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この街で、わたしらしく生きる。長野市

更新日:2025年8月27日

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目次

 

令和7年8月26日定例記者会見

記者会見インターネット中継(市長あいさつと案件説明)

ユーチューブ長野市公式チャンネルで、市長あいさつと案件説明の録画版を配信しています。
会見当日は生中継も行っています。

市長あいさつ要旨

はじめに、すでにプレスリリースさせていただいているが、事務処理ミス2件の報告である。
1件目は、法定外公共物占用料の算定誤りである。法定外公共物、具体的には、河川に個人で橋を架けている人の占用料について、算定誤りによる徴収漏れが判明したものである。
2件目は、納付書の誤送付による個人情報漏えいである。長野市就業・創業移住支援金の返還に係る納付書2件を、誤って別々の人に送付したことが判明したものである。
以上2件、それぞれ該当者には、経過の説明とおわびをさせていただき、ご了解をいただいているが、改めてこの場をお借りして心からおわび申し上げる。
今後は、このようなことがないよう、複数人で確認するなど、再発防止策を徹底していく。

次に、9月市議会定例会は、あさって28日告示、9月4日に招集させていただく予定で準備を進めている。
提出する議案のうち、「令和7年度長野市一般会計補正予算」については、7月までの大雨により発生した被害のうち、農地、林道などの本格的な復旧に係る経費を計上している。
また、近年の猛暑や国内プロサッカーのシーズン移行に伴い、冷涼な気候の夏の合宿拠点需要の高まりがあることや、部活動の地域展開など、市民の皆さまにもご利用いただけるよう、旧飯綱高原スキー場駐車場を活用したサッカーグラウンドを整備するための実施設計の経費を計上した。
このほか、来年度から実施を予定している七二会地区など4地区のAIデマンドバスの運行のほか、来年度以降の事業の早期執行や施工期間の平準化などを図るための債務負担行為の設定をお願いしている。
補正予算以外の条例関係としては、長野市子どもの権利条例案のほか、公会計化に伴う学校給食費の徴収などに関する条例案などを提出する予定としている。
補正予算を含め、提出する議案の詳細は、案件説明の中で担当から説明させていただく。

次に、LINEを活用した各種通報システムについてである。
これまで、市民の皆さまから、LINEを活用して道路や公園などの不具合を通報いただいているが、10月1日から浸水被害情報の通報を追加する。市民の皆さまからいただいた情報は、今後の浸水被害対策に向けた検討資料として、活用させていただく。
なお、市民の皆さまには、浸水被害を発見した際は、安全を十分確認した上で撮影し、通報いただくようお願いする。

次に、鬼無里地区の奥裾花自然園に続く林道大川線の災害復旧についてである。
本年5月に発生した土砂崩落により、現在も通行止めとなっているが、倒木および崩落土砂の片付け、落石を防止する仮設ネットの設置が完了した。
現在、崩落により損傷した落石防護柵の復旧作業を進めており、通行の安全を確認するなど、10月からの一般車両の開放に向けて、準備を進めている。

次に、道路愛称名についてだが、今月19日に、長野駅前交差点から末広町交差点を経由して善光寺交差点までのおよそ1.5キロメートル区間の道路愛称名を、「善光寺表参道」と決定した。
これは、地域に結びついた親しまれる道路となるよう、地域の歴史や特色を反映した愛称名を付けるもので、今回、地域の皆さまや商店会の皆さまからのご要望により実現した。
現在、中心市街地には、市外からの移住者も増えており、さらに、インバウンドを含めた多くの観光客の皆さまに訪れていただいている。「善光寺表参道」の名称を地元の皆さまや関係団体と一緒になって積極的に使用することで、多くの人に親しまれ、観光地として分かりやすい発信をしていく。 

