は今後増えていく。そういう意味では、のんびりと構えていられないし、ゆとりがあるとは考えていない。
ただ、財政部門できちんとお金の管理、財布の中身を管理する。一方、私としては、時代を捉えながら、投資すべきところには投資をしないと、成長も見込めないと考えている。これまで取り組んできた産業立地ビジョンの策定により市内外の投資意欲を引き込んでいくことや、(善光寺)御開帳、信州デスティネーションキャンペーンのような機会に、積極的に観光客の受け入れ環境を良くしていく。これは投資だと思っている。それが将来の長野市の経済成長につながっていくものだと思うので、財政的なところも見ながら、未来の長野市をつくっていくための投資を併せて考えていきたい。

Q5(記者)

財政調整基金と3基金の残高について、将来的な目安やその数値について伺いたい。

A5(財政部財政課課長)

(財政調整基金は)標準財政規模の10パーセントから20パーセントが適切といわれていて、現在の残高は20パーセントに近いところで推移している。これ(残高)が減ってくると、その(20パーセントに近い)ところから下がってしまうので、どの程度食い止められるかだと考えている。

Q6(記者)

10パーセントから20パーセントというのは、標準財政規模から具体的にいくらになるか。

A6(財政部財政課課長)

(割合で言うと)今がちょうど19パーセントぐらいだと思うが、具体的な数字は今すぐ出てこないので、後ほど説明したい。
(具体的な額としては92億7,600万円から185億5,200万円である。)

Q7(記者)

告示が迫っているというところで、1期目の任期を振り返ってその振り返りと自身の評価を教えていただきたい。

A7(長野市長)

評価というのは、来たる市長選挙の票に出てくるのではないかと思う。この4年間、まず災害対応、コロナ対応から始まった。その中でも、前回の選挙戦で掲げた51の選挙公約については、全て着手し、中には終了した事業や、本格的に芽を出し始めた事業もある。
そのような中で、例えば子育て支援は、子どもの福祉医療制度を拡充する中で、子どもが医療機関を受診してもお金がかからないようになった。また、「みらいハッ!ケンプロジェクト」についても、ポイントを使って未来ある子どもたちにいろんな体験・学びをしてもらう事業として、子育て中の皆さんからは支持をいただけていると思っている。
これまで、農業振興も、機械化補助金の増額や新規就農者に対する支援も行ってきたほか、私自身もトップセールスを行ってきた。そういうものがまだ成果に結びついていないかもしれないが、市内の農業に従事する方々と思いを一つにできており、農業従事者の方々にも期待していただけているのは、この4年間での農政の取り組みを評価していただけているものと考えている。
産業立地ビジョンについても、市内に投資意欲のある方々がたくさんいらっしゃるが、現在、長野市としては、提供できる産業団地区画がほぼないという状況の中で、市として次なる一手を打ち始めることができた。
スポーツも、プロスポーツチームが市内に4チームあるので、こういったチームと連携しながら、単に競技の勝ち負けのみならず、地域に愛されるプロスポーツチームとして、地域活動や、子どもたちのスポーツ指導、高齢者向けの活動にも積極的に参画していただいている。
自分自身を評価するのは控えさせていただくが、この4年間、やるべきこと、やらなければいけないことはできたと考えている。

Q8(記者)

先ほど市長選の関係でご自身も触れていたが、今回の争点の一つとして、長野駅前のB-1地区の再開発に特化して、抜本的な見直しを主張される陣営の方が複数いる。そういう中でも市としては補助金を出し、その推進をバックアップしていく立場だと思うが、改めてご自身のこの事業に対するスタンスや期待される効果などをお聞きしたい。

A8(長野市長)

地権者の方が24名、それぞれ土地・建物をお持ちの方々である。その方々が、単に自分のことのみならず、将来の長野市を見据えたときに、駅前という立地から災害・防災に対応する力をつけることを、みんなで協力し合うことは、そもそもまず交付金を出す出さない以前にすごいことだと感じている。自分の土地や建物のことだけを考えるのであれば、あまり不安や心配もない中で、皆さんが協力して将来の長野市のために一致協力しようという、非常に崇高な事業だと認識している。
だからこそ、まちの利便性や災害対応力が高まるところに公共性があり、公金が投入されると考えている。
ただ、非常に厳しい審査を行った上で補助金を支出する。これは私としても、しっかり見ていきたい。公金を出す以上、厳しい目線で見ていかなければならないと思っている。
今回の立候補予定者の中には、白紙撤回あるいは見直しというご主張をされている方もおり、それも一つの意見としてあるとは思うが、未来ある長野市のためにこの事業をしっかり推進してほしいという声をたくさんいただいている。民間事業に対する公金の支出に関する説明や情報提供は我々の責任としてしっかり行っていきたいと思っている。
将来的な建物のデザインなども少しずつ出てきており、善光寺の大庇(おおひさし)をモチーフとした意匠の建物ということも聞いている。これが長野の象徴的な再開発になってほしいと思いながら、この事業を推進できるよう、取り組んでいきたいと思っている。

Q9(記者)

