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更新日:2025年11月19日
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目次
ユーチューブ長野市公式チャンネルで、市長あいさつと案件説明の録画版を配信しています。
会見当日は生中継も行っています。
はじめに、12月市議会定例会は、11月20日告示、27日に招集させていただく予定で準備を進めている。
提出する議案のうち、一般会計補正予算案においては、学校給食の食材費の物価上昇分について、すでに公費負担しているところであるが、令和8年1月から(学校給食用に納入されている)米の価格の大幅上昇が見込まれていることから、保護者に追加負担を求めることなく公費負担を追加するための経費を計上している。
また、生活介護や就労継続支援などの障害福祉サービスに係る障害者介護給付費等について、不足が見込まれることから必要な経費を計上している。
さらに、適正な工期を確保するための繰越明許費とともに、来年度以降の事業の早期執行や施工時期の平準化などを図るための債務負担行為の設定を行っている。
このほか、条例関係では、小田切地区ほか3地区に新たにAIオンデマンドバスを導入することおよび民間バス路線廃止に係る代替運行を行うことに伴う条例改正に係る議案などを提出する予定である。
提出する議案の詳細は、この後、それぞれ担当者からご説明する。
続いて、災害対応の基幹設備である「高機能消防指令情報システム」についてである。
12月2日から新システムに移行し、運用を開始する。
システムの更新により、24時間365日安定した稼働を維持するとともに、通報者のスマートフォンを活用し、映像を通して傷病者の状態や現場の状況を共有することができるようになる。
また、Google Maps(グーグルマップ)などのインターネット地図と連携して画像を確認することで、災害場所を特定することも可能となる。
これらの機能が追加されることで、迅速かつ的確な対応が可能となり、市民の皆さまの生命・財産を守り、大規模災害への対応力の向上に努めていく。
次に、今月9日、若穂地区で「第12回ながのとびっくランinわかほ」が開催された。
今年は、Final(ファイナル)大会ということで、最後の大会となった。当日、私も参加させていただき、参加選手の皆さん、子どもたちと一緒に走らせていただいた。
平成24年の初開催以来、令和元年東日本台風災害や新型コロナウイルス感染症などを乗り越えて、運営をされてきた若穂地区の皆さまに深く敬意を表する。また、実行委員会の皆さまと共に大会を支えてこられたボランティアやスポンサー、関係者の皆さまに心から感謝を申し上げる。
最後に、11月23日(日曜日)、「第119回長野えびす講煙火大会」が開催される。
歴史と伝統を誇るこの煙火大会は、市内外の皆さまも大変楽しみにされていることと感じている。私も、澄んだ夜空を彩る秋の花火を満喫したいと思う。
観覧される皆さまには、冷え込んできたので、寒さへの対策とともに、主催者が呼びかける安全対策やマナーを守っていただき、安全・安心な大会となるよう、ご協力をお願いする。
また、記者の皆さまには、情報発信をお願いする。
私からは、以上である。
長野市休日緊急医オンライン診療の試行について(PDF:719KB)
医療連携推進課:026-224-8499
令和7年度12月補正予算(案)について(PDF:322KB)
財政課:026-224-5014
議案記者会見資料(予算以外)(PDF:137KB)
条例議案記者会見資料(PDF:247KB)
総務部総務課:026-224-5002
長野市の若者に関する計画(案)に対する市民意見等の募集(パブリックコメント)の実施について(PDF:922KB)
長野市の若者に関する計画(案)(PDF:1,384KB)
こども政策課:026-224-6796
【概要版】第三期長野地域連携中枢都市圏ビジョン(PDF:1,053KB)
【本編】第三期長野地域スクラムビジョン(PDF:7,075KB)
【別冊】第三期長野地域連携中枢都市圏ビジョン(PDF:1,932KB)
企画課:026-224-5010
長野市耐震改修促進計画(案)市民意見募集について(PDF:307KB)
長野市耐震改修促進計画(案)に対する意見募集について(PDF:1,249KB)
長野市耐震改修促進計画(案)概要版(PDF:474KB)