最後に、ながのこども館「ながノビ!」の利用料金の改定についてである。
すでにプレスリリースをさせていただいているが、令和6年7月のオープンからこれまで、当初の予想を大きく上回る16万人を超える皆さまにご来館いただいている。引き続き、より多くの皆さまにご利用いただけるよう、9月10日から利用料金の改定を行うこととした。
長野市民の皆さまには、現在の市民割引料金と同額で、引き続きご利用いただくことができる。また、市外からお越しの皆さまには、現在の料金から、小学生、中学生以上、それぞれ100円を減額した料金とする。
今後も、皆さまに愛される施設となるよう、サービスの向上に努めていくので、大勢の皆さまのご来館をお待ちしている。
記者の皆さまには、情報発信をお願いする。

私からは、以上である。

案件説明資料

令和7年9月市議会定例会 予算以外の提出議案について

令和7年6月市議会定例会予算以外の提出議案について(PDF:163KB)
条例議案記者会見資料(PDF:246KB)

問い合わせ先

総務部総務課:026-224-5002

令和7年度9月補正予算(案)について

令和7年度9月補正予算(案)について(PDF:264KB)

問い合わせ先

財政課:026-224-5014

次期長野市総合計画策定に向け、デジタルプラットフォーム「Nagano Canvas ~つながる、広がる、みんなの声~」で意見を募集します!

デジタルプラットフォーム「Nagano Canvas ~つながる、広がる、みんなの声~」 での意見募集(PDF:646KB)
デジタルプラットフォーム「Nagano Canvas ~つながる、広がる、みんなの声~」(PDF:626KB)

問い合わせ先

企画課:026-224-5010

(仮称)長野市子どもの権利条例骨子案に対する市民意見等の募集(パブリックコメント)結果及び長野市子どもの権利条例(案)について

(仮称)長野市子どもの権利条例骨子案に対する市民意見等の募集(パブリックコメント)結果及び長野市子どもの権利条例(案)について(PDF:529KB)
パブコメ意見・市の考え方一覧(PDF:2,058KB)
【案文】長野市子どもの権利条例(PDF:277KB)

問い合わせ先

こども政策課:026-224-6796

地方独立行政法人長野市民病院の第4期中期目標(案)に対する市民意見等の募集(パブリックコメント)の実施について

地方独立行政法人長野市民病院の第4期中期目標(案)に対する市民意見等の募集(パブリックコメント)の実施について(PDF:1,114KB)
第4期中期目標(案)本文(PDF:327KB)

問い合わせ先

医療連携推進課:026-224-8499

長野農業振興地域整備計画(案)に対する市民意見等の募集(パブリックコメント)の実施について

長野農業振興地域整備計画(案)に対する市民意見等の募集(パブリックコメント)の実施について(PDF:2,128KB)
長野農業振興地域整備計画書(案)(PDF:17,264KB)

問い合わせ先

農業政策課:026-224-5037

第三期長野市中心市街地活性化基本計画(案)に対する市民意見等の募集(パブリックコメント)の実施について

第三期長野市中心市街地活性化基本計画(案)に対する市民意見等の募集(パブリックコメント)の実施について(PDF:1,933KB)
第三期長野市中心市街地活性化基本計画書(案)(PDF:4,283KB)

問い合わせ先

まちづくり課:026-224-8389

質疑内容要旨

(長野市長)
質疑をいただく前に、皆さまから関心を寄せていただいている長野市長選挙について、私から皆さまにお伝えさせていただきたいと思うので、少しお時間をいただく。
皆さまには日頃から定例記者会見にご出席をいただき、感謝申し上げる。特に最近は、多くの皆さまから、長野市長選挙のことについて質問をいただいてきた。
これまで、市長の責任として、予算を確実に執行する、その進捗状況をしっかり見ていくということに取り組んできた。
そのような中、ここ数日、市長選挙の報道も(新聞に)掲載されたところである。
(市長の)任期がもう間もなく切れる時期がくる中で、これまで、今後どうすべきか考えてきた。
結論として申し上げることは、引き続き、来たる4年間も、市長としての仕事を続けていきたいということで、再び市長選挙に立候補するという決意を持った。
これまでの4年間、選挙戦で掲げた51項目の公約に着手をすることができた。また、それぞれの事業を順調に進めさせていただいているのは、やはり市民の皆さまのご支援のおかげだと思っている。
こういった市民の皆さまのご支援をいただきながら、来たる4年間も、市民の皆さまのご期待に応えていきたい。そういう思いで、再び立候補をさせていただき、今後、準備を進めていきたいと思う。