関連で2点伺う。1つは、基本計画案の中に盛り込まれていると思うが、この事業による、中心市街地活性化の効果、期待について、2点目として、他陣営の中には市民の声を聞くプロセスが十分でないという訴えもあるが、その点について市の見解をお願いしたい。

A9(長野市長)

どうしても末広町の交差点のビルに話が集約しがちであるが、われわれとしては、善光寺から駅に向かっての石畳化や、よりウオーカブルな通りや歩道にしていく中で、今回のB-1地区の開発により、特に1階部分が「随分広くなったな」という印象を受けると思う。そうした空間が生まれることで、市民の皆さんをはじめ、長野駅から降り立って、善光寺に向かう方々が、歩いていく中で「素敵」とか、「長野市らしい街並みだな」ときちんと感じていただけると思う。そこに大きな期待感を持っている。
一方で、なかなか情報が出てこない、見えにくいというお話がある。繰り返しになるが、この事業は基本的に地権者の方々が協力して行う民間事業であるため、出せる情報に限りがある。しかし、市が負担する補助金に関する情報や説明はしっかりしなければいけない。今後も引き続きそのバランスを取りながら、できる限りの情報発信に努めていきたい。

Q10(記者)

先日イオンモール須坂が開業したが、昨年にはその開業に当たり、商工会議所などから経済対策を要望するような要望書が出されていた。開業に当たり、今後、長野市の商店に与える影響をどう見ているか。また、それに対する対応策があれば回答いただきたい。

A10(長野市長)

まだオープンして間もないが、今のところ、大規模な渋滞や、市内経済への大きな影響が出ているという情報は入っていない。しかし、これは開業して間もないからである。一定の影響はこれから出てくると思うので、今後どのような影響が出るのか注視しながら情報収集を行いたい。
一方で、これだけ多くのにぎわいを生む大きなモールであるため、その人の流れを市内にどう誘導していくのか考えていきたい。これは現在、経済産業振興部がイオンと連携をしながら考えている。例えば、イオンモールの中に設置されている大型のLEDビジョンを活用して、本市の情報発信をするなどの相談・協議を行っている。これから連携を深めながら、本市に多くのお客様をお迎えしたいと思っている。
加えて、昨年の要望を踏まえて、本市の地域経済活性化に力を入れて取り組んでいきたい。特に今年度は、商店街団体などが自ら企画してにぎわい創出などに取り組むことを目的としたプレミアム付き商品券事業などを支援する「団体向け商品券等発行支援事業補助金」のほか、インバウンドなどを受け入れるために行う環境整備を支援する「インバウンド等対応店舗緊急支援事業補助金」などの補助金を活用いただいている。
私が常日頃思っていることが、商店街・商店会それぞれの個店の魅力をどう引き出すかということだ。まずは店主が主体的に取り組むことだが、そこに行政がどう応援できるのかを模索している。そこで、地域の商店・商店会が元気になるために、先ほどお話した2つの補助金などを用意した。
インバウンド対応の補助金は申請数が多く、現在申請受け付けを終了していることから、こうした状況を見ながら、来年度予算を編成する必要がある。また、地域の商店・商店会などで頑張っている事業者の皆さんが独自のアイディアで客の獲得を目指す中で、行政としてできる支援を考えながら、今後も商工会議所、商店会連合会などの経済団体と一丸となって取り組んでいきたい。

Q11(記者)

駅前開発の関係について伺う。
先ほど駅前開発について、長野市の象徴的なものになっていくということを期待していると言われたが、現時点での計画は高層ビルで上層部の多くの部分はマンションということになっている。そうした高層ビルが、長野駅前の象徴となるかもしれないということに対する市長の考えと、また、長野市のどういった部分を象徴した建物になることを期待しているか伺う。

A11(長野市長)

当初は(高さが)100メートル程度ではないかといわれていたが、85メートルぐらいになるようである。たびたび要望などで東京へ行き、丸の内や霞が関辺りのビルを見て、「何メートルあるのか」と思い検索してみると、200メートルとか何百メートルという高さであった。比較の問題ではないかもしれないが、85メートルが、高層ビル、高層マンションなのかと思うところもある。ただ、駅前のあの辺りのビル群の中では頭が一つ抜き出た高い建物にはなると思う。高層階は居住施設として、多くの方が住む場所になる。駅前という非常に好立地な場所であり、非常に人気があるのではないかと思っている。
先ほど意匠の話もしたが、これから善光寺に向かって歩いていく時に、その気持ちが高まるような公共部分やピロティに加え、デザインや意匠により、長野市らしさが引き出された建物になるだろうと期待している。
現在、末広町にお住まいの方は極めて少ない。そこに住む方が増えることによって、日中のにぎわいのみならず、1日を通じて多くの人が行き交う場所になればと思っている。長野市は、1400年続く善光寺へ行き交う人々がつくってきたまちだと思っているので、特に駅前に人が集う場所ができることによって、多くの人が行き交うまちになるのではないかと期待している。

お問い合わせ先

企画政策部
広報広聴課広報担当

長野市大字鶴賀緑町1613番地 第一庁舎6階

ファックス番号:026-224-5102

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