長野市耐震改修促進計画(案)(PDF:1,508KB)
建築指導課:026-224-6753
Q1(記者)
昨今の日本と中国の関係で緊張が高まっている中、長野市と石家庄市とは友好都市の関係にあって非常に縁の深い都市だと思う。現時点で長野市の交流事業などで何か影響が出ているか、あるいは影響の懸念があるかどうか。また、現在の両国の関係をどう見ているか、市長の見解を伺いたい。
A1(長野市長)
長野市と石家庄市は友好都市としての関係がある。私も数年前に現地へ行き、中学生などの子どもたちとも交流させていただいた。
現在、石家庄市の子どもたちと本市の子どもたちが友好交流で行ったり来たりしている関係である。今回の日本政府と中国政府との関係で、石家庄市側から何か情報や連絡がきているということはない。また、本市と石家庄市との関係が悪化することはないと考えている。
昼のニュースで、日本の外務省側が中国を訪問して、外務省関係の幹部に日本側の説明をするとの放送があった。外交については国同士の関係性の中で、しっかりと対応していただきたいと思っている。
繰り返しになるが、この友好都市としての関係をさらに深めていくような足元の交流や活動を今後も続けていきたいと思っている。
Q2(記者)
今のところ長野市としては、高市首相の発言によって友好都市石家庄市との関係に関して特に影響は出ていないという理解でよいか。
A2(長野市長)
そのとおりである。
Q3(記者)
休日緊急医のオンライン診療に関して、医師の不足などさまざまな課題、背景があっての試験的な取り組みという説明があったが、改めて市長としての問題意識と、あくまで試験的な試みではあるが、今後この取り組みがどのようになっていけばよいと考えているのか。
A3(長野市長)
昨年の年末、連休が長かったことに加えて、インフルエンザも大流行した状況で、市内の医院や病院に診察を受けたい患者さんが長蛇の列をなした。来院者の車が院内に入りきらず路上駐車の列ができてしまい、市民の皆さまからお叱りの言葉もいただいた。
そのような背景があり、医師会、薬剤師会、医療機関の皆さんと一緒になり、昨年末のようなことがないような体制を取りたいという共通の思いで、今回の(オンライン診療の試行という)形になった。
加えて今、オンライン診療がさまざまなところから聞こえてきている。例えば伊那市はモバイルクリニック事業をやっている。
まずは、年末年始の混雑対策であるが、長野市の将来の方向性として、このようなオンライン診療やモバイル診療が実現できるかどうかということも含めた試行となる。(試行期間は)3カ月間ぐらいになるが、ここで得られる経験や学びを今後の市の政策にも反映していきたいという思いで、今回試行させていただく。
Q4(記者)
診療に関して、オンラインで何かしらやってきたことはこれまでになく、今回が試験的ではあるが、第一歩になるということでよいか。
A4(保健福祉部主幹兼医療連携推進課長補佐)
今までオンライン診療のような取り組みを行ってきたことはない。
Q5(記者)
先ほど学校給食の公費負担のお話しをされたが、改めて、市長の受け止めや思いを伺いたい。
A5(長野市長)
来年の令和8年1月から、(学校給食用に納入されている)米の価格が上昇することに合わせ、今回補正予算を計上し、(議会に)お諮りする。これまでも、できる限り保護者の皆さまに物価上昇に伴う負担増を軽減したいと思い、物価上昇に伴う(学校給食)食材費の高騰分については公費負担をしてきた。
今、国でも給食費の無償化に取り組む中で、平均月額の4,700円程度を基に(地方に対する支援額を)設定するとの報道があった。本市の給食費は(平均月額の)4,700円を上回っており、地方によって金額のばらつきがある。
学校の給食費無償化に国が責任を持って取り組むということであれば、全額を国で負担していただきたいと思っている。先週の11月13日に全国市長会から(国に対して)「地方負担が生じるような財政支援ではなく、国の責任において必要な額を全額国費で確実に確保する仕組みとされるよう、強く求める」といった要望を出している。こうした要望も踏まえ、国には制度設計をしていただきたいと考えている。
私の信念として、人の体は食べ物が重要だと思っており、引き続き地産地消や長野市産・長野県産の食材を提供して、良い学校給食を提供できる形をとれるよう努めたい。
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