Q1(記者)
今の市長選の関係で、数点お伺いしたい。
51項目の公約の話もあったが、4年前の市長選でアップデートを掲げて出馬されたと記憶している。改めて総括して、アップデートできたのか、また特にどういったことに重点を置いてどういったことに手応えがあるのか、また、もし(市長を続投)される場合はどういったことに重点を置くのかお伺いしたい。

A1(長野市長)
あの当時を振り返ると、歴代の市長が築いてこられたこの長野市、長野市政を継続させていきながら、やはりアップデート、バージョンアップさせるべきところはしていくという決意のもとで、この4年弱走り続けてきたと考えている。就任当初は、特に喫緊の課題、例えば新型コロナの対応や令和元年(東日本台風)の災害対応などに多くの時間をとらせていただき、対応してきたところである。
そのような中で私が取り組みたいと思ったこと、例えば子育て支援、こども総合支援センターの設置や、子どもの福祉医療制度の拡充・充実もできたと思っている。
また未来の人材育成というような観点や、オリンピック・パラリンピックのレガシーを未来につなぐ、子どもの体験・学び応援事業「みらいハッ!ケン」プロジェクトといった市独自の事業なども実施することができた。
特に任期後半については、定着・変革・挑戦、この3つの言葉をキーワードに、「長野市の強みを活(い)かした未来への投資」を掲げ、未来に向けたさまざまなまちづくりも進めてきたところである。細かいことには触れないが、この4年間で、着手したことで終わったもの、いよいよスタートを切れたというところで留まっているものもある中で、やはり私自身まだまだやりたいこと、やるべきことがあると考えており、さらに言えば、この市政をしっかり進めていくことが、市民の皆さまの期待に応えていくことだという点も含めて、来たる選挙に立候補をしたいと思っている。
選挙戦に向けた、いわゆるマニフェストについては、これからしっかり精査をして作っていく必要があり、ここでは多くは触れないが、例えば現下の課題としては、公共交通の課題、特に市民の移動の確保をどうしていくのかは、単に、赤字補塡(てん)をするということではなく、新たな公共交通、抜本的な改革にも着手をしていきたいと思っている。
また、令和9年には善光寺御開帳があるため、これを機に、市の観光振興をさらに強化をしていきたいという考えもある。いろんな市の独自事業をやっていくためには、多くの財源が必要になる。そのために、どう財政的な体力をつけていくのか。長野市自身で原資をしっかり確保していくためには、先ほどの観光振興あるいは産業振興、農林業振興といったところにも、より一層力を入れていかなければならないと思っている。
そういうものを子育て支援や高齢者福祉にしっかり充てることで、本市に暮らす全ての皆さまが、「長野市に暮らして本当に幸せだな」、「安心して暮らし続けることができるまちだな」と実感を持っていただけるように、引き続き全力で市政を担っていきたいという考えである。

Q2(記者)
(市長選で)政党や団体の推薦支援を求める考えは現時点であるか。

A2(長野市長)
まだ、(推薦支援を求める)考えに至ってない。現時点では特にそういったことは考えていない。

Q3(記者)
先日、東京で長野市産農産物のトップセールスを行い、また、農産物を使ったオリジナルのメニューの開発も行っていたが、改めて市長として、農産物の認知度向上や、首都圏・市外に売り込むことに関する狙いや見解などを伺いたい。

A3(長野市長)
先日、JR吉祥寺駅のアトレ吉祥寺1階の広場で、長野市産農産品などのトップセールスを行った。取材いただき感謝申し上げる。
これまで市長に就任してから、観光も含めてトップセールスには時間を作り取り組んできたつもりである。
今回は長野市のおいしい桃、川中島白桃のPRで、東京の吉祥寺や二子玉川に出店をさせていただいた。単においしい果物を直接販売するということだけでなく、例えばタイアップをした飲食店でそれを加工して料理にしてお試しいただくという、2つの販売方法で、重層的に事業を展開することができたと思っている。
市長に就任した当初は、銀座や日本橋で開催をしてきたが、長野市産農産品のPRにはつながった一方で、なかなか買い求めていただくところまでは行き着かなかったという実感を持っていた。銀座や日本橋は手ぶらで買い物をするお客様が多く、リンゴや桃、地ビールなども商品として置かせていただいているが、そうした重いものは、おいしそう、食べたい、飲みたいとはなっても、それを持って銀座や日本橋を歩くことに抵抗感があるかと(考えていた)。
そのようなことも踏まえ、お客様の暮らしに近いところで展開した方が良いのではないかということで、昨年はJR錦糸町駅で、今回はJR吉祥寺駅で開催した。やはり、駅で(電車を)降りた方々が帰りがけに見て寄っていただいて、家も近いから買って帰ろうということには繋がったと思っている。今後も、狙いを定めながら、長野市のおいしい農産品を紹介していきたいと思っている。

Q4(記者)
なぜ市長選2カ月前のこのタイミングで(出馬)表明するに至ったのかを伺いたい。

A4(長野市長 荻原健司)
タイミングはいつが良いかと見計らっていたところである。その中で、特にこの数日間にわたり市長選挙の記事やニュースを配信していただいた中で、10月26日に投開票期日も迫ってきた。
私の思いを伝えるには、報道機関の皆さまが一堂に会して取材いただけるこの機会(定例記者会見)がふさわしいという思いで、先ほど私の思いをご説明させていただいた。

Q5(記者)
再選された場合の2期目の公約として、市の財源確保のために経済振興に力を入れていくという話があったと思うが、具体的に何か強化していきたいことがあれば教えていただきたい。

A5(長野市長)
これから新たな政策も作っていきたいと思っているし、これからじっくり私なりに練ってマニフェストを作っていきたいと思っている。
一方、現在進行形の取り組みとすると、昨年10月に産業立地ビジョンを作った。このビジョンを作っただけで終わることはできないと思っている。それぞれの地域の皆さまの理解をいただきながら、市内事業者の皆さまの事業拡張といったニーズに応えるためにも、このビジョンを形にしていくことで、より一層強い市内経済を作っていきたいと思っている。
繰り返しになるが、令和9年には(善光寺)御開帳という、長野市全体にとっても大きなイベントが開催される。700万人近い方々が、この3カ月弱の間に長野市にお越しいただく。こういう機会を捉えて、特にインバウンドも今、大変元気な状況の中で、日本人の方だけではなく、世界の皆さまをしっかりと迎え入れる環境づくり、対策などにも取り組んでいきたいと思っている。
その中で、まちを元気にしていく、経済を元気にしていく、言い換えれば、市税の収入も確かなものとし、それを、例えば、子育て支援や高齢者福祉の取り組みなどにつなげていく。このサイクルをつくっていくのが、私の責任、重要な取り組みになると考えている。

Q6(記者)
今後、事務所の設立やマニフェストを発表していくと思うが、その発表時期の目安などを教えていただきたい。

A6(長野市長)
現在のところは未定であるが、前回は、およそ1カ月前には皆さまにマニフェストをお示ししていたのではないかと思う。選挙の態勢を整えていく上で事務所を構えていく必要もあるとは思っているが、まだ確定したものは特にない。

Q7(記者)
当初の表明時期は9月の市議会本会議の場でと伺っていたが、このタイミングになった理由を伺いたい。

A7(長野市長)
そもそも9月議会開会時にとは考えていなかった。私の中でそのタイミングがいつかを探った中で、今日がふさわしいのではないかということで、先ほどお伝えした。

Q8(記者)
今回の立候補について、前回も無所属だと思うが、無所属での立候補ということでよいか。

A8(長野市長)
前回同様にそういった形で立候補の準備を進めていきたい。

Q9(記者)
立候補について伺う。今日表明されたが、立候補を決めた時期はいつ頃か。理由も併せて伺う。

A9(長野市長)
これまで、市長は予算に基づいて事業を進め、その進捗管理をしていくことで、市民の皆さんの暮らしを守っていくのが使命だと思い、そのことを念頭に置いてやってきた。一方で、いよいよ私も任期が間近という中で、久しぶりにゆっくりと自分のこの先を考える時間がお盆にあった。その頃には、各地域の祭りなどに出席をさせていただき、それぞれの地域の良さ、祭りの良さ、若者たちが帰ってきて非常ににぎわいがある風景を見ながら、私も今後について考えた。その中で、地域の皆さんの文化、あるいは地域独特のまちの良さを守っていくのも、自分の責任だと感じた。
若い人たちが進学のために首都圏に出て行くことも多いが、そういう若い人たちに、このふるさと長野市に帰ってきてほしいし、このまちで頑張ろうと思ってもらうことにつながればと、(にぎわいのある風景を)ぼんやり眺めている中で、やはりそれができるのは、あるいはやるのは自分の責任だと感じ、お盆が明けてタイミングが来たら皆さんにお伝えしなければと今日を選んだ。

Q10(記者)
市長に就任してから、スポーツを軸としたまちづくりを強調していた。これまでの4年弱の任期期間中の、スポーツを軸にしたまちづくりに対する評価進捗と今後どのようにしていきたいかを伺う。

A10(長野市長)
スポーツを軸としたまちづくりは私の市政の大きな柱だと考えている。市内のスポーツ環境をアップデート、バージョンアップしていくことで、市民スポーツがより盛んになればいいと思っている。長野市には4つのプロスポーツチームもあるので、プロスポーツチームと連携をしながら、単に興行のスポーツだけではなく、プロスポーツチームの皆さんが地域に入り市民との触れ合いを大切にしていただいている。こうした力を活用させていただきながら、活力ある長野市をつくっていきたい。
また、令和10年には国民スポーツ大会、全国障害者スポーツ大会が開催される。現在、長野Uスタジアムの向かいに新たに(フットボール場を)3面造っている。今回の9月補正予算では、飯綱の駐車場を活用して、今後のサッカーの合宿・大会需要に備えていきたいと考えている。
長野市は、オリンピック・パラリンピックで利用された立派な施設があり、現在、長寿命化対策なども行っている。私の目から見ると、今までのオリンピック施設は、いわゆる体育館でちょっと古めかしいスポーツ施設だったが、これからは、いわゆるアリーナに変化を遂げるべく、さまざまな対策を行っている。単にスポーツイベントだけを開催する体育館ではなく、アリーナが全国各地に建設されている中で、長野市としても大きなポテンシャルを生かして、アリーナ造り、そしてそれをきっかけとしたスポーツを通じた経済振興、あるいは地域のにぎわいをつくっていきたい。

Q11(記者)
今触れた中で、今回予算付けしている飯綱高原のサッカーグラウンドについて伺いたい。
これで南長野運動公園のフットボール場と合わせて、サッカー場が増えてくる。その中でJリーグの合宿誘致とプロスポーツとも連携した取り組みも予定されていると思うが、市として、市長として、どのようにこのサッカー競技、サッカーと連携したまちづくりを想定しているのか。先日の、若里市民文化ホールで講演した際は、Jリーグの合宿の拠点地にしていきたいという趣旨のことも言っていたが、そのあたりのビジョンを伺いたい。

A11(長野市長)
Uスタジアム周辺には4面、現在飯綱高原にグラウンドが1面あり、さらに駐車場の跡地を利用し、新たに2面が追加されることから、一気にフットボール場が拡大していく。
飯綱町にもパルセイロが普段使っているグラウンドなどもあり、これから新たなフットボール場を建設するというような話題も聞いたことがある。長野市のみならず、例えば飯綱町や信濃町も含め、地域で連携しながら、夏のサッカー合宿需要に応えていく。グラウンド数が増えると多くのチームを呼ぶことができ、それは、練習試合などを望まれるチームの皆さまにも、十分対応できると思っている。
上田市の菅平高原には(グラウンドが)100数面あり、非常に大きなにぎわいがあった。
菅平はラグビーや陸上中心だが、こうしたものも参考とし、新たにできるフットボール場を中心に、全国的なサッカー需要に応えていくことで、スポーツを軸としたまちづくりにつなげていきたいと思っている。

Q12(記者)
選挙について、すでに立候補の意向表明をしている候補者もいるが、どんな論戦を期待しながら臨んでいきたいとお考えか。

A12(長野市長)
一候補者としてやるべきこと、あるいは現職として市長をしている者とすればこれまでを振り返り、次の4年間に何をするのかを明確にし、それを市民の皆さまが評価をすることになる。
先ほど、公共交通、高齢者福祉、産業など、いろいろお話をさせていただいたが、しっかりとマニフェストを練り、それを皆さまにお示ししたうえでご判断いただくことになるので、他の候補者を念頭に置くことなく、自分自身のこと、そして長野市の未来のことをしっかりと考え、選挙に向かっていきたい。

Q13(記者)
屋代・須坂線の運行について、事業者が見直しを表明したことについての市長の受け止めと、県や事業者への働きかけをする予定などがあるか伺う。

A13(長野市長)
屋代・須坂線の廃止、減便に対する対応については既にご承知かと思うが、令和6年8月に長野市・須坂市・千曲市との調整のもとに、長電バスにおいて時刻表見直しなどが実施され、減便からさらに廃止という状況である。
特に沿線には高校、中学校が複数あるため、実際のバス利用者の7割が通学利用となっている。通学利用されている生徒に影響がないような形で進めたいと思っている。
まずは県が、本年10月までに代替案を示す意向があると伺っている。市を跨ぐバス路線であり、主体的には県が検討しているが、本市も関わることで早期に代替案を示していきたいと考えている。

Q14(記者)
検討される関わり方は、具体的にはどのようなものを想定しているのか。

A14(長野市長)
長野県公共交通活性化協議会などの地域部会に構成員として参加をさせていただいている。
国土交通省や鉄道事業者、バス業者など、さまざまな事業者の方々もいると思うので、そうした部会に参加をさせていただきながら、本市としての意見を伝えたり、本市としてできる支援策などについてご相談させていただきたいと思っている。

Q15(記者)
この4年間、市民からどのようなことを期待されていたと思うか。

A15(長野市長)
この点を掘り下げて聞くことは十分できなかったと思うが、例えばお子さんをお持ちの保護者の方々からは、「子どもの福祉医療制度を拡充していただいた」、「これまで500円払っていた医療費も、全て市で負担をしていただけるようになって、とても感謝している」といったお話や、市の独自事業で行っている「みらいハッ!ケン」プロジェクトについても、非常に面白い取り組みで、家族、特に子どもが喜んでいるというお話もいただいてきた。
また、先ほどトップセールスの話もあったが、農業に従事されている方々から、「市長自ら、われわれが丹精込めてつくった産品を積極的にPRしていただいているのはありがたい」という声もいただいた。
先ほどのスポーツも同じく、対面して声をかけていただくのは、おおむね評価をいただいている方が中心だとは思うが、中にはそうではない方もいると思う。
これから、いよいよ本格的な選挙戦を迎えると多様な意見をいただくと思うので、その声を真摯(しんし)に受け止めながら、しっかりとマニフェストをお示しして、4年間で何をすべきかをお伝えしながら、選挙を迎えていきたいと思っている。

お問い合わせ先

企画政策部
広報広聴課広報担当

長野市大字鶴賀緑町1613番地 第一庁舎6階

ファックス番号:026-224-5102